珠城りょうの退団へのカウントダウンが始まってしまいました

政府が大阪、兵庫、京都、東京の4都府県を対象に、4月25日から5月11日までの期間、緊急事態宣言を出す方針だと発表されました。

宝塚歌劇ではようやく花組公演からオーケストラの生演奏が、月組公演から組子全員での出演と新人公演も再開されたのに、影響が及ばないか心配です。

珠城りょうの最後の稽古場情報

昨日今日とタカラヅカニュースでは珠城りょうの退団公演の稽古場情報が放送されました。

出演は光月るう組長とたまきち(珠城りょう)の2人で、日本物のお芝居なので着物に袴姿です。
この2人の稽古場情報もこれが最後かと思うと感慨深いです。

お芝居『桜嵐記』の作・演出は上田久美子先生

珠城りょうと上田久美子先生の深い縁

『桜嵐記』は上田久美子先生のオリジナル作品です。

上田先生の日本物は2015年の雪組『星逢一夜』ぶりで、久しぶりですね。
そしてトップコンビの退団公演は雪組の『f f f』に続いてです。

また、月組での上田先生といえば、デビュー作の『月雲の皇子』と、初ショー作品の『BADDY』があって、どちらも話題になりました。

そして、どちらもたまきちの主演作品です。

とくに『月雲の皇子』はたまきちの初バウホール主演作品で、この作品で大きく飛躍するきっかけになったたまきちにとっても大切な作品。

その上田先生がたまきちの退団公演の作・演出をされるというのはとても感慨深く、深い縁を感じます。

ポスター撮影時の裏話

たまきちは上田先生の意向で、第一稿の台本の一部を読んでからポスター撮影に臨んだそうで、感情がたかぶって自然と涙が出たと話していました。

なので、「あのポスターは本当に泣いてるんですよ」って。

あのポスターのたまきち、すごく心情の表れたいい表情をしていますよね〜

そして、ポスターといえば、弁内侍役のさくさく(美園さくら)の表情も印象的です。

はじめて見たとき、なんて感情豊かな表情なんだろうと思いました。

きっとさくさくも台本を読んで感情が昂ぶった状態で撮影したんでしょうね。
さくさくにもポスター撮影時の話を聞いてみたいです。

楠木三兄弟の配役にじ〜ん

楠木三兄弟の配役は長男の正行がたまきち、次男の正時がちなつちゃん(鳳月杏)、三男の正儀がれいこちゃん(月城かなと)ということで、この3人の関係性が面白そうです。

とくにたまきちとちなつちゃんは『月雲の皇子』でも兄と弟の役でしたので、再びたまきちが兄でちなつちゃんが弟という関係性にじ〜んときました。

この3人がプロローグで一人ずつ登場するそうで、『f f f』のベートーヴェン・ナポレオン・ゲーテの3人の登場シーンのように迫力あるシーンになるのかなとそこも楽しみです。

ショー『Dream Chaser』に珠城りょうが込めた想い

珠城りょうのために作られた曲

ショー『Dream Chaser』は中村暁先生が作・演出です。

プロローグの次の場面でたまきちがソロで歌う曲についての話が印象的でした。

中村先生が今のたまきちの伝えたい思いを表す言葉を教えてと言われて、その言葉たちをうまく歌詞に入れて曲を作ってくれたそうです。

そして、その歌詞に手島恭子先生が素敵な曲をつけてくださったと。

「中村先生も手島先生も私のことをすごくよく分かってくださっている」と言ったたまきちの言葉が心に残りました。
どんな素敵な曲なのか楽しみです。

月組の次の世代を担うスターたちの見せ場が

るうさんとたまきち2人がいろいろ場面ごとにショーの見どころを語ってくれました。

その中でれいこちゃん、ありちゃん(暁千星)、おだちん(風間柚乃)といった次の月組を背負っていくスターたちの新しい挑戦の場面があるという話が印象的でした。

たまきちは退団色を前面に押し出すのではなく、これからの希望につながるショーにしたいと話していました。

2人とも「一回泣きました」

最後の稽古場情報のトークな訳ですが、2人ともものすごく晴れやかな笑顔で寂しさを感じさせない雰囲気でトークしていて。

すごいなと思って見ていたらるうさん(光月るう)が「私、一回泣きました」って言って、すべてが体から出ていったような手振りをしたのを見てなるほどと思いました。

そしたらたまきちも「私も集合日に泣きました」って。

2人とも一度思いっきり泣いたことによって、体から寂しい気持ちいったん涙と一緒に洗い流してしまったんですね〜

そして、たまきちは「自分が辞めることが寂しいというより、今まで一緒にやってきた人たちやご縁があった人たちへの想いが溢れ出て涙が出てしまう」と言っていて、本当にたまきちはいい子だな〜とあらためて思いました。

たまきちが初舞台の時にるうさんは新人公演長の期で、それからず〜っと一緒にやってきた訳なので、絆が本当に強いんですよね〜

その2人のトークを聞いていて、またまたじ〜んとしてしまいました。

そして、ずっと晴れやかな笑顔で話していたたまきちが、最後のるうさんが視聴者へ語りかけるところで少ししんみりしたような表情になったのが心に残りました。
やっぱり寂しいですよね〜

たまきちの退団公演、しっかり見届けたいです。

 

本日のタカラヅカニュース一覧

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月組 宝塚大劇場公演 『桜嵐記(おうらんき)』『Dream Chaser』 稽古場情報 Part2
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連想7 星組 綺城ひか理

今週連想7に挑戦したのは星組の綺城ひか理、あかちゃんです。

あかちゃんの連想は最初に“動物”を選び、最後は“”でした。

“ロミオとジュリエット”からの“愛”だった訳ですが、ロミオとジュリエットの愛だけでなく、ロミオ・ベンヴォーリオ・マーキューシオの友情という名の愛だったり、親子間の愛だったり、乳母からジュリエットへの愛だったりといろんな愛があるな〜という話でした。
なるほどね〜

本当に『ロミオとジュリエット』にはたくさんの種類の“愛”が描かれているんですね。
奥が深いです。

  

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