ひろ香祐、初仕事は轟悠『婆娑羅の玄孫』稽古場レポート

今日から7月、タカラヅカニュースがいよいよリニューアルされました!
オープニングの曲も映像も新しくなり、スカイ・ナビゲーターズも新しいメンバーになり、フレッシュな気分になります。

週の半ばですが、今日からMCは星組の天希ほまれ二條華になりました。
星組といえば、今日は愛月ひかる主演のバウホール公演『マノン』の初日です。
そして、明日は礼真琴主演『VERDAD!!』も初日を迎えます。

もう一つの星組公演、専科轟悠主演の『婆娑羅の玄孫』は少し遅れて来週の金曜日が初日。
今日はその稽古場レポートが放送されました。

星組 シアター・ドラマシティ公演 『婆娑羅の玄孫』 稽古場レポート

スカイ・レポーターズひろ香祐のはじめてのお仕事

7月から新しく星組スカイ・レポーターズに就任したヒーロー(ひろ香祐)が早速初仕事です。
自らも出演する7月9日にシアター・ドラマシティで初日を迎える『婆娑羅の玄孫』の稽古場レポート。

出演は他に95期でヒーローと同期の紫りらと103期の瑠璃花夏です。
りらちゃん(紫りら)演じるお花とるりちゃん(瑠璃花夏)演じるお蝶は母娘の役だそうです。

ヒーローははじめてながらなかなか堂に入ったMCぶりです。

穏やかな口調で、おっとりした喋り方ながらもしっかりしているので、やっぱりこういうお仕事向いているなって思います。
とくに今回は同期のりらちゃんがいて、もう一人は下級生なので、リラックスしてお仕事できたんじゃないかと思います。

轟悠最後の小劇場公演『婆娑羅の玄孫』はこんな作品

『婆娑羅の玄孫』は植田紳爾先生のオリジナル作品。

原作がないのでどんなお話なのか、公演解説のあらすじを読むしかないのですが、そのあらすじとこの稽古場レポートのお話を聞いて、なんとなくおぼろげに分かってきました。

轟さん演じる細石(さざれいし)蔵之介は婆娑羅大名と呼ばれた佐々木道誉の子孫で、佐々木家の次男として生まれたけれど母の身分が低くて家名も名乗れず。
本所の長屋に住んで近所の子どもたちに寺子屋で教えて、『婆娑羅の玄孫』と人々から慕われているという設定。

寺子屋の子どもたちや親たちからはどうも「いし先生」と呼ばれているようです。
轟さんの愛称『いしさん』にかけた役名のようですね。

その辺りにも植田先生の愛情を感じます。

そんな寺子屋の「いし先生」が横暴な振る舞いをする旗本に一矢報いるなど正義感に満ちた行いもするようで、そこで殺陣も存分に披露されるんだと思います。

轟さんの素晴らしい殺陣を最後の作品でも見せていただけそうです。

見どころもいっぱい

殺陣の場面も見どころですが、他にも江戸の名物とも言えるw喧嘩の場面も見どころだとか。
ヒーロー演じる長太とりらちゃん演じるお花は幼馴染がそのまま大人になった設定で、激しい喧嘩の場面があるそう。

あとは親子や家族の愛もテーマになっていて、ヒーローの家族とりらちゃんの家族の2家族の親子の愛情が大切に描かれている、そこも見どころの一つだということです。

あとは、神田祭の場面。

轟さんと音波みのりちゃんがお面を持って踊る場面があるそうで、そこの七夕の恋のナンバーがとっても素敵なんだそうです。
すごく切なくもあり綺麗な曲だそうで、そこはかなり見どころのようです。

その話からするとはるこちゃん(音波みのり)がヒロインなのかな?
はるこちゃんはお鈴という役ですが、公演解説にはヒロインが誰かというのは書いてないのではっきりはわかりませんが、そのお鈴がヒロインなのかもしれません。

曲の最後に指切りをしたりして、とっても素敵なんですって。

「轟さんに切っていただく」!?

ヒーロー曰く、殺陣の場面で一人一回は必ず「轟さんに切っていただく」という振り付けになっているそうです。

「切っていただく」というのはすごい表現だな〜と思いますが…(笑)
切っていただく振り付けが愛のある振り付けだということなので、やっぱり轟さんに切っていただくのは名誉ある嬉しいことなんでしょうね〜

私も轟さんになら一度切っていただきたいです(笑)

轟悠、最後も星組生と一緒に

轟悠さんの最後の主演作品は星組生と一緒になりましたね。

これの前の『シラノ・ド・ベルジュラック』も星組公演でした。

どの組もまんべんなく轟さんと共演する機会がありますが、2018年の『ドクトル・ジバゴ』も星組でしたし、ここ最近は星組が多かったような印象です。

ヒーローは今まであまり轟さんの公演に出演していませんが、りらちゃんは出演することが多くて思い出がたくさんあるそう。
この作品の最後の場面でその思い出とリンクするような台詞もあって、お稽古場でその場面が終わると轟さんとお別れするのが辛すぎて号泣しちゃうそうです。
ティッシュが足りなくなるくらいだとか。

きっと客席で観ているお客さんもこれまでのこととリンクさせて観てしまうんでしょうね〜
客席も号泣必至でしょう。

この稽古場レポートでは、他の星組生の話はあまり出てきませんでしたが、ぴーちゃん(天華えま)やしんくん(極美慎)など若手男役にとっても轟さんとご一緒できる最後の機会です。

轟さんの男役としての姿勢とか芸をたくさん盗んで勉強できるチャンスですね。
もちろんヒーローにとってもです。

スカイ・レポーターズのお仕事だけでなく、公演も頑張ってくれるのを楽しみにしています。

  

読んで頂き、ありがとうございました。

ブログランキングに参加しています。クリックして頂けるとうれしいです。
クリック先はブログランキングなので、他の宝塚歌劇のブログをご覧になれます。

にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ
にほんブログ村

 


宝塚歌劇団ランキング