ご遺族側代理人会見のニュースに思うこと

昨日(2月27日)の夕方から亡くなられたAさんのご遺族代理人の会見があったんですね…

私は昨日は星組『RRR』『VIOLETOPIA』のイープラス貸切公演を観劇してきました。
宝塚大劇場での評判そのまま、期待通り(というか期待を大きく上回る)舞台で、感想を書きたいと思っていたのですが。

それまでネットニュースやテレビのニュースなども目にしてなかったので、帰宅してからニュースを知りました。
正直、キラキラの夢の世界から一気に現実に引き戻されました。

私を夢の世界に連れて行ってくれたのと同じ「宝塚」のために悲しみ苦しんでいる方々がいる現実。
私は浮かれていてよかったのでしょうか…

 

ご遺族側と劇団との話し合いは、「15のパワハラ」について劇団が合意した項目が少し増えたようですが、まだまだ合意までは遠いようです。
それと合意の場合の公表方法についても折り合わないというのも気になりました。

会見のニュースの後で公式サイトで公表されたコメントは以下のとおりです。

 

このたびの宝塚歌劇団宙組生の急逝を受け、ご遺族の皆様には心よりお詫び申し上げます。

かねてよりご報告しておりますとおり、今回の件に関しましては、当方代理人を通じてご遺族代理人とのお話し合いを重ねてまいりました。本日、ご遺族代理人から、当該お話し合いに関する直近の状況等について報道機関向けに経過報告が行われました。弊団といたしましては、当該経過報告について現時点でコメントすることは差し控えますが、ご遺族との合意書の締結に向けて引き続き協議してまいります。

2024年2月27日

宝塚歌劇団
https://kageki.hankyu.co.jp/news/20240227_4.html

 

宝塚歌劇団として今の段階では「言えることはない」というのが全てのようです(そんなものかもしれません)

 

妹さんが明らかにされた「宝塚歌劇団は、日常的にパワハラをしている人が当たり前にいる世界」。
ただその妹さんから見てもお姉さんが受けたパワハラは特別悪質で酷いものだったという言葉が紹介されていました。

どこの組でも同じようなことはあるのかもしれません。あっていいとは思いませんが、それでもそういった状況を受け入れているということですね。
しかし、そういった状況を受け入れている現役の生徒さんである妹さんからしても「特別悪質で酷い」というのはいったいどれほどのことかと思うと胸が潰れる思いです。

そして、亡くなられたAさんのそんな過酷な状況を伺わせるような話しも遺族側代理人からあったようです。

「ヘアアイロン持っていこうかな」 宝塚歌劇団の機関誌が上級生の発言掲載、劇団員死亡直後…遺族側「非常識だ」
弁護士ドットコムニュース

 

もうこれ以上解決を長引かせてほしくありません。

ご遺族はもちろん歌劇団生のために、そしてファンのためにも、一日も早く劇団はご遺族にご納得いただけるような解決を図ってもらいたいとおもいます。
誰もが胸を痛め苦しい思いなどせずに、今の宝塚が保っているキラキラした世界を見せてもらえることを願っています。

  

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