月城かなとがはじめて梨花ますみ組長と稽古場情報!(『フリューゲル』『万華鏡百景色』)

今日のタカラヅカニュースでは月組の大劇場公演『フリューゲル』『万華鏡百景色』の稽古場情報が放送されました。

月組 宝塚大劇場公演『フリューゲル』『万華鏡百景色』稽古場情報

今回の稽古場情報はみとさん(梨花ますみ)が月組の組長となってはじめての稽古場情報です。
みとさんは6月のバウホール公演『月の燈影』から月組の組長に就任しましたからね。

稽古場情報でのれいこちゃん(月城かなと)との並びは今回がはじめてですが、雪組時代に組長と組子という関係がしばらくあったので、この並びは懐かしいものがあります。

この二人で8月18日から始まる月組大劇場公演『フリューゲル』『万華鏡百景色』の見どころについて語りました。

『フリューゲル』の登場人物と見どころについて

まずはお芝居の『フリューゲル -君がくれた翼-』の登場人物や見どころについて教えてくれました。

月城かなと:ヨナス・ハインリッヒ

れいこちゃん(月城かなと)が演じるヨナスは東ドイツの国家人民軍の軍人で、国の平和のために闘志を燃やしている人物だそうです。
堅物で柔軟さが足りない性格なのが、いろんな人々と心を通わせていって、最後には自分の生きる道を見つけていくという役なんだそうです。

この作品はヨナスの成長物語という面もあるのかなと思いました。

梨花ますみ:ゾフィア・バーデン

みとさん(梨花ますみ)演じるバーデン大佐は元オリンピックの陸上選手で、軍の広報部で広告塔として働いているという役だそう。

れいこちゃんのヨナスは大佐の前では素直になれてわがままも言えるような関係性なんだとか。
ヨナスの上司ということだったのでとても厳しい人なのかと思ったら、どうやらヨナスには優しい人なんですね〜

れいこちゃんとみとさんの関係を彷彿とさせる設定な気がします。

海乃美月:ナディア・シュナイダー

うみちゃん(海乃美月)が演じるナディアは東ドイツで開催される東西の友好を示すためのイベントに歌手としてやって来る西ドイツの歌手です。
自由奔放でわがままなので、東側のみんなが振り回されるそう。

東側の連中にとってナディアはわからないことだらけだけれど、ナディアにとっても東ドイツの生活は分からなくてとまどうことばかりなんだろうなということです。
なるほど、その過程でれいこちゃんのヨナスとの恋が生まれるのかな?

鳳月杏:ヘルムート・ヴォルフ

ナディアとヨナスのことだけでなく東ベルリンの人たちを常に監視している秘密警察のヘルムートをちなつちゃん(鳳月杏)が演じます。

れいこちゃんたち軍人とちなつちゃんの警察は国を守る立場は同じだけれど、れいこちゃんたちは警察のやり方に疑問を持ち始め、対立が起こるみたいです。

この作品ではれいこちゃんとちなつちゃんは対立関係なんですね〜、なるほど。

風間柚乃:ルイス・ヴァグナー

ナディアのマネージャーとして一緒に西ドイツからやってくるのがおだちん(風間柚乃)演じるルイス。
ポスターのイメージ通り軽い性格で、でも謎めいてもいるんだそうです。

ルイスには何か任務があるようで、最後には実はこの人はこういう人だったんだ〜というオチがあるみたいです。

ポスター画像が公開された時におだちんの表情があまりに軽くてひょうきんなのが話題になっていました。
いったいどんな役なんだろうと思っていましたが、ただ軽いだけじゃなくて謎多き人物なわけですね。
それはちょっと楽しみです。

見どころは…

軍と警察の対立に東ベルリンの市民たちが巻き込まれていって、最後にはベルリンの壁が崩壊するというところまでいくんだそうです。

その壁が崩壊するところは「歓喜の歌」を歌いながらの群衆芝居となっていて、下級生にいたるまで見せ場がたくさんあるんだそうです。
そしてナンバーもけっこう多くて、曲調は懐かしいものもありつつ、宝塚らしい華やかな場面となっているようです。

ベルリンの壁を題材にしているので歴史背景はリアルに、そしてナンバーは宝塚らしく華やかにという作品になっているのが見どころのようです。

『万華鏡百景色』の見どころ

ショーの『万華鏡百景色』は栗田優香先生の大劇場デビュー作です。
栗田先生はとても気合が入っているそうで、れいこちゃんたちも大劇場デビュー作に立ち会えるのが嬉しいようです。

この作品は“東京”を舞台に、万華鏡にまつわるエピソードが時代を変えて繰り広げられるショーなんだそう。

みとさん(梨花ますみ)は骨董品屋の主人で、その骨董品屋にある万華鏡を少女が手に取ったところからショーが始まるんだとか。
そしてれいこちゃん(月城かなと)とうみちゃん(海乃美月)はそれぞれの時代でいろんな人物に転生していくという設定らしいです。

プロローグは江戸

少女が万華鏡を覗いたところから江戸の街に花火が打ち上がるところからプロローグが始まるそう。
ここではれいこちゃんは花火師。

プロローグの衣装は江戸なので和風なんだけど現代要素もあるお衣装なんだとか。

もしかしたら花組の『元禄バロックロック』のようなイメージでしょうか?
『元禄バロックロック』のお衣装はみんな好きだったので、あんな感じならいいなと思います。

鳳月杏の芥川龍之介が登場

次の明治時代は芥川龍之介の『鹿鳴館』がテーマ。

その後の大正時代に芥川龍之介本人が登場し、それをちなつちゃん(鳳月杏)が演じるようです。
芥川龍之介って、時々見かける写真のイメージと作品をいくつか知ってるだけですが、ちなつちゃんの芥川龍之介は似合うだろうな〜と楽しみです。

中詰はピンクの衣装で現代的に

中詰は戦後の東京の闇市が舞台なんだそう。

れいこちゃんは闇市のドンに転生しているそうです。

シティポップで少し懐かしい曲を現代風にアレンジして、全員がピンクの衣装で宝塚らしく華やかにということです。
そしてそして、ここで客席降りがあるそう!

星組、花組に続いて月組でもあるとは嬉しい限りです。
ちゃんとれいこちゃんも客席降りするそうですよ〜
わ〜、それは楽しみ♡

ぜひ1階で観たいですね〜

その後なんとれいこちゃんは現代の渋谷のカラスに転生するそうで、なかなか謎な展開です。

話を聞いてるととてもお芝居チックな不思議な設定のショーなのかなという印象です。
栗田優香先生のはじめてのショー作品ということで、デビュー作の『夢千鳥』のいろんな場面が頭をよぎりました。

独特の世界観を持った先生なので、この作品もすごく楽しみ。
できれば劇場で観たいな〜と期待が大きくなった稽古場情報でした。

  

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