今日から今年のタカラヅカニュースが始まりました。
といっても今日と明日は【タカラヅカニュースお正月スペシャル!2023】と題して1時間に拡大した番組をPart1からPart4に分けて放送されます。
お正月スペシャルにふさわしく、各組トップ男役を迎えての『もっと!もっと!男役道』『兎に角、笑う門には福来る! 』や、各組スカイ・ナビゲーターズとスカイ・レポーターズによる『Challenge 23』といった特別なコーナーがあり、盛りだくさんな内容でした。
そして、今日放送されたPart1では元日に宝塚大劇場で3年ぶりに行われた月組のトップコンビによる新春鏡開きの様子と、同じく宝塚大劇場で行われた花組公演の初日の様子が流れました。
花組 宝塚大劇場公演『うたかたの恋』 『ENCHANTEMENT -華麗なる香水-』初日
柚香光の初日ご挨拶
『うたかたの恋』は30年ぶりに大劇場で上演
初日のれいちゃん(柚香光)のご挨拶は、まずは
「皆様、あけましておめでとうございます」
から始まりました。
そして、
「元日から皆様にお目にかかれることができて嬉しくてたまらない花組の柚香光でございます」
と自己紹介から嬉しさがあふれ出てしまってます(笑)
その後、最初に組長のあおいさん(美風舞良)からも説明がありましたが、れいちゃんからも『うたかたの恋』が大劇場で上演されるのは30年ぶりだという話が出ました。
そしてなんと今のオーケストラの中に30年前にもいた方がいらっしゃるということで
「もうわたくしは心から感動いたしております」
って。
「30年の時を超えて当時の音楽が劇場に満ちて、伝統として受け継がれている楽曲を皆様にお聞きいただけることが本当に光栄でございます」
となんとも素敵な言葉で表現したれいちゃん。
それから
「お芝居、ショーともにお正月らしくお衣装も舞台装置もとてもゴージャスな舞台となっておりますので、あ~、いい一年を迎えられそうだなと思っていただけたら嬉しく思います」
「千秋楽の日まで一人一人一日一日を大切に務めてまいりますので、どうぞ応援のほどよろしくお願いいたします。本日は本当にありがとうございました」
と最初のご挨拶を締めました。
この公演から一列目からお客様が!
次のカーテンコールで、この公演から一列目にお客様が座っていらっしゃるという話になり、それが本当に嬉しそうなれいちゃんです。
「一列目にお客様がいらしてくださる、それが本当にしみてしみて…」
と他の組子たちにも同意を求める感じで話していました。
画面で見ていても舞台のすぐ下にお客さんの頭が見えているのがなんとも新鮮でした。
思えばコロナ禍になって宝塚の舞台が中断し、再開して以来一列目と花道の近くの席にはお客さんがいませんでした。
ショーの映像で、れいちゃんが銀橋から一列目のお客さんに向かって口元を拭う色っぽい仕草をしてアピールしてました。
今まではそういうシーンでも2列目以降のお客さんに対してだったので、前より目線が近くなっていたのを見てやっぱりいいな~って思って見ました。
あんな風にすぐ目の前でアピールされたお客さん、めちゃくちゃ嬉しかったでしょうね~
あ、もしかしたら直視できなくて目をそらしちゃったかもしれませんが(笑)
「本当に長い戦いではございますが、こうして一歩ずつ前進していけることが本当にありがたいことだなと思っております」
とれいちゃんも話していましたが、本当にこうやって少しずつでもコロナ禍以前の状態に戻っていけたらいいですね。
ルドルフとマリーの命日と初夢の話題
次のカーテンコールでは、この宝塚大劇場公演の千秋楽の日が『うたかたの恋』のルドルフとマリーの命日だと教えてくれました。
ほ~、それはなんとも運命的な巡り合わせですね。
「天国の柴田(侑宏)先生、ルドルフさんとマリーさんに𠮟られないようにしっかりと務めてまいります」
とれいちゃんは気持ちを引き締めていました。
そして、その次には
「2023年が始まりましたね!」
と元気よく言ったかと思ったら
「一つ皆様にこの場をお借りしてお聞きしたいんですけれども」
と言い出したれいちゃん。
「富士山と鷹と茄子、初夢でご覧になった方っていらっしゃいますか?」
なんて客席に尋ねました(笑)
れいちゃんはいい一年にしたいので、その日は寝る前に富士山の絵を見ながらベッドに入ろうと思っているそうです。
で、花組のみんなに訊いても誰も見たことがないという返事だったそうで、それで客席にも訊いてみようと思ったみたいです。
そしたらどうやら誰も手を挙げなかったと見えて「ほら~!」って(笑)
そう言ったものの、いい夢は人には言ってはいけなくて悪い夢は人に話すべきと言われるので、きっと皆さんは胸にしまっていらっしゃるんだと納得するれいちゃんでした。
最後は
「いい初夢を見られるようにいい夜をお過ごしください。そして皆様にとって素晴らしい一年になりますように!皆様のご健康とご多幸を心からお祈りしております。本日は本当にありがとうございました」
とご挨拶を締めました。
ルドルフとマリーの命日に話にしても、初夢の話にしても、サラッとそういう話題をカーテンコールのご挨拶で出してくるれいちゃんが本当にすごいなって思います。
公演に関する豆知識的な話題と元旦という日に即した話題とで、聞いている人たちを飽きさせることなく楽しい気持ちにさせるトーク力がさすがです。
本当に頭がいいんだなっていつも感心させられます。
そういえば、2日にぴあの貸切公演があったそうで、その回のショーのフィナーレでれいちゃんがマイクをつけ忘れて出てしまうというハプニングがあったそうです。
その際、臨機応変に対処したのがまた素晴らしかったのと、カーテンコールでそれをサラッと謝ったのもさすがれいちゃんという感じだったそうです。
そういうハプニングでも頭の回転の速さが感じられますよね~
1月2日に同じく初日を迎えた星組東京宝塚劇場公演がコロナの感染者が確認されて今日から中止になってしまいました。
本当に残念です。
今のところ5日の公演までが中止で、あとの予定はまだわかりませんが、一日も早く再開できるよう願うばかりです。
花組公演の方は無事に千秋楽まで完走できますよう祈っています。
読んで頂き、ありがとうございました。
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