星組公演を東京宝塚劇場のB席最後列で堪能しました(『柳生忍法帖』『モアー・ダンディズム!』)

先日東京宝塚劇場で2回目の星組公演を観劇してきました。

今回一緒に観劇した学生時代の友人は約15年ぶりの宝塚でした。
昨年行われた星組ロミジュリの制作発表の動画を偶然目にしてこっちゃん(礼真琴)にハマり、星組公演を観たい、東京宝塚劇場に行ったことがないので行ってみたいと言うのでチケットを取って一緒に行くことになりました。

残念ながら彼女の希望の日時ではB席の最後列(16列め)しか取れませんでした…(汗)

星組東京宝塚劇場公演を最後列で観劇(『柳生忍法帖』『モアー・ダンディズム!』)

今回の星組公演は1回目は別の友人と貸切公演で1階のS席で観劇していたのですが、2階最後列での観劇はまた違った視点で観られて新鮮でした。

前回はこの公演で退団する愛ちゃん(愛月ひかる)を中心に観ていたのですが、今回はなるべく全体を観るようにしました。

『柳生忍法帖』

2回目なので流れは分かっていたので、こっちゃんがオーケストラピットから銀橋に上がって来るところもバッチリ見られました。
前もって友人に教えておいてあげればよかったな〜と後悔しましたが。

でも彼女はこっちゃんが上がってくるところは見逃したけど銀橋に座っているのはちゃんと分かったそうです。

それにしてもあの柳生十兵衛の登場シーンはめちゃくちゃカッコいいですね〜

そして、プロローグもめちゃくちゃカッコいい!

堀一族の女たちや七本槍の面々、周りの武士たちが真ん中の十兵衛をもり立てるように踊りながら移動するフォーメーションが上からはよく分かりました。

プロローグ以外の立ち回りや芦名一族の群舞なども1階で観た時とまた違う迫力がありました。
こっちゃんの美声も堪能しました。

主題歌の『柳生十兵衛見参』や『覚悟』を舞台上を駆け巡りながらや銀橋を渡りながら歌う歌声に何度も鳥肌が立ちました。

一度観てストーリーが分かっている分今回は細かいところもいろいろ気になりました。

Twitterで皆さんがよく言っていた七本槍の最初に二人が殺された場面。
ぴーちゃん(天華えま)演じる平賀孫兵衛とちゃりおくん(碧海さりお)演じる大道寺鉄斎はなんで牢の鉄格子をずっと支えて手を離さなかったんだろう?とか…(笑)

あと、これもまた皆さんがよく言っていたなこちゃん(舞空瞳)演じるゆらはいつの間にそんなに十兵衛に惹かれたんだろう?とか…

あの牢の鉄格子を離さなかった理由は2回目でもやっぱりわかりませんでしたが…(笑)

ゆらはけっこう中盤から十兵衛に対して惹かれていくようなリアクションをしていたのが上から観ていると分かりました。

ところで、この『柳生忍法帖』ではトップコンビの恋愛部分はあまり描かれていなくて、一方的にゆらが十兵衛に恋してただけでしたね。

でもラストで十兵衛が銀橋で言った「もう一人俺だけが弔ってやれる女がいる」という台詞は「ク〜〜」と身悶えするほどカッコよかったなぁ

この『柳生忍法帖』は一回は1階で登場人物一人一人に注目して観て、もう一回は2階の後ろの席から全体を観てと両方楽しめてよかったな〜と思います。

『モアー・ダンディズム!』

ショーも全体を上からまた違った目線で観られたのがよかったです。

プロローグ

あの4色の衣装のチームがクロスしていくフォーメーション移動が上から観てると圧巻でした。
1階席で観ている時ももちろん迫力ありましたが、上からだと舞台の後ろの方の組子まで見えるのがよかったです。

こっちゃんが上から降りてくるところは見えにくいかなとちょっと心配でしたが、そこまで見にくいということはなく。

こっちゃん(礼真琴)・なこちゃん(舞空瞳)・愛ちゃん(愛月ひかる)・せおっち(瀬央ゆりあ)の4人で踊るところも4人ともまんべんなく観られたのがよかったです。

ミッション

ここも群舞のフォーメーション移動が上からだとすごくよく分かって、より迫力がありました。

この場面の署名の紙をリレーのように順番に渡していくのがいいですね。
曲もダンスも新しくてカッコよくてこの場面好きだな〜

こっちゃん扮するミハエルが撃たれて倒れ、そのすぐ後に花道に現れるのが、一回目観た時は目が追いつかず、今回は全体が見えるので見逃さずに済みました(笑)

あそこは胸がキュッとなります。こっちゃんの歌も素晴らしい。

キャリオカ

こっちゃんが階段のセットの上に現れて、しばらくそこで歌って踊るのが最後列からは足しか見えなかったのが残念。
最後列でなくても見えない席がけっこうあったのではないかな?

上から下がっていた装飾が被っていたので、もうちょっと階段のセットを前にするか下がりの装飾を無しにするかしてほしかったです。

こっちゃんけっこう長く踊っていたので、あれは後ろの席からの観え方も考慮してほしかったです。
でもここだけかな〜、見えなくて残念な思いをしたのは。

パレード

もちろん大階段の上の方にいる時は見えませんが、それほど気になりませんでした。
それよりも今回も主題歌の盛り上がらなさが気になりました(笑)

そして、こっちゃんの大羽根…

今回の大羽根をタカラヅカニュースで最初に見た時は、なんでナイアガラがないんだろう?と思いました。

最近ナイアガラのないトップスターの大羽根ってなかったですよね〜

前回観劇した時は、こっちゃんにとっては軽やかに動けるから、ナイアガラがない方がかえってよかったかな〜くらいに思っていました。

それが今回上から見て羽根が三重くらいになっているのが分かって。
こっちゃんがお辞儀をするたびに羽根がブワ〜っと舞うように動いて、すごくきれいだしカッコよかったです。

ナイアガラの分を円形の羽根の部分の方にまわしたんですね〜
これもありだなと思いました。

どっちもいいけど、次は前の席がいいかな

終演後友人の感想を聞いたら、お芝居はストーリー的には長い原作を1時間半に詰め込むのはやっぱり難しいね〜と言ってました。
でもこっちゃん(礼真琴)に関してはべた褒め。
とくに歌はすごかったって言ってました。

うん、私も今回はお芝居の方がこっちゃんの歌唱力のすごさを感じました。

それと東京宝塚劇場が初めてな友人のために、幕間に1階席の銀橋の近くまで行ってみたんですが、やっぱり前で観たいね〜って言ってました。

そして「でも最初が前の方の席だったら次に後ろで観た時に悔しい気持ちになるだろうから、今回が一番後ろでよかった」って言ってました(笑)

私は1回目が1階前方で2回目が最後列でと、いろんな場所からいろんな視点で観られてよかったな〜と思ったのですが、「それはあなたが特定のご贔屓がいないからよ〜」と言われました。
友人曰く「私ならこの前観た時はあんなに近くにこっちゃんがいたのに、今回はこんなに遠くからしか観られないって思うよ、きっと」ということだそうです(笑)

友人は開演前に劇場内のキャトルレーヴでプログラムだけでなくル・サンクや星組本、ブルーレイ、こっちゃんのグッズも購入して大満足していましたし、劇場内のあちこちで写真を撮って東京宝塚劇場を堪能してくれました。
嬉しそうな友人を見て私もすごく楽しかったです。

次の星組公演も東京で観劇を楽しみにしています。
いい席が取れるといいなぁ

  

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