今日は朝から前星組トップスター礼真琴さんの芸能事務所「CULEN」への所属と、日本初演ミュージカル『バーレスク』の主演に決定という大きなニュースが飛び込んできました。
同期の前月組トップスターの月城かなとさんはドラマ『終幕のロンド』にレギュラー出演中。
前花組トップスターの柚香光さんは12月から上演されるミュージカル『十二国記 -月の影 影の海-』を控えて宣伝のためにあちこちのメディアに登場していて、95期が大活躍中という感じで、なんかとっても嬉しいです。
さて、同じく95期のトップスターの宙組ずんちゃん(桜木みなと)の大劇場お披露目公演が、10月26日に千秋楽を迎えました。
最近の傾向だと翌日の月曜日にタカラヅカニュースで千秋楽の模様が放送されるんですが、今回は星組全国ツアーの千秋楽と重なったからか、一日おいて火曜日の今日放送がありました。
どちらのニュースもたっぷり時間を取ってもらえるので、この方が断然いいです。
宙組 宝塚大劇場公演『PRINCE OF LEGEND』『BAYSIDE STAR』千秋楽
お芝居の『PRINCE OF LEGEND』では、いろんな場面で客席がドッカンドッカンウケていました。
私は未見なのでわからないのですが、きっとどれもアドリブなんでしょうね〜
この作品はなんと初日からアドリブと思われる箇所が何箇所もあったようで、毎回違うことをしてくるみんなが本当にすごかったとか(笑)
特にこの公演から宙組生になった95期のあいみちゃん(愛すみれ)は男性とも女性ともつかない実相寺光彦理事長を熱演していましたが、千秋楽のこの日は関西弁で「あらま〜、それはえらいこっちゃやないですか〜」と面白ジェスチャー付きでセリフを言ってて、客席の爆笑をもらっていました。
初日からこのあいみちゃん理事長が大優勝だというコメントがたくさん見られていて、本当に大活躍だったんだなと、千秋楽のこの短い場面を見ただけでもわかりましたよ〜
ショーの方ももう最初から最後までずっとエネルギッシュでパワー全開という感じで、客席で観ていたらめちゃくちゃ楽しかっただろうな〜と。
中でもすごいな〜って思ったのが、ブレイキンの場面の冒頭でマイティー(水美舞斗)が下手花道から登場するところ。
なんか側転のすごい版のような技をしながら登場してきたんですが、どうやら“ロンダート”という体操などで使う技らしいです。
軽々とやってるマイティー、さすがの身体能力です!
それと、いろんな場面で「千秋楽!」の掛け声を掛けて大いに盛り上がっていたのも見ていて楽しかったです。
桜木みなとの千秋楽ご挨拶
ずんちゃん(桜木みなと)の千秋楽のご挨拶、最初から『PRINCE OF LEGEND』のことを「思う存分させてもらっていたら、2 時間はゆうに超えるかもしれない大作の芝居」なんて表現して笑いを取っていました。
そして、ライブ中継・ライブ配信を見ているお客さんにも満面の笑顔で手をぶんぶん振ってくれるというサービス満点なずんちゃん。
その後は、
「舞台上でそして舞台を降りてでも、私にみんながたくさんのエネルギーと励みをくれました。仲間に感謝します」
「仲間の頑張る姿勢は私の誇りです」
と宙組の仲間について語るずんちゃんが本当に素敵です。
ずんちゃんは以前から仲間のことを本当に大切に思っているんだな〜と感じる発言をずっとしていましたね。
そして
「残暑が残る9 月に出港いたしましたこの船は、少し涼しくなってきた宝塚を後にします。
卒業する梓とも、そして組回り生とも、残された時間は後わずかです。みんなで、この宙組で、お正月まで最高のクルージングをお届けしていきたいと思います」
とショーのテーマにかけたコメントで最初のご挨拶を締めました。
その次のカーテンコールでも
「次なる港は東京日比谷です。そちらの方でもお待ちしております」
ってショーにちなんだコメントをしていたのがおしゃれでした。
退団者への一言
この公演での退団者は104期のみれちゃん(梓唯央)一人です。
恒例の退団者からの一言コーナーではずんちゃんとみれちゃん2人だけで登場。
ずんちゃんからマイクに見立てた手を差し出されて「どうですか?」と訊かれたみれちゃん
「途中ちょっと船酔いを心配していたんですけれども、それも忘れるくらい桜木さん船長との船旅は幸せでした」
って、こちらもショーを思わせるウィットに富んだコメント。
そのみれちゃんに対してずんちゃんは
「東京でもますます輝いてくれることと思います。頑張ろうね」
と声をかけていました。
お約束の“あれ”(笑)
その後、全員を舞台上に呼んで、全員揃ったところで「“あれ”をやりたいと思います」と言い出したずんちゃん。
「あれ」というのは、プレお披露目公演の『ZORRO THE MUSICAL』の千秋楽にやっていた「あれ」ですね〜
「宙組、最高〜!」って叫ぶやつです。
もうすっかり恒例のお約束のように言ってましたが、まだ今回で2回目という…(笑)
宙組は他の組のように代々受け継がれている恒例のものはなくて、その都度トップさんが何かしらやってくれていました。
真風涼帆さんの時代には「宙、三本締め」というのを時々やったりしてましたね。
そして、ずんちゃんはこの「宙組、最高〜!」を毎回の恒例にするつもりなんでしょうね〜
まずは客席に
「私が『宙組〜』と言うので、『最高〜!』とおっきな声でお願いします」
と説明。
ずんちゃん「それではいきますよ〜、宙組〜!」
全員「最高〜!!」
と右手拳を高く挙げながら大きな声で叫んで、割れんばかりの拍手と歓声で盛り上がってました。
最後のカーテンコールでは
「ときめきと興奮と感動で、感動の荒波で、船酔いの恐れがありましたね。お帰りの際には十分お足元にお気をつけくださいませ」
って(笑)
そして最後の最後には
「また会う日までお元気で、See you again!!」
とお茶目に言って、周りの笑いを誘いながら千秋楽のご挨拶を終えました。
『ZORRO THE MUSICAL』の千秋楽のカーテンコールも本当に楽しいものでしたが、これからもこのずんちゃんのカーテンコールは宙組名物となりそうで、すごく楽しみになりました。
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