雪組 全国ツアー公演 『愛するには短すぎる』『ジュエル・ド・パリ!!』の見どころ(稽古場レポート)

8月25日から雪組の全国ツアーが始まります。
演目はお芝居が『愛するには短すぎる』で、ショーがこの前まで大劇場公演として上演していた『ジュエル・ド・パリ!!』です。

『愛するには短すぎる』は正塚晴彦先生のオリジナル作品で、2006年に星組の湖月わたるさんの退団公演として上演された後、2011年に星組で、2012年に月組で再演を重ねてきた人気作品です。

先週のタカラヅカニュースで、その『愛するには短すぎる』の稽古場レポートが放送されました。

雪組 全国ツアー公演 『愛するには短すぎる』稽古場レポート

今回の稽古場レポートはスカイ・レポーターズとしてはじめてのお仕事となるみどりちゃん(妃華ゆきの)がMCです。
みどりちゃんはヴィクトリア・スノードン役で出演します。

他のメンバーはマーシャル・ウェンズワース役のあきら(叶ゆうり)、リリー役のりりちゃん(琴羽りり)、デイブ・キャシディ役ののりぴー(紀城ゆりや)の3人。
この4人で自分の役柄や見どころについて話しました。

出演メンバー

叶ゆうり:マーシャル・ウェンズワース

あきら(叶ゆうり)演じるマーシャル・ウェンズワースはこの作品の舞台となる豪華客船の船長です。
ただ安全に航海したいだけなのにいろんなことが起こってしまって大変な思いをするという役だそうです(笑)

真面目にちゃんと船長さんをやってるところがかえっておかしいみたいで、あきらのコメディセンスが活かされているとみどりちゃん(妃華ゆきの)からも褒められていました。

琴羽りり:リリー

りりちゃん(琴羽りり)は芸名と似た名前のリリー役で、あやちゃん(夢白あや)演じるショーダンサーのバーバラの同僚であり友達の役です。

りりちゃんは宝塚に入る前からこの作品が大好きで、DVDを何度も何度も観ていたんだそう。
その時からダンスシーンが印象的だったそうですが、今回ショーダンサーの役なので、最初のウェルカムダンスの場面でお客さんを船の世界へお迎えできるように踊りたいと意気込んでいました。

紀城ゆりや:デイブ・キャシディ

のりぴー(紀城ゆりや)も宝塚に入る前から子の作品が大好きだったそう。

のりぴーが演じるデイブ・キャシディは同期のはばまいちゃん(音彩唯)演じるドリーのマネージャー兼恋人だということです。
はじめてこの作品を観た時にデイブをとてもミステリアスな人だな〜と思っていたそうで、今回クールに演じたいと思っているそう。

咲ちゃん(彩風咲奈)ともかなりお芝居する場面があるそうですが、お稽古場で自分の気持ちを咲ちゃん演じるフレッドに伝えるシーンで演じ過ぎてしまったんだとか。
それで正塚晴彦先生にリアルだったらこんな風に言うだろとアドバイスされたそうで、演じ過ぎずに咲さんとお芝居できる空間を大切に頑張りたいと意気込んでいました。

見どころの場面

一番最初にあーさ(朝美絢)がテーマ曲を歌って子供の頃の場面が見せられるというところから始まり、最後にはまたその歌に戻るという流れがジーンとしていいんだそうです。
導入の仕方も子供時代の場面があるというのも胸が熱くなるそうで、そこらへんは感動的な演出になっているんですね。

その他にはウェルカムパーティーの場面も見どころのようです。
どんな人物でもみんな一緒に楽しんでコミュニケーションを取っていて、みんなが一つの船に乗っているんだな〜という気持ちになれる素敵な場面なんだそうです。
ここはきっといろんな所でそれぞれの絡みがあったりして、目が足りない場面になりそうですね。

あとは、正塚先生のお芝居らしくいろんな人同士のコミカルな絡みがあるそうで、例えば船長とクルーの会話が噛み合っているようで噛み合っていないとか。

まなはる(真那春人)とみどりちゃん(妃華ゆきの)のスノードン夫妻も明確に喧嘩はしていないのに言葉の端々にピリピリした圧を感じるとか、そういうちょっとした面白いお芝居も正塚先生の作品の魅力です。

好きな場面で挙げられたのが、咲ちゃんとあーさとあやちゃん3人のコミカルなナンバーでした。
フレッド(彩風咲奈)とバーバラ(夢白あや)がシリアスな話をしているところに空気の読めないアンソニー(朝美絢)が飛び込んで来てという場面だったかと思います。

ここでは話題にのぼりませんでしたが、フレッド(彩風咲奈)とアンソニー(朝美絢)のあのソファで2人で歌う場面も大人気の場面で、見どころの一つですよね〜

雪組 全国ツアー公演 『ジュエル・ド・パリ!!』 稽古場レポート

ショーの『ジュエル・ド・パリ!!』の稽古場レポートも引き続き同じメンバーで語りました。

とても宝塚らしいショー

今回の『ジュエル・ド・パリ!!』はこの前の大劇場公演でのショーを全国ツアーバージョンにしていますが、とっても宝塚らしいショーなので、全国の皆さんに観ていただくにはぴったりだという話でした。
私も同感です!

衣装もセットもとても色使いが華やかできらびやかですし、いろんな場面に宝塚の名曲が使われているのも宝塚を全国の人に知ってもらうのにぴったりだと思います。
それでいて、人数が半分になっている分大劇場公演とは違う組み合わせが見られて、大劇場公演を観た人にも新鮮に観てもらえるとか。

モンパルナスの場面やカンカンの場面ではいろんなカップルがいましたが、それをまた違うカップルで見られるというのもいろんな発見があって楽しそうです。

客席降りがあるそうです

今回の全国ツアーではなんと客席降りがあるそうで、それが最大の見どころだということでした。
それはすごく楽しみですね。
全国のお客さんがすご〜く楽しんでくれるだろうなと思います。

神奈川県公演を観に行きます

私も神奈川県公演を観に行けることになったので、今回の稽古場レポートを見てますます楽しみが増しています。

お芝居の『愛するには短すぎる』は初演の星組から好きな演目でしたし、ショーの『ジュエル・ド・パリ!!』も大劇場公演で観た時にその華やかさにワクワクしたショーでした。

どちらもすっごく楽しみにしています。
観劇する日が待ち遠しいです。

  

読んで頂き、ありがとうございました。

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