ようやく月組『グレート･ギャツビー』宝塚大劇場公演の初日が近づいてきました。
本来なら16日に始まっているはずが22日に延期になってしまいましたので。
今日のタカラヅカニュースではその『グレート･ギャツビー』の稽古場レポートが、先週の（A）に続いて（B）の方も放送されました。
出演はスカイ・レポーターズのぐっさん（春海ゆう）をMCにニッキー役の清華蘭ちゃんと、今回から月組生全員とお芝居するあみちゃん（彩海せら）の3人です。
彩海せらが”月組”稽古場レポートに初登場
あみちゃん（彩海せら）は月組に組替えしてすぐに別箱公演の『ブエノスアイレスの風』に出演しましたが、月組生としての大劇場公演は今回がはじめてになります。
ということで…
まずはぐっさん（春海ゆう）から「あみちゃん、ようこそ月組へ〜」と言われていました。
「もう慣れたよね？」と訊かれて「楽しく皆さんとお稽古させていただいてます」とちょっと照れくさそうにニコニコするあみちゃん。
ぐっさんは「本当にいい子やし、何でもできるし、キラキラしてるし」とあみちゃんを絶賛し、「雪組から応援してくださっている皆さんは安心してください。あみは月組で愛されています」とあみちゃんのファンにも語りかけていました。
それを聞いてあみちゃんも「元気にやっています」とニコニコしていました。
『ブエノスアイレスの風』を経てもうすっかり月組に慣れている様子がうかがえて、組替え前に少し不安そうな顔を見せていたので、あみちゃんよかったね〜とホッとしました。
彩海せらが『グレート･ギャツビー』の本公演で演じる役について
エディ・ニコルソン役
今回あみちゃんが演じるのは二役ありますが、まずは過去にさかのぼったルイヴィルでの場面で演じているエディ・ニコルソン役。
デイジー（海乃美月）とジュディ（きよら羽龍）姉妹のいとこで、ニコルソン市長（千海華蘭）の息子なので、上流階級の男の子です。
2008年の日生劇場版で紫門ゆりやさんが演じていました。
この作品のテーマが貧富の差ということで、ギャツビー（月城かなと）に相対する上流階級の人間ということを表現していきたいと話していました。
それともう一つジュディとの初恋の初々しさというのもギャツビーとデイジーの恋との比較ということでも重要な意味を持ってくるので、そこもエディという役の重要なところですね。
そして、エディのお母さんのマーゴットを演じるのは『ブエノスアイレスの風』でもお母さん役だったはーちゃん（晴音アキ）です。
あの時はチンピラでどうしようもない息子だったあみちゃんですが、今回はすごく純粋でいい子のエディというのもとても感慨深いです。
ルディ役について
あみちゃんが二幕で演じるもう一つの役はルディというジーグフェルド・フォリーズの歌手の役だそうです。
この役はこれまでなかった役なので、どういう場面に登場するのかはっきりとはわかりませんが、もぐり酒場のアイス・キャッスルの場面で登場するのかな？
エディとルディで名前は似ているけれどｗ、全く違うタイプの役のようです。
ここでもはーちゃん（晴音アキ）と一緒の場面で歌うそうなので、この公演で退団するはーちゃんとルイヴィルでの場面に続いてガッツリお芝居ができますね。
アイス・キャッスルではまゆぽん（輝月ゆうま）演じるマイヤー・ウルフシェイムと一緒にタバコを持って踊るそうで、エディ役とのギャップもかなりありそうです。
そんなところも楽しみです。
新人公演で主演のギャツビー役！
本公演とは別に、今回の新人公演ではあみちゃんが主演のギャツビー役を演じます。
雪組時代に一度主演を経験しているので、今回が2度目の新人公演主演になります。
相手役のデイジーはルイヴィルでの場面で彼女のジュディ役を演じるおはねちゃん（きよら羽龍）ですが、そんなところも楽しみの一つです。
あみちゃんは雪組時代れいこちゃん（月城かなと）と2年弱同じ組でしたが、新人公演でれいこちゃんの役をやるのは今回がはじめてですね。
アイス・キャッスルの場面ですぐそばでれいこちゃんのギャツビーを見ているそうで、スーツものの所作などたくさんのことを学びたいと意気込んでいました。
新人公演は当初の8月2日の予定から8日に延期になったので、しっかりと準備して臨めるのではないでしょうか？
しっかりと頑張ってほしいです。
最後に
「月組の皆さまとご一緒する公演は初めてですが、皆さまの空気感を感じながら、エディとしてもルディとしても場面を華やかにできるように精一杯頑張りたいと思います」
と意気込みを語ったあみちゃん。
観劇するときにはしっかりとあみちゃんの月組生としての活躍を目に焼き付けたいと思います。
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