星組東京宝塚劇場公演『恋する天動説』『DYNAMIC NOVA』が2026年4月12日に千秋楽を迎えました。
星組新トップコンビ・暁千星と詩ちづるのお披露目公演として、2026年の幕開けとともに始まった本公演。
春真っ盛りのこの時期に、愛の叫びが響く温かい千秋楽となりました。
今日のタカラヅカニュースで、その模様を見ることができました。
星組 東京宝塚劇場公演『恋する天動説』『DYNAMIC NOVA』千秋楽
千秋楽ならではのアドリブ
タカラヅカニュースの千秋楽映像、お芝居の『恋する天動説』では千秋楽ならではのアドリブがたっぷりありました。
まずは、ホテルに突っ込んできたアレックス(暁千星)に一目惚れしたシンシア(詩ちづる)が真っ赤になるところでカクカクと変な動きをし、ミラー先生(美稀千種)から
「なんだその奇妙な動きは。ずっと見ていたいんだけど」
って言われます(笑)
そして、アレックスがミラー先生から「日本の道明寺グループの道明寺司くんに似てる」と言われたり、ドロシー社長(万里柚美)が「“銀二貫”分のスーツをあつらえてちょうだい」と言ったりと、次の別箱公演の宣伝もしてました(笑)
例のお風呂上がりのアレックスのアドリブは
「あ、そういえば今日で観光協会のモーガンさんが退職するって聞いたな〜。あ、退職祝いに大好きな瑠風輝さんのディナーショー見に行こうっと」
というものでした。
最後は退団するさきっぽ(蒼舞咲歩)と、同期のもえこ(瑠風輝)に関するアドリブでした。
そのさきっぽはゴーゴーダンスのシーンで、なんとナートゥダンスをしてました!
そういえばさきっぽ、『RRR』の時は休演していてナートゥダンスを踊れなかったんですよね〜
最後にやってくれました!
そしてそして、お芝居の最後の「大好きだ〜!」のくだり、アレックスの「俺が好きか〜?」の後舞台上と客席全員で「大好きだ〜!」と叫んだ後に、「俺もお前たちが大好きだぜ!!」が追加されていました。
専科異動のひろ香祐
まず組長のちぐさん(美稀千種)から紹介されたのは、4月13日付けで専科に異動となるひーろー(ひろ香祐)。
組替えのご挨拶の中で、まずは星組で育ててもらったことへの感謝の言葉の後
「東京公演を経て今思うことは、星組が大好きだ〜!!」
って!
1月1日の大劇場での初日から何度も叫ばれてきたこの言葉を言うひーろーに客席から大きな拍手。
そして、
「愛する星組を離れることに寂しさはございますが、これからは星組のファンの皆様と一緒に客席から星組の舞台を観劇できますこともとても楽しみです」
と言ってから一呼吸置いて
「とは申しましても…」
ここで客席から笑いが。
「図々しく年内は星組御園座公演『花より男子Ⅱ』と星組大劇場公演『RRR』と星組の舞台に出演いたします」
って(笑)
これには客席から拍手と歓声が起きました。
専科に異動しても、年内は星組の舞台に出演するひーろーが見られるのは嬉しいかぎりです。
星組への愛が感じられる挨拶でした。
暁千星の千秋楽ご挨拶
この公演で退団するのはさきっぽ(蒼舞咲歩)一人です。
大階段をおりてのご挨拶では
「宝塚歌劇団星組男役蒼舞咲歩、ここにて幕を下ろさせていただきます。このハイビスカスの花言葉である『新しい恋』を胸に、新たな一歩を踏み出して参ります」
というとても素敵な言葉がありました。
そして、星組トップスター・ありちゃん(暁千星)のご挨拶です。
紅葉で彩られていた頃にお稽古が始まったこの作品も、桜の花が散る季節となった今、こうして無事に全員で千秋楽を迎えられたことに感謝の気持ちでいっぱいだと語りました。
お稽古が始まってから本日まで、大きな壁にぶつかり、立ち上がれなくなりそうになったことが何度もあったそうですが、
「『DYNAMIC NOVA』の主題歌にある『悩んでる暇などない、さあ、共に旅立とうよ』という歌詞を歌うたびに、毎回力をもらい立ち上がることができました」
