ようやく今日から今年のタカラヅカニュースが始まりました。
といっても今日と明日は【タカラヅカニュースお正月スペシャル!2024】と題して1時間に拡大した番組が放送されます。
昨年まではPart1からPart4の4回にわたって趣向を凝らした内容でしたが、今年は1日目の今日がPart1、2日目の明日がPart2と2回分のみとなっています。
今年は仕方ないですね…
お正月スペシャルということで、『トップスタープロフィール帳』や組を超えたスター達の『ケンミン自慢スペシャル』、それと各組のスカイ・ナビゲーターズとスカイ・レポーターズのご挨拶のコーナーがありました。
そして今日のタカラヅカニュースでは1月3日の雪組東京公演の初日の様子が見られました。
雪組 東京宝塚劇場公演『ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル』『FROZEN HOLIDAY』初日
彩風咲奈の初日ご挨拶
まずは組長のにわさん(奏乃はると)のご挨拶で、1月1日に起こった能登半島地震の被災者の人たちへのお見舞いの言葉がありました。
そして
「皆様の心の活力の一端となるような舞台をお届けできますよう、出演者一同丹精をこめて務めてまいります」
という言葉もありました。
それから咲ちゃん(彩風咲奈)のご挨拶となりました。
例年だと最初は「あけましておめでとうございます」から始まるところ、咲ちゃんのご挨拶もやはり最初に地震の被災者へのお見舞いの言葉からでした。
舞台上の他のメンバーに笑顔がなかったのが印象に残りました。
咲ちゃんは
「このような状況の中でもたくさんの皆様のお力添えのおかげでこうして舞台に立たせていただけますこと、身の引き締まる思いと同時に感謝の気持ちでいっぱいです」
と地震のことに思いを寄せたご挨拶をしました。
1月3日からたくさんのお客さんに来てもらえたことが幸せだと言った後、
「今私たちにできることはとても小さな力かもしれませんが、私たちの紡ぐ物語が、思いが、パワーがこの劇場をいっぱいに、さらにこの劇場を飛び越えて遠くにいる大切な方々に届くよう命の限り演じ続け、歌い続け、踊り続け」
「そしてそれが誰かの希望や勇気や温かさにつながるよう願って、一回一回の舞台を大切に務めてまいりたい」
ととても素敵な言葉で最初のご挨拶を締めました。
「初日の出を見たような」
3回目のカーテンコールで
「皆様の笑顔がまぶしくて温かくて」
と話し始めた咲ちゃん。
「私は今年初日の出を見られなかったんですけれど、初日の出を見たような気分になっております」
なんて言うので客席から大きな笑いが起こっていました。
それくらい客席の皆さんが温かくて幸せだったそうです。
「新年からいただいたパワーで、2月11日の千秋楽まで元気に駆け抜けてまいりたいと思います」
とキラキラの笑顔で言っていました。
最後のカーテンコールでは
「クリスマスもお正月も皆様と一緒に過ごせませんでしたが」
と言ったところで爆笑が起こりました(笑)
「このショーを観れば何度でもクリスマスもお正月も皆様と一緒に過ごせます。こんな幸せなことがありますでしょうか!」
って。
「本当にこの幸せな思いが皆様と、そして劇場の外にいらっしゃる大切な方々にも届きますよう心を込めて務めてまいります」
と劇場に来られないファンへもメッセージを送ってくれたのが嬉しいです。
地震の被害で劇場に来られなくなってしまった人もいるかもしれませんし、公演が中止になってしまって観劇できなくなった方もいらっしゃるでしょう。
おそらくそれらの人たちのことも思っての言葉だったんだろうなと思います。
宝塚大劇場の千秋楽をライブ配信で観ましたが、お芝居・ショーともにとても明るいお正月にふさわしい作品です。
千秋楽まで無事に完走して、たくさんの人たちに「希望や勇気や温かさ」が届くように願っています。
読んで頂き、ありがとうございました。
ブログランキングに参加しています。クリックして頂けるとうれしいです。
クリック先はブログランキングなので、他の宝塚歌劇のブログをご覧になれます。