柚香光のカーテンコールと緞帳前のご挨拶(花組宝塚大劇場公演『アルカンシェル』千秋楽)

3月24日の花組宝塚大劇場公演の千秋楽の模様は、昨日と今日の2回に分けてタカラヅカニュースで放送されました。
以前なら記者会見のみ次の日に放送で、千秋楽のステージの様子は1回にまとめて放送されていました。

タカラヅカニュース自体が30分に短縮されたせいで2回に分けざるを得なくなったんだと思いますが、でもこのおかげで全体の放送時間が前より長くなった印象です。

なんとこれまでカットされていた緞帳前のご挨拶の様子も見せてくれました。
これが本当に嬉しいです。

花組 宝塚大劇場公演『アルカンシェル』千秋楽(続き)

笑いに包まれた退団者からの一言コーナー

昨日のタカラヅカニュースでは退団者たちが銀橋を渡りながら「TAKARAZUKA FOREVER」を歌うところまで放送されました。
今日はその続きの退団者からの一言コーナーから。

れいちゃん(柚香光)をはじめ退団者の6名が舞台上でもう一言ずつ語っていきました。

帆純まひろ

美里玲菜ちゃん、愛蘭みこちゃんときて、ホッティー(帆純まひろ)の番になって
「なんか叫びたいんですけど、なんて叫んでいいかわからない」
なんて言うホッティーにれいちゃんが「前へ行って叫んで」って。
結局ホッティーは「花組!最高〜!!」と大声で叫びましたが、この辺りから笑いに包まれてきてまして。

舞月なぎさ

ふじもん(舞月なぎさ)も客席に向かって「皆様愛してます!」と大声で叫んだところで、なぜかれいちゃんは花組の皆んなを呼ぼうとしました。

まだまどかちゃん(星風まどか)の一言がまだなのにね。
うっかりなのかわざとなのか…(笑)

星風まどか

周りから指摘されて「あっ」と気が付いた様子のれいちゃん
「それでは、愛する星風まどかさん、お願いします」
とまどかちゃんに振ったら
「サヨナラショーで、大尊敬する柚香さんと銀橋をバク転で通行する姿をお客様にお見せできなかったことが唯一の心残りでございます
なんて言い出したまどかちゃん!

他の退団者たちにも客席にも???の空気が漂って(笑)

「どうするの?この後」

とれいちゃん(笑)
その後には「柚香さんや他の皆さんと一緒に卒業できるのが幸せだ」と割りと普通のことを言ってまとめたまどかちゃんでした。

柚香光のカーテンコールのご挨拶

次のカーテンコールで一人で舞台に立ったれいちゃん

「この公演が始まってすぐの大晦日に星風と散歩をしていましたら」

と話し始めました。

その散歩をしていた時に空に半円のそれもダブルの虹がかかっているのが見えたんだそうです。
天候の神様から応援してもらっている気がしてすごく嬉しかったそうです。
なんせ公演が『アルカンシェル』ですからね〜

それから今度はこの公演の初日にも宝塚大劇場に大きな虹がかかってまたまた嬉しかったそうで。
こうなったら千秋楽もと思ったようで、数日前から天気予報を見ていたんだとか。

降水確率100%だったのが、3日前くらいから70%になって、これは虹をかけるための恵みの雨なのではと思っていると話していました。
結局虹はどうだったんでしょう?

トップお披露目の『はいからさんが通る』では「2人であの虹を渡ろう」と歌い、卒業公演の『アルカンシェル』では「新しい虹の橋を渡ろう」と歌っていて
「好きな人と虹を渡りたがる柚香光でございました」
なんて話すれいちゃんに客席から大きな笑いが!

そうなんですよね、お披露目公演からこの卒業公演まで虹で繋がっているのが素敵なご縁だなと思います。
小池修一郎先生はそこまで考えて作ってくれたんでしょうか〜
おかげでれいちゃんにとって虹は本当に特別な存在になったんですって。

「このような宝物をいただけたこと、愛おしい時間を皆様から頂戴したことを心から感謝しております」

「大劇場の景色がこんなにも温かくて、いつも以上にキラキラしていて、皆様の美しい瞳を心に刻めることが何よりも幸せです」

とペンライトでキラキラ光る客席を幸せそうに眺めながら語るれいちゃんでした。
最後は盛大に花組ポーズもやって終わったカーテンコールでした。

緞帳前のトップコンビ

今回はなんと緞帳前に出てきたれいちゃんとまどかちゃんのご挨拶まで見せてくれました。
これは本当に嬉しいです。

れいちゃんから促されて
「皆様も柚香さんも大好きです!」
と客席に向かって叫んだまどかちゃん。

その後れいちゃんは

「あの、ちなみに先程(星風まどかが)銀橋でデュエットでバク転ができなかったとか言ってましたけど…二人ともえ〜…バク転はできません!」

とニヤっとしながら言ったので客席大爆笑。

「本日まで本当にありがとうございました。お気をつけてお帰りください。ありがとうございました」

と言って袖に入る寸前まで客席に笑顔をのぞかせてくれたれいちゃんでした。
この一部始終が見られて本当に幸せでした。

記者会見

その後は恒例の記者会見の模様も流れました。
大階段を降りる時に黒燕尾を選んだのは

「この黒燕尾が大好きでして、大劇場の最後は男役の正装でという思いが強くあったので」

という答えでした。
サヨナラショーについては、『はいからさんが通る』という作品は自分にとって大切な作品なので、少尉として舞台に立たせていただいたという話もしていました。

宝塚大劇場という場所については

「青春のすべてを捧げた場所で、“柚香光”というものを作っていただいた大切な場所」

だと答えていました。

劇場を出る柚香光

最後には緑の袴に着替えて劇場を出るれいちゃんの様子も流れました。
ロビーの階段の上に花組生たちが集まってれいちゃんを見送っていて、ひとこちゃん(永久輝せあ)の音頭で

ひとこ「柚香さんのゆ!」
みんな「夢と共に」

ひとこ「ず!」
みんな「ずっと」

ひとこ「か!」
みんな「かがやく」

ひとこ「れ!」
みんな「レビューのスター」

ひとこ「い!」
みんな「一生忘れません!」

と折り句でれいちゃんを送り出す花組生たちと、それを嬉しそうに見ながら
「みんな綺麗だね」
と言うれいちゃん。

最後まで温かい雰囲気に包まれた宝塚大劇場でした。

タカラヅカニュースでここまで見せてくれることは最近なかったので、本当に嬉しいことです。
これから月組、雪組とトップスターの退団公演が続きますが、こんな風にやってくれるのならそれも楽しみです。

  

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