月城かなとコンサート『G.O.A.T』の見どころ情報(突撃レポート)

1月17日に始まった月組のコンサート『G.O.A.T』。
これまで稽古場レポートやNOW ON STAGEで語られたことや、観劇された皆さんのレポート、そしてタカラヅカニュースの初日映像でだいたいの内容がわかってきました。

開演10分前からカウントダウンの時計の数字が映し出されるとか、楽屋でのメンバーの声が聞こえてきたりとか始まる前からワクワクする演出があるようです。

そして突撃レポートではこれまで語られてなかった情報もあって、ますます楽しみが増しました。

月組 梅田芸術劇場メインホール公演『G.O.A.T』突撃レポート

出演メンバー

今回の突撃レポートではこの公演に出演しているスカイ・レポーターズのせんちゃん(泉千里)がMCです。
「G.O.A.T」の文字の髪飾りをつけていますが、自分で作ったんでしょうね〜
誰かそこに触れてほしかったです(笑)

そして、他のメンバーはれいこちゃん(月城かなと)・うみちゃん(海乃美月)・ちなつちゃん(鳳月杏)・おだちん(風間柚乃)と豪華メンバーです。
こんな豪華メンバーでの突撃レポートを見るのは久しぶりですよね~

『G.O.A.T』の見どころ

この5人で時に鋭いツッコミも入りながら和気あいあいと公演の見どころやそれぞれが好きな場面について語り合いました。

幕開けからプロローグ

オープニングではスクリーンにれいこちゃんの映像が映し出されるそうなんですが、それはなんとリアルタイムのれいこちゃんの映像なんですって!

「録画の映像だと思っている方がいっぱいいらっしゃるみたいだけど、あれ生なんですよ〜。生で私がここでやってるんです、信じてください」

とれいこちゃんが必死に言ってたので、あまり生だと信じてもらえていないようです(笑)
その後客席も映るそうで、お客さんも映像に映るところから客席参加型のショーということみたいです。

そしてプロローグはれいこちゃんの魔法(イルージョン?)から始まり、初日映像で見たようにこれまでの作品のいろんなキャラクターが登場するというめちゃくちゃ楽しい構成になっています。

初日映像ではちなつちゃんは『出島小宇宙戦争』のカゲヤスに扮していましたが、なんと『今夜、ロマンス劇場で』の俊藤さんとしても出てくるみたいです。

れいこちゃんはほとんどはMr.Tとして出ているそうですが、最後に『るろうに剣心』の四乃森蒼紫で出てくるんだとか!
一昨年の『Rain on Neptune』の中で蒼紫の一場面がありましたが、あの時は蒼紫の衣装は着ていませんでした。
それが今回はあのカッコいい蒼紫コートを着て登場するそうで、初日には客席から歓声が上がったそう。

ちなつちゃんに
「やっぱり蒼紫は人気なんだね〜」
と言われて
「あれは風間が剣心だったからのうわ〜だと思う」
とれいこちゃん。

それに対しておだちんは
「いや違いますよ、私が出た時はシーンってしてました。その後(れいこさんの蒼紫が)上がって来たからですよ。本物の蒼紫と私の剣心でなんだこりゃみたいな(笑)」
みたいに話していたのが3人の漫才みたいで面白かったです(笑)

「月ノ塚音楽学校」の場面

例の「月ノ塚音楽学校」の場面ではちなつちゃんがスケバン姿で出てきますが、セーラー服の中にロングドレスを着ているので、それを隠すためにスカートがめちゃくちゃロングなんだそうです。
長袴みたいに長いスカートで、おまけに腰の位置も高いので、れいこちゃんに「チマチョゴリみたい」って言われてました。

ちなつちゃんは自分で「大きい女だよね〜」って(笑)

この場面でのおだちんはちなつちゃんのパシリのような役なんだそうで、最後にはちなつちゃんのセーラー服を脱がしているんだそうです。
なんかいろいろ想像しちゃって見る前から笑ってしまいます(笑)

「死の舞踏」の場面

れいこちゃんが好きな場面として挙げたのがSeishiro先生振付の「死の舞踏」の場面でした。

娘役のみんなが真っ白な衣装の中で自分だけが違う色の衣装を着ているのが迷い込んじゃったという感じが出ていていいそうです。
ちなつちゃんから「あれすごい似合ってる」と言われて「ありがとうございます」とお辞儀するれいこちゃん。

ちなつちゃんはあの場面の最後にせり下がっていくれいこちゃんを袖から見ていて、いいもの見たって毎回思うそうです。

れいこちゃん自身はその後のちなつちゃんを中心とした男役の場面で、男役たちがこれもまた真っ白な衣装なのが、この人たちも取り込まれちゃった人たちなのかなと想像が膨らんで楽しいと話していました。

アコースティックギターの場面

ちなつちゃんが好きな場面はアコースティックギターの場面だそう。
「この時間はお客様も少しだけリラックスして見てくださって。ペンライトがすごく綺麗だから(自分以外の)2人が歌っている時にじっくり見ちゃう」
と話していました。
あそこはすごくいい時間だそうです。

上に挙げた以外にも「スパニッシュ」の場面や「ボレロ」の場面、フィナーレ最後の「シング・シング・シング」の場面も見どころとして挙がっていました。

100分という公演としては短い時間ですが、ショーとしては普段のショーの倍近くあるのでさすがに盛りだくさんですね。
どの場面も話を聞くだけでもすごく面白そうです。

次の月組に繋がっていくコンサート

このコーナーの最初にれいこちゃんが
「次の月組にどんどんパワーアップして繋がっていくようにという思いを込めて作った」
という言葉がすごく印象に残りました。

このコンサートはれいこちゃんのこれまでの軌跡をたどるというのがテーマだと思いますが、れいこちゃん自身は自分が去った後の月組のことも考えているのかなというふうに思いました。

そして年明けからみんなが楽しそうにエネルギッシュにやっていて嬉しいのと、もう一つのバウチームも頑張っているんだろうなと思って、それぞれがパワー全開で月組の一年が始まっているという思いだそうです。

こういうれいこちゃんの組思いなところが感じられる言葉を聞いていると、本当にいつもぶれないな〜と感心させられます。
千秋楽のご挨拶の時に毎回組長さんから「組思いのトップスター」と紹介されるのも納得だなと思います。

れいこちゃんの集大成だけでなく、これからの月組に繋がっていくコンサート『G.O.A.T』が1月31日の千秋楽までさらに進化しつつ駆け抜けていってほしいなと思います。

  

読んで頂き、ありがとうございました。

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