と。
そして、
「その立ち上がった先には、心強く温かい星組の仲間たちが手を差し伸べてくれていました。こんなにも愛のある場所で自分の魂を注ぐことができ、感謝しかありません」
というとても凛々しくて新トップらしい素晴らしいご挨拶でした。
再び退団する蒼舞咲歩とのトーク
2回目のカーテンコールでは、ありちゃん(暁千星)と退団者のさきっぽ(蒼舞咲歩)のやりとりが印象的でした。
大劇場の千秋楽の時は、まるで2人の漫才のような笑いに包まれたトークでしたが、今回はさきっぽが感極まってしまったようです。
ありちゃんに「今の気持ちは?」と聞かれて、千秋楽が近付くにつれて皆さんからの愛を受けすぎて「千秋楽の日はどうなってしまうんだろう」と思っていたと答え、千秋楽のこの日は朝から皆んなからの愛をもうズシズシ受けて、でもいつもの日常があって、それがすごく幸せに感じたとのこと。
その後
「もう本当に楽しかったということに尽きる」
と言いながらどんどん涙ぐんでしまったさきっぽ。
だけど、ここからはやっぱり笑いに持っていくところがさすがです。
「ここで私も劇中のアレックスさんぽく皆様に愛を叫ばせてください」
って言うので、
「やってくれるの?嬉しい」
と喜ぶありちゃん。
「私はこの宝塚が、お客様が、ファンの皆様が、そして星組のみんなが、そしてそして暁さんのことが、大好きだ〜!!!」
とめちゃくちゃ大きな声で叫んださきっぽに客席から拍手と歓声!
それを受けてありちゃん、まさか自分への愛まで叫んでくれるとは思わなかったと驚きつつ、さきっぽの優しさと愛が星組のみんなに伝わっていることを語りました。
そしてありちゃんも、毎回お客さんから自分へ愛を叫んでもらったお返しにと
「お客様が、星組のみんなが、大好きだ〜!!」
ともう一声。
愛の叫びが響く千秋楽となりました。
星組パッション!
3回目のカーテンコールでは、スタンディングオベーションになったということで、星組パッションを実施。
ひーろー:「熱いぜ!」
全員:「星組!」
ありちゃん:「燃えろ!」
全員:「星組!」
さきっぽ:「進め!」
全員:「星組!」
ありちゃん:「星組〜」
全員:「パッショ〜ン!!」
専科に異動するひーろー、退団するさきっぽ、そしてトップスターのありちゃんの3人で掛け声を掛け合う星組パッション。会場は熱気に包まれました。
緞帳前のありちゃん
そして緞帳前でのありちゃんの挨拶。
タカラヅカニュースでは映ってなかったですが、「どこまで行ったらいいんだろ?」と言いながらカニさん歩きで真ん中まで歩いてきたそうで、その様子がめちゃくちゃ可愛かったとか。
そして、いつも公演をしていく中で、温かい拍手と笑顔に本当に助けられていたこと。
「私もいつも皆様に少しでも笑顔になっていただけたらと思って公演をしていた」とありちゃん。
今日はこうして皆さんからのたくさんの愛をいただくことができて本当に幸せだと語りました。
次は星組は3つに分かれるけれど、「どの公演もたくさん応援してくださると嬉しいです」って。
最後は
「次お会いする時まで元気に過ごしてください」
と首をかしげて可愛く言うありちゃんに、客席から温かい笑いが起こり大きな拍手。
袖に引っ込む途中で、またカニさん歩きで客席に「は〜、ありがとうございます」と大きく手を振りながら、最後の最後にまた
「大好きだ〜!!」
最後まで笑顔で、可愛らしく、ありちゃんの温かさが伝わる締めくくりでした。
愛のある場所で魂を注ぐことができた星組新トップコンビお披露目公演——春の東京宝塚劇場に、「大好きだ〜!!」の叫びが響き渡りました。
読んで頂き、ありがとうございました。
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