花組は今別箱公演のお稽古中で、タカラヅカニュースでは昨日の『TOP HAT』に続いて今日は永久輝せあ主演の『冬霞の巴里』の稽古場レポートが放送されました。
公式サイトの公演解説で簡単なあらすじは書いてあるもののいまいちどんな作品なのか分からなかったこの作品…
この稽古場レポートで少し見えてきました。
花組 シアター・ドラマシティ公演 『冬霞の巴里』 稽古場レポート
永久輝せあ主演『冬霞の巴里』の稽古場レポート、花組スカイ・ナビゲーターズの峰果とわをMCに、高峰潤と愛蘭みこが出演しました。
この作品の簡単なあらすじとしては、ひとこちゃん(永久輝せあ)演じるオクターヴとその姉アンブル(星空美咲)が資産家の父親を母親と父親の弟である叔父に殺され、その復讐をするという話です。
パリの華やかな部分と、少し薄汚れた部分の両方を楽しめる作品となっているということです。
高峰潤:座長 ルネ・フィリドール
高峰潤くんは99期生。
私は失礼ながらこれまであまり知らなかったんですが、登場シーンでいきなり歌いながら出てくるところが見どころだととわくん(峰果とわ)に言われていたので、歌に定評がある男役さんなんでしょうね〜
ちぃくん(高峰潤)演じるルネ・フィリドールは座長というくらいなので芝居小屋か何かの座長なのかな…?
オクターヴ(永久輝せあ)とアンブル(星空美咲)の姉弟が移り住むパリの怪しげな下宿の住人たちと関わりがあるそうで、それでいてオクターヴたちが元いた上流階級の人たちとも関わりがあるんだとか。
2つの階層をつなぐ重要な役どころのようです。
愛蘭みこ:エルミーヌ・グランジュ
愛蘭みこちゃんは104期生です。
たけちゃん(愛蘭みこ)は『元禄バロックロック』の新人公演で音くり寿ちゃんのツナヨシ役を演ってたんですね〜
とっても可憐で可愛らしい娘役さんです。
この公演ではオクターブの異父弟ミッシェル(希波らいと)の許嫁のエルミーヌ役ということで、かなり重要な役どころですね。
らいとくん(希波らいと)との並びがとても見目麗しいだろうなと楽しみです。
ミッシェルとエルミーヌもオクターブたちの復讐の対象となるようですが、ミッシェルとエルミーヌの二人は全く何も知らずピュアそのものなんだとか。
この二人のカップルはオクターブたちとは対照的で、過去ではなく未来への希望とかちょっとした幸せを大切にしたいと思うタイプだそうで、作・演出の指田珠子先生からそのコントラストが面白いと言われているそうです。
このミッシェルとエルミーヌのカップルにも要注目ですね。
指田珠子先生の2作目のこの公演が楽しみです。
その他にも個性的な登場人物がたくさんだそうです。
専科の一樹千尋さん演じるジャコブ爺や、美風舞良さん演じる下宿の女将など明るい人たちもいれば、ほのかちゃん(聖乃あすか)演じるヴァランタンは影があって謎が多かったりとか一癖も二癖もある登場人物にも見どころがありそうです。
中でも配役が発表された時に衝撃が走ったw、オクターブの母親クロエ役のゆりちゃん(紫門ゆりや)。
今回初の女役だそうですが、はじめてとは思えないほどお美しいらしくて、夫となったギョーム役の飛龍つかさくんともお似合いなんだとか。
そのつかさくん(飛龍つかさ)も復讐の対象となるこれまでにない悪い役ですが、上級生のゆりちゃんへの包容力もすごくて素晴らしいそうです。
この夫婦の二人もすごく楽しみですね。
この作品は2019年に星組瀬央ゆりあ主演の『龍の宮物語』で鮮烈なデビューを飾った指田珠子先生の2作目です。
『龍の宮物語』は本当に美しくて切ない、何度でも観たくなる素敵な作品でした。
その指田先生の作品なので、楽しみでしかないです。
この稽古場レポートでも指田先生の書かれる歌詞が素晴らしいと話していました。
キャラクターによって表現の仕方がまっすぐだったり、すごく比喩的だったりと言葉のチョイスがおしゃれで素敵なんだそう。
そこにも注目してほしいと話していました。
最後に意気込みとしてちぃくん(高峰潤)が言っていた
「観てくださっている方々が役を通して『そうだよね、こういうこともあるよね』とか『こうやって生きるのも素敵だな』とか、自分の置かれている環境と照らし合わせて、物語に入り込んで観ていただけるように演じたい」
という言葉が印象的でした。
とても楽しみです。
今のところこの公演のライブ配信は発表されていないのですが、ひとこちゃん(永久輝せあ)の初東上公演なのできっとライブ配信もあるんじゃないかと期待しています。
ぜひ観たいな〜
読んで頂き、ありがとうございました。
ブログランキングに参加しています。クリックして頂けるとうれしいです。
クリック先はブログランキングなので、他の宝塚歌劇のブログをご覧になれます。