天城れいんの今回も一生懸命な新人公演ご挨拶(『鴛鴦歌合戦』東京宝塚劇場新人公演)

今日はびっくりなニュースが飛び込んできました。
元雪組トップ娘役の真彩希帆さんが、宝塚歌劇団の演出家生田大和先生とのご結婚をインスタで発表したんです。
出演していた舞台『ファントム』の千秋楽の日に入籍されたそうで、二人のウェディングフォトや動画で幸せのおすそ分けをいただいた気分になりました。
本当におめでとうございます。

さて、今日のタカラヅカニュースでは9月14日に行われた花組『鴛鴦歌合戦』東京宝塚劇場新人公演の模様が放送されました。
コロナ禍になって以来花組の新人公演は宝塚、東京の両方ともが行われたことはなかったんですが、今回ようやく無事に両方とも行われて、こちらも本当におめでたいです。

花組 東京宝塚劇場『鴛鴦歌合戦』新人公演

今回主演の浅井礼三郎役を演じたのは104期の天城れいんくんです。
本公演でも希波らいとくんが演じるはずだった三吉役を代役で演じていますが、実に堂々と演じていて頼もしいです。

新人公演の礼三郎も宝塚大劇場の時から色気たっぷりに凛々しく演じていましたが、東京では宝塚よりリラックスしてできている感じが伝わってきました。
歌の部分も宝塚より緊張がほどけているように見えましたし、客席降りも実に堂々としてかっこよかったです。

ヒロインのお春を演じた朝葉ことのちゃんも素晴らしかったです。
別箱ヒロインを任された『殉情』の春琴や、この前の『二人だけの戦場』のエルサ役で見せた芝居巧者ぶりが目を引きました。

そして、ひとこちゃん(永久輝せあ)が本役の峰沢丹波守を演じた美空真瑠くんがチャーミングなお殿様をいきいきと演じていました。
まるくん(美空真瑠)は以前に花道から視線を飛ばされてから気になる存在なので、つい注目してしまいます(笑)
本公演での空丸役ではほのかちゃん(聖乃あすか)の秀千代にくっついて回って実に可愛いんです。

あとはその秀千代を演じた鏡星珠くんが芸達者ぶりを発揮していましたし、麗姫(本役 春妃うらら)を演じた星空美咲ちゃんは新人公演離れしていてさすがだな〜って感心しました。

立ち回りなどもとてもレベルの高い新人公演でした。

天城れいんの一生懸命なご挨拶

今回も新人公演長の朝葉ことのちゃんのご挨拶がしっかりしていて素晴らしかったです。
そして主演の天城れいんくんのご挨拶。

宝塚の新人公演で得た課題に向き合いながら新たな目標に向かっていたこの期間、楽しさや喜びや焦りや不安などの様々な思いを感じていたけれど、とっても幸せで充実した日々だったと話しました。

「お稽古した作品をお客様にお届けできるという幸せをより強く感じる今だからこそ、新人公演メンバーみんなの強い思いが募り、共に手を取り合い高め合いながら今日という日を迎えられたように感じております」

と目をうるませながら、でもしっかりと話すれいんくん。
その後、スタッフや先生方、上級生、お客様への感謝の気持ちを述べましたが、上級生への思いを話す時に上級生たちが座っている方を見つめながら一生懸命話す姿が印象的でした。
それから

「新人公演での学びのすべてをしっかりと胸に刻み込み、舞台人としてさらに前進していけますよう、明日からの本公演も心を込めて舞台に真摯に向き合ってまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます」

とご挨拶を締めました。

次に幕が上がった時には、宝塚と東京の新人公演を無事に終えることができて安堵の気持ちと感慨深い思い、幸せとありがたみを強く噛み締めていると話しました。
そして少しほっとした感じになって

「本日をもって『鴛鴦歌合戦』の新人公演は幕を下ろしますが、今日という日をゴールにせず、学ばせていただいたことを糧に、たくさんまいていただいた種をしっかりと成長させていきますよう、明日からも全身全霊で務めてまいります」

となんとも素敵な言葉でご挨拶を締めました。

れいんくん、本当にしっかりとしていて頼もしいですし、頭の良さも感じます。
これからの活躍がますます楽しみになりました。

  

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