瀬戸かずや・冴月瑠那が後輩花男に語った言葉

花組東京宝塚劇場公演がもう残り4日になってしまいました。
退団者の皆さんが花組生でいられるのもあとわずかです。
そう思うとものすごく寂しくなってきました。

昨日今日と2回に渡ってもうすぐ退団するあきら(瀬戸かずや)とるなさん(冴月瑠那)を迎えてのトークが放送されました。

MCはスカイ・レポーターズの93期のキョンちゃん(航琉ひびき)です。

キョンちゃんはこの期に及んでもまだ二人の卒業を認めていないというか信じられていないそうです(笑)

瀬戸かずや・冴月瑠那のスカイ・ステージでの思い出

あきらは初代のスカイ・ナビゲーターズ、同期のくみちゃん(芽吹幸奈)とやっていました。
そしてるなさんは第6期のスカイ・レポーターズでした。

Part1ではそのお仕事を通しての二人のスカイ・ステージでの思い出を語りました。

瀬戸かずやのかくし芸

あきらがスカイ・ナビゲーターズの時の思い出を懐かしい映像とともに語りました。

その中で印象的だったのがお正月スペシャルでのかくし芸披露の話。
相方のくみちゃんと「どうしよう、何やろう」と相談した時に、くみちゃんが「私ギター弾ける。雪やこんこんなら弾ける」って言ったのであきらは「わかった、じゃあ私歯笛吹く」って!

口笛ではなく歯笛(!?)で『雪やこんこん』を“演奏”しました(笑)

あれって2012年だからもう9年も前なんですね〜
すごく覚えています!
かなり衝撃的でしたから…(笑)

宝塚大劇場のロビーでしーんとした中で真面目な顔をした二人が“歯笛&ギター”を披露する姿、めちゃくちゃシュールでした!
「あれは珍事件だった」ってあきら本人も言ってました(笑)

冴月瑠那は華優希を愛でる(笑)

るなさんはスカイ・レポーターズの時の思い出もいろいろありましたが、副組長になってからもタカラヅカニュースに出演する機会が多かったですね。
『はいからさんが通る』の祖父と父の茶話会は記憶に新しいです。

副組長とトップ娘役の稽古場情報で華ちゃん(華優希)とお話することも何度かありました。

その時の華ちゃんがすっごく可愛かったそうで、ひたすら華ちゃんを愛でていたそうです。
「デレデレして終わった」って(笑)

3人で華ちゃんが可愛かったエピソードをいっぱい話してました♪

二人が退団を報告した瞬間

同期のコーナーでの思い出の話から、二人が退団を報告した時の話に。

同期で集まっている時にるなさんの方から「私辞めるわ」って言ったらあきらも「私も」と言って二人で握手したとか。

それまで退団に関して何も相談などしてなかったらしくて、その時はじめて報告したそうですが、お互いびっくりしながらも嬉しかったそう。
たまたま花組に最後まで残った同期が同じタイミングで卒業を決めるなんて、まさしく運命ですね。

瀬戸かずや・冴月瑠那から航琉ひびきへ

Part2では3人にまつわる話で盛り上がりました。

瀬戸かずやと航琉ひびきのつながり

へ〜と思ったのが、あきらとキョンちゃんの受験前の話。

なんと二人は同じバレエスクールだったそうです。

あきらは音楽学校を受験すると決めてその教室に入って、それからすぐに合格したそうで、
キョンちゃんはこういう方が受かるんだな〜と思っていたとか。

で、その3年後にキョンちゃんも合格して、それもあきらと同じ花組に配属された訳ですから、すごく縁が深いんですね〜

航琉ひびきへ「大丈夫だよ」

下級生の時からずっとそばにいた二人が卒業するとなったとき、キョンちゃんはポッカリ穴が開いたようになっちゃったそうです。

どうしたらいいか分からないと言うキョンちゃんに「大丈夫だよ。今度はキョンちゃんがその穴にポッカリはまればいい」と言うあきら。

「お二人はお人柄が素晴らしくて下級生に声をかけるタイミングもかけてくれる言葉も的確でいっぱい助けていただいた」と言いながら、本当に不安そうで寂しそうなキョンちゃん。

そのキョンちゃんに対して自分たちも同じように不安でどうしようと思っていた時期もあったけど、学年が上がったからこそ見える景色も考え方もあるから、絶対に大丈夫と励ますあきら。

「だって自分たちだってちゃんとやってこれたから、皆んな大丈夫なのよ。大丈夫だったじゃん?」とあきらに言われ、るなさんからも「頑張ってきたね」と言われ思わず涙ぐんじゃったキョロちゃんでした。

花組の男役とは

3人の花組下級生時代の作品についても語りました。
そして、花組の男役というものについてのあきらの考察に納得しました。

卒業を控えて「花組の男役とはなんですか?」と訊かれることも多く、改めて言葉にしようとしたら難しい。
でも花組の男役としてプライドを持っていたいという心意気なのかなと思うと。

もらったものをただやりますじゃなくて、自分が花組で男役としてどういたいかとか、こだわりを持って自分はこうしたいこうしようっていう思いなんじゃないかなという話でした。

そして、「下級生から皆んなそういう思いは持っているはずだから、全然大丈夫だよ。すごい楽しみ」と言うあきらの言葉を聞いて、キョロちゃんも「それ信じて頑張りたいと思います」と決意していました。

頑張って!きっと大丈夫!

寂しさをかっこよさで吹き飛ばして

冴月瑠那

るなさんは事あるごとにあきらに「これが最後の○○だよ」とか「宝塚の地での最後の公演だよ」とか言ってきて、その度にあきらは「そうだった、最後だった」と実感させられるそう。

そんなるなさんだけど、寂しくなるとその寂しさをかき消すためにカッコよくいなきゃ!って思うそうです。
めちゃカッコいい!

最後の挨拶でも

「寂しさをかっこよさで吹き飛ばして、最後まで花組の男役として頑張りたい」

と花組ポーズをしながら話していました。

瀬戸かずや

あきらは

「たくさんの愛をいただき、宝塚男役人生を楽しく過ごしております。楽しかったと過去形にするとまだだめなので、現在進行形で」
「最後まで笑顔いっぱいで皆んなと楽しい時間を過ごしていきます。最後まで応援よろしくお願いします!」

と爽やかな笑顔で言い切りました。
寂しさを全く感じさせない本当に爽やかでカッコいい挨拶でした。
あきらも寂しさをかっこよさで吹き飛ばしてるんですね!

  

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