3つに分かれて公演してきた雪組の別箱公演も今日の『ALL BY MYSELF』の千秋楽で終わってしまいました。
あーさ(朝美絢)主演の全国ツアーも5月6日に一足先におわっていました。
私は観劇できませんでしたが、約1ヶ月の間皆さんのレポートで楽しませていただきました。
今日のタカラヅカニュースではその千秋楽の様子を見ることができました。
雪組 全国ツアー公演『仮面のロマネスク』『Gato Bonito!!』千秋楽の様子
ダイジェスト映像を見て
『仮面のロマネスク』
お芝居の『仮面のロマネスク』はやはりヴァルモンはあーさ(朝美絢)にぴったりの役だな〜と改めて思いました。
そしてあやちゃん(夢白あや)のメルトゥイユ侯爵夫人との並びが美しい。
まだ発表はされていませんが、トップコンビとしてのこの2人を見るのが楽しみになりました。
『Gato Bonito!!』の千秋楽のアドリブ
ショー『Gato Bonito!!』はオラオラのラテンショーで、お芝居との温度差が楽しいです。
全国ツアーということで群舞での掛け声もご当地仕様になっていたらしく、観劇された皆さんのレポートを見るのが楽しみでした。
そしてご当地仕様といえば「黒猫のタンゴ」の場面でのあーさのアドリブがまた楽しみでした。
NOW ON STAGEでアドリブを考えるのが大変そうというような話をしていましたが、皆さんのレポートを見ると毎回大変凝った素晴らしいアドリブだったようです。
衣装にその土地ならではのグッズを付けたりもしていたんだそう。
千秋楽のこの場面では、なんとそれまで付けていたグッズをほぼ全部付けていました。
で、
「思い出が今僕の中に集結しています」
と言いながらぐるっと回って全部のグッズを見せてくれました。
両肩には金の鯱、背中には鯉のぼり、右手にしゃちのすけ、左手には名古屋の名物スイーツぴよりんのぬいぐるみを持って、腰回りには新潟公演で付けていた「コシヒカリ」を表した電飾を光らせています(笑)
もうあーさったら素晴らしすぎます!
「幸せだ、ボニート」
としみじみと言った後遠くを見るような目をして
「どこからかバラの香りが漂ってきました。導かれるまま、いざ共に大劇場へ!行こう〜〜!!」
とガートボニートさんからオスカルになってしっかりと次の公演『ベルサイユのばら』の宣伝もこなしました。
さすがです!
ニュースではカットされていましたが、この前には梅芸公演や静岡公演、長野公演で咲ちゃん(彩風咲奈)が観に来た時のアドリブを入れ込んだセリフも言っていたんだとか。
できれば全部見せてほしかったですが仕方ありません。
グッズ全部乗せが見られただけでも、十分嬉しかったです。
なんとこの全国ツアー全部の回のアドリブをまとめてくださった方がいました!
雪組 全国ツアー2024
『仮面のロマネスク/Gato Bonito!!』
ご当地アドリブ まとめ!本当に楽しかった🐈⬛皆さんレポをありがーとぼにーと🐈⬛ニャー! pic.twitter.com/jL2r64v9ay
— マキ❄️ (@j1980os) May 7, 2024
これは楽しいです。ありがとうございます♪
朝美絢の千秋楽ご挨拶
カーテンコールは副組長のりーしゃさん(透真かずき)がご挨拶でこの公演で退団する千早真央ちゃんを紹介しました。
千早真央ちゃんお疲れ様でした。
それから
「お客様に100%以上お楽しみいただきたいと自らご当地グッズを探し回り、時間があればアドリブの打ち合わせ。美し過ぎるだけではなく楽しませてくれ過ぎる男、朝美絢がご挨拶申し上げます」
というりーしゃさんのナイスな紹介を受けて、あーさも
「アドリブの事しか頭にない朝美絢でございます」
と自己紹介(笑)
大阪梅田から始まり全国九会場を巡ってきたこの全国ツアー、会場での一体感が毎日幸せでずっとこの雰囲気を噛み締めていたいと思っていたそうです。
「ですが、時は無常にも過ぎていく」
と男前に言ったので客席がどよめきました。
「毎日が本当にあっという間で、初日からここまで体感5分といったところでしょうか〜」
なんて言うのでどっと笑いが。
初日のご挨拶で「黒猫のタンゴ」まで体感5秒、カーテンコールで10秒と言っていましたから、それを受けてのコメントですね。
でもさすがに5分はないでしょうと思ったら
「盛り過ぎました」
と自らツッコミ(笑)
その後も雪組の仲間を「デンジャラスな仲間」と言ったり客席の皆さんを「可愛い黒猫ちゃん達」と言ったり、次から次と立て板に水のごとく言葉が出てくるあーさのご挨拶が本当に素晴らしい。
笑いもたくさん取っていました。
次のカーテンコールでは、雪組はバウホール公演と咲ちゃんのリサイタルとこの全国ツアーの3つに分かれていたことについて
「皆様もこの期間さぞお忙しかったでしょう。お察しいたします」
って(笑)
その後少し真面目にご挨拶をしたところでちょっと噛んでしまったんですが、そのちょっとしたミスさえも笑いに変えてしまうあーさにほとほと感心しました。
「皆様、また大劇場で笑顔で元気にお会いしましょう。よろしくボニート〜!」
のあーさの言葉を受けて雪組生達も「ヒュ〜ヒュ〜」と元気に盛り上げていましたよ。
アドリブについて
次のカーテンコールでこれまでのアドリブについて話し始めたあーさ。
「私がここに笑顔で立っていられるのは、アドリブを一緒に考えてくれた皆さんのおかげです。本当にありがとうございました」
と後ろの雪組生達を振り返りながら言ったので、またみんなから「ヒュ〜ヒュ〜」と声が上がりました。
みんなのことを「ガートフレンズ」と言ったので、舞台上からも客席からもどよめきが起こり、「猫友達っていう意味です」と説明してました(笑)
移動の電車やバスの中でネタ帳を片手に常に頭をフル回転させてアドリブを考えていたそうで
「それが無くなると思うと寂しいと思いながらも、とても晴れやかな気分です」
って(笑)
本音が出てました(爆)
「皆様楽しんでいただけましたかね?」
に大きな拍手が送られたので、
「よかったです、ありがとうございます」
とホッとした様子のあーさ。
最後は
「また大劇場で元気にお目にかかりましょう!『ベルサイユのばら』でお待ちしております。本日は本当にありがとうございました!!」
とすごく元気で大きな声でご挨拶を締めて、幕が下りきる瞬間まで雪組生達と一緒にシャンシャンを振りながら踊っていたあーさでした。
本当に最後まで疲れを見せず全開のあーさと雪組生達でした。
タカラヅカニュースで見ただけでもすご〜く楽しかったです♡
読んで頂き、ありがとうございました。
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