愛月ひかるの今を作っている男役としてのこだわりは…(That’s Dandyism)

2月25日から星組の『ロミオとジュリエット』がB日程になっています。
新たな役替りのキャストもとても評判が良いようです。

さて、そのB日程で“死”の役を演じている愛月ひかるがThat’s Dandyismのコーナーに登場です。

That’s Dandyism 星組 愛月ひかる

今回は愛ちゃん(愛月ひかる)が男役としてのCOSTUME・ITEM・VOICE・DANCE・ACTIONについてのこだわりを語ってくれました。

原作の漫画に忠実に(COSTUMEのこだわり)

宙組『天は赤い河のほとり』黒太子マッティワザ役でのこだわり。

原作の漫画が大好きだったので、漫画に忠実になるようにビジュアルにはかなりこだわったそう。

カツラはなんと160cmのものを作ってもらって、アクセサリーも漫画の絵を見ながらそれに似た材料を買ってきて自分で手作りしたりしたそうです。

男役さんでもそうやって手作りしたりするんだ〜とびっくりしましたが、それだけ原作に思い入れが深いんですね〜

映像を見るとかなり凝ったデザインのアクセサリーだったので、愛ちゃんって手先が器用なんだな〜とそれにも感心しました。

“死”のビジュアル(ITEMのこだわり)

これはホヤホヤの映像を見せてくれました!
現在上演中の『ロミオとジュリエット』B日程の“死”の役でのこだわり。

お衣装の広がった裾がブルーグリーンの変わった色なので、カツラの色もその色にしたいと相談して作っていただいたとか。

そして、初めてしたというネイルも他の指は黒で、薬指だけお衣装の色と同じ様なこれも調合して作ってもらった色にしてもらったとか。

ネイルが画面でアップになりましたが、とても凝ったデザインで、確かに薬指の色は他で見たことがないような色で素敵でした。

A日程のティボルトに戻ったらまたオフしないといけないでしょうが、それだけにこの“死”という役にも思い入れがあるのでしょうね〜

愛月ひかるだと分からないくらいの声(VOICEのこだわり)

宙組大劇場公演『神々の土地』ラスプーチン役で、演出の上田久美子先生から「愛ちゃんだと分からないくらいの70歳くらいを意識した声でやってみて」と言われて、試行錯誤した役だそうです。

あのラスプーチンという役はビジュアルでも最初愛ちゃんだと分からない感じでしたが、声も相当年寄りの感じが出ていて作り込まれていました。

当時は確か路線男役がこんな役をするなんてと言われてたと思いますが、愛ちゃんにとってとても勉強になる役だったようですね〜

あの経験が今に生きていると、上田先生には感謝していると話していました。

抜擢に震えた薔薇のタンゴ(DANCEのこだわり)

2014年の宙組公演『ベルサイユのばら-オスカル編-』のフィナーレの“薔薇のタンゴ”の場面に、主演の凰稀かなめさん以外は同期の蒼羽りくとあとは自分より下級生たちが選ばれたそう。

まさかあの有名なダンスを下級生だけで踊らせてもらえるなんてと震えたそうです。

その時指導していただいた榛名由梨さんに一から教えていただいたのが良い経験になったと言ってましたが、当時研8だったのを考えるとそれは震えただろうな〜と思いました(笑)

峰さを理さんにご指導いただいた思い出の所作(ACTIONのこだわり)

これも宙組公演の『白鷺の城』安倍保名という役で松本悠里さんと踊った場面。

どうしても所作が女らしくなってしまうと悩んでいたら、寿つかさ組長から峰さを理さんに教えを乞うことをアドバイスされ、勇気を出して峰さんに訊いた思い出があるそうです。

今年の1月30日に惜しくも亡くなってしまわれた峰さを理さん。

追悼の意味を込めてスカイステージで峰さんが出演された番組が再放送されていて、インタビュー番組を見たのですが、最近のタカラジェンヌに対して愛のある、それでいてかなり厳しいお話もされていたのが印象的でした。
そのお話を聞いて、宝塚への並々ならぬ愛情を感じましたが、そうやって個人的にご指導いただいたという経験は愛ちゃんにとって財産になったのでしょう。

ティボルトも“死”も評判が良いようです

今回の『ロミオとジュリエット』を観劇した方の感想では当初、愛ちゃんファンの方もそうでない方もティボルトを褒めていらっしゃいました。

それがB日程になってみると今度は愛ちゃんの“死”が素晴らしいという声が目に付きます。

このコーナーでちらっとですが映像を見せてくれたので、少しどんな感じなのか知ることができましたが、こだわったというビジュアルも素敵ですし、踊っている時の表情がゾクッとするほど冷たくて色っぽくて、これは評判になるだけのことはあるな〜と思いました。

7日のライブ配信はB日程なので、その愛ちゃんの“死”が見られると思うとかなり楽しみです。

 

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「あやねみらんです。愛称は『まりな』と『あやね』です」

サインは音符が“綾音”の“音”を、お花が“美蘭”の“蘭”を表しているそう。
今特に頑張っていることはダンスだそうです。

「男役さんにそっと寄り添える品のある娘役を目指してこれからも頑張ってまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします!」と清楚に話してくれました。

 

昨日の碧音斗和くんの時に気が付きましたが、この期の星組の子たちはお揃いのTシャツを作ったようですね。
白Tシャツの左胸に“104”と“STAR TROUPE”と書いてあります。
以前からこういうのを目にする度に思っていましたが、組の同期の結束を感じられていいですね〜

  

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