昨日スカイステージで珠城りょうサヨナラ特別番組が放送されました。
冒頭で宝塚大劇場の千秋楽の様子が流れましたが、タカラヅカニュースでカットされていた次期トップスターのれいこちゃん(月城かなと)を紹介するシーンも映っていました。
そして、この公演後専科へ異動するゆりちゃん(紫門ゆりや)とまゆぽん(輝月ゆうま)のことで泣いてしまった場面も映ったので、嬉しかったです。
そこはたまきち(珠城りょう)の人柄を表す大事なシーンですよね。
新人公演インタビュー 月組 礼華はる
今日のタカラヅカニュースではそのたまきちの最後の役を新人公演で演じるぱるくん(礼華はる)のインタビューが放送されました。
ぱるくんは101期生。
同期にはすでに新人公演主演を経験している宙組の鷹翔千空や雪組の縣千、星組の碧海さりおがいます。
ぱるくんは前回の『ピガール狂騒曲』で新人公演主演に選ばれていましたが、コロナ禍で新人公演が中止されました。
珠城りょう最後の役を演じるにあたって
1年4ヶ月ぶりに新人公演が再開されるということでとても緊張し、感謝の気持ちでいっぱいだったそうです。
そして、
「珠城さんの最後の役をさせていただけることに光栄な気持ちと不安な気持ちもあった」
そうで、
「でもこうやって素晴らしい機会を与えていただけたことが嬉しくて、できることをすべてやろうと決めました」
と話していました。
楠木正行という役を演じるのはとても難しくて、役作りにすごく悩んで、たくさん本を読んだり稽古場でたまきちをずっと見ていたそう。
たまきちがどういう風に役作りしているのかを間近に見て、どうやったらリアルに感じて表現できるのかをずっと研究してお稽古を重ねたそうです。
珠城りょうからのアドバイス
お稽古場では「この作品は楠木正行が主体で動いているので、自分が正行として考えていることや相手に対して思っていることを、もっと客席の方を向いて表現していいんだよ」とたまきちからアドバイスされたそう。
宝塚大劇場での本番を終えてからは、ぱるくん自身のエネルギーがすごく出ていてよかったと褒めてもらったそうです。
ただ、
「正行が台詞の裏でどう考えているのかということと、正行が周りと違う空気をまとって違う次元にいるような人物だということがもっと表現できたらいいね。それが東京公演の課題だね」
と言ってもらったそうです。
新人公演の映像を見ていると、ぱるくんは178cmという長身なので武者姿がすごく似合っていました。
滑舌も良く歌声にも伸びがあって、男役らしい男役さんだと思いました。
でもたまきちのような貫禄はもうちょっとという感じかな。
品があって哀愁漂う演技もできていると思うので、たまきちが言うように周りの人とは違う周囲を圧倒するような空気感が出せるともっと良くなるなと思いました。
今後月組を支えていく礼華はるに期待
ぱるくんは2019年の轟悠さん主演の『チェ・ゲバラ』でルイスという兵士役をやっていたのを見て、お芝居にすごく味がある男役さんだなと注目していました。
この時研5でしたが、月組期待の若手だな〜と思って見ていました。
今回たまきちの最後の役を新人公演で任されたということは、かなり期待されているということですね。
ショーでもれいこちゃんを中心とした『I’ll be back』の場面のメンバーに入っていて、その他の場面でも活躍していました。
間違いなく今後の月組を支えていく若手男役だと思います。
これからはたまきちからのアドバイスのように貫禄や表現力も身につけて、もっともっと輝いてくれることを期待しています。
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