昨日3月24日に花組宝塚大劇場公演が千秋楽を迎えました。
花組トップコンビをはじめとした6名の花組生が宝塚大劇場を卒業しました。
私は残念ながらライブ配信を観られなかったので、今日のタカラヅカニュースを楽しみにしていました。
そのタカラヅカニュースは3月から30分と短くなってしまったので、1回では放送しきれず今日の明日の2回に渡っての放送となりました(泣)
全体の放送時間は長くなるんじゃないかと期待していますが。
今日の楽屋入り前の様子もけっこう長めに見せてくれましたし、公演のダイジェスト映像もいつもよりかえって長ったように感じました。
花組 宝塚大劇場公演『アルカンシェル』千秋楽
コロナ禍前には退団するトップスターの劇場入りの様子を、ファンの人たちや組子たちとの交流の様子も含めて見せてくれていたものです。
それがコロナ禍の間はほぼそういうのが無くなってしまってました。
今回のれいちゃん(柚香光)の楽屋入りは、劇場に入るところはもちろん流れませんでしたが、劇場のロビーでの花組生や専科のお二人との楽しい交流の様子を見せてくれました。
れいちゃんが『アルカンシェル』の劇中のシーンを再現してロビーのピアノを弾いて、それに合わせて全員で歌いました。
歌い終わってからこれもまた劇中と同じ様にフリードリッヒ役のひとこちゃん(永久輝せあ)が「素晴らしかったよ!」と言ってれいちゃんに花束を渡すという演出も。
その花束には出演者達の千社札のスティックが挿してあって、そんな素敵な花束をもらったれいちゃんがとっても嬉しそうで…
皆んなから「いってらっしゃ~い」と言われて笑顔で手を振るれいちゃん。
見ていて心が温まる光景でした。
ダイジェスト映像を見て
本編
『アルカンシェル』本編のダイジェスト映像は、まんべんなく見たかった場面が散りばめてあったのが嬉しかったです。
毎日のように観劇されたファンの皆さんがその回のアドリブをレポートしてくださっていましたが、そのアドリブのシーンが入っていました。
まどかちゃん(星風まどか)演じるカトリーヌがれいちゃん演じるマルセルの手を握って「アチッ」と言うんですが、その言い方が毎回違うのがファンの皆さんのツボらしくて(笑)
でもどんな風な場面なのかよくわからなかったんですが、今日の映像を見てやっとわかりました。
なるほど~、こんな風に「アチッ」と言うんですね~
マルセルがカトリーヌにコーヒーを渡す場面でも毎回違うアドリブが入るそうで、今回も大きな笑いが起こっていました。
ところどころで入るレビューシーンやフィナーレでは、れいちゃんの男役集大成のカッコいいダンスも見られました。
次期トップのひとこちゃんへバトンを渡すような振りや、劇場を慈しむように床をなでる仕草には胸が熱くなりました。
実際に劇場で生で観劇する日が待ち遠しいです。
サヨナラショー
サヨナラショーはまずは『はいからさんが通る』の少尉のれいちゃんが登場したのに大感動。
その後は『The Fascination!』『Cool Beast!!』『ENCHANTEMENT』とショー作品の主題歌があって、『元禄バロックロック』のれいまどのデュエット、『二人だけの戦場』のれいひとのデュエットも。
残念ながら『TOP HAT』の「CHEEK TO CHEEK」とまどかちゃんの『アナスタシア』はカットされていました。
あとは『はいからさんが通る』のフィナーレの男役群舞、『Fashionable Empire』かられいちゃんのソロへ続き、最後は『Fashionable Empire』を全員で大盛りあがりで歌って終わるという緩急のある素晴らしいセットリストでした。
柚香光の退団ご挨拶
お花渡しは専科の水美舞斗が!
この公演はれいちゃんの同期のまゆぽん(輝月ゆうま)が専科から出演していますので、同期からのお花はまゆぽんからかな〜と思ったんですが、なんと!長く花組で苦楽を共にしてきたマイティー(水美舞斗)でした!
れいちゃんが大階段を黒燕尾姿で降りてきて、組長のあおいさん(美風舞良)から
「同期生からのお花は専科の水美舞斗さんです」
という言葉があった時、客席から歓声と大きな拍手が!
これは本当に嬉しいですよね〜
花組カラーのピンクのスーツを身にまとって真っ白なお花を持って表れたマイティーのカッコいいこと♡
マイティーからお花を受け取ってから、れいちゃんの方からマイティーの肩に手を回してしっかりと抱き合っていました。
それから感極まったのかマイティーがれいちゃんをギュッと抱きしめたので、その時にうっかりれいちゃんの口紅がマイティーの肩に付いてしまって。
「あ、付いちゃったよ〜」という感じでマイティーの肩を拭うれいちゃんに「いいよいいよ」という感じで笑いかけるマイティー。
なんてほっこりした微笑ましい時間!
その後袖に帰って行くマイティーをじっと笑顔で見つめていたれいちゃんでした。
この一部始終をノーカットで見せてくださったタカラヅカニュースのスタッフさん、ありがとうございます!
ご挨拶の言葉
れいちゃんの退団ご挨拶、まずは
「ただひたすらに走ってきました。青春のすべてを捧げた道のりでした」
という言葉から。
「入団から15年夢中で走り続け、上り坂や下り坂、ぬかるみのような道に出会って進めない日もありましたが、その道中にはたくさんの絶景が待っていました」
「節目節目で心に残る景色があり、道の先には報われる景色が待っていました。私にとって大好きな景色です」
と舞台から見る客席のお客さんへの感謝の気持ちを素敵な言葉で語ったれいちゃん。
「たどり着く場所がこんなにも幸せな景色ならば、何の悔いも残りません。私はこの絶景を一生忘れません」
って。
その後は諸先生方やスタッフの皆さん、専科の皆さんや95期の仲間、そして花組の仲間たち、支えてくれた家族を挙げて、
「この宝塚大劇場の絶景とも今日でお別れです。花組男役柚香光を愛してくださったすべての皆様へ15年間の感謝を込めて御礼申し上げます。心より、心よりありがとうございました」
と力強く言って退団ご挨拶を終わりました。
今日はその後の「TAKARAZUKA FOREVER」までで、カーテンコールとれいちゃんの退団記者会見の模様は明日のタカラヅカニュースで放送されるということです。
楽しみにしています。
読んで頂き、ありがとうございました。
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