希波らいと初主演『儚き星の照らす海の果てに』の見どころ(稽古場レポート)

明日はいよいよ花組博多座公演の初日です。
昨日のタカラヅカニュースで稽古場映像も流れて、実際の舞台ではこれがどんな風になるのかな〜とワクワクする気持ちになりました。
初日を観劇する皆さんのレポートと来週はじめのタカラヅカニュースの初日映像が楽しみです。

さて、今日のタカラヅカニュースでは花組別箱公演のもう一方の希波らいとくん主演のバウホール公演『儚き星の照らす海の果てに』の稽古場レポートがありました。
こちらは3月21日からなので、初日まであと2週間あります。

先日放送された稽古場情報でらいとくん(希波らいと)本人と作・演出の中村真央先生が作品の内容や見どころについて話していましたが、今回の稽古場レポートではまた違った見どころの場面について語られました。

花組 宝塚バウホール公演 『儚き星の照らす海の果てに』 稽古場レポート

今回の稽古場レポートはMCがこの作品に出演しているスカイ・ナビゲーターズの2人、じゅんじゅん(高峰潤)とみおんちゃん(咲乃深音)で、ゲストは106期の鏡星珠くんと真澄ゆかりちゃんの2人です。

出演メンバーの役どころについて

鏡星珠:アンソニー・ウッド・フロスト

かがみん(鏡星珠)が演じるアンソニー・ウッド・フロストは造船会社ハーランド&ウルフ社のエンジニアで、トーマス(希波らいと)と一緒にタイタニック号を作ったギャランティチームの一人だということです。

実在の人物を演じることで、力をもらいつつ責任も感じているそう。
彼らが船にかける思いが自分たちが舞台にかける思いと共通する部分もあると思うので、そこをリンクさせながら役を作っていきたいと意気込んでいました。

ギャランティチームについて

先日のらいとくんの稽古場情報でもこの“ギャランティチーム”というワードが出ていましたが、詳しい説明がなかったので何なんだろう?って思ってました。

ここで少し詳しく説明してくれました。

ギャランティチームというのは、ハーランド&ウルフ社の造船のエキスパートがトーマスの元に集められたチームのことだそうです。

役の年齢順にロバート・ナイト(涼葉まれ)、ロデリック・チズム(海叶あさひ)、アンソニー・ウッド・フロスト(鏡星珠)、ジョセフ・トンプソン(月翔きら)、ウィリアム・ヘンリー・マーシュ・パー(遼美来)、アルフレッド・フレミング・カンニンガム(宇咲瞬)、ウィリアム・キャンベル(風美はる帆)の7人がいるそう。

このギャランティチームの頭文字をとって“GTポーズ”というのを作ったそうで、そのポーズをここで披露してくれました(笑)
Tの部分が7にもなっていて7人ということも表してるんですって。

真澄ゆかり:オリヴィア・ファーガソン

まさのん(真澄ゆかり)が演じるオリヴィア・ファーガソンはまるくん(美空真瑠)演じるジョージ・カミングの恋人だということです。

このジョージとオリヴィアのカップルは理想のカップルだそうで、中村先生からは変わらぬ愛の象徴であってほしいという風に言われているんだとか。
年月が流れていく中で2人の関係性が深まっていく様子や、トーマス(希波らいと)とヘレン(二葉ゆゆ)のカップルとは違った愛の形を表現したいと思っているそうです。

女の子3人のナンバー

そのまさのん(真澄ゆかり)が演じるオリヴィアはエミリー(七彩はづき)とルーシー(初音夢)と会社の同僚で、それぞれが思い人との恋模様を歌うナンバーがとても可愛くてほっこりするそうです。

見どころの場面について

一幕最初の大ナンバー

見どころの場面としてかがみん(鏡星珠)が挙げたのが一幕の最初の方のナンバーで、トーマスが造船所に勤め始めてからの十何年間をギュッと一曲にまとめた壮大なナンバーとのこと。

ほとんどの登場人物が出ていて、ナンバーの中にセリフも挟み込まれているそうで、これから物語が始まるというワクワク感が詰まっているなんとも高揚する場面なんですって。
その中で二幕の最後につながる一つのキーになるような出来事もあるそうで、細かいところまで見逃せない場面となっているようです。

二幕最後の壮大なナンバー

ネタバレになるのかここでは詳しく話せないと言ってましたが、まさのん(真澄ゆかり)が見どころとして挙げたのは二幕最後のナンバー。
踊りや歌で登場人物一人一人の生き様や、何を大切にして何を信念に持って生きたのかというのが表現される壮大なナンバーとなっているそうです。

先日の稽古場情報では一幕ラストのナンバーの話が出ていましたが、それ以外に一幕の最初と二幕のラストにも壮大なナンバーがあるということなんですね。
たくさんの素晴らしいナンバーがあって、そのどれも中村先生が大切に歌詞を書いたということだったので、そこは楽しみな部分の一つとなりそうです。

先日の稽古場情報や今回の稽古場レポートの話を聞いていると、この作品は映画の『タイタニック』やブロードウェイミュージカルとは違って、タイタニック号を造る前のところから描かれるようですね。
らいとくんが演じるトーマスの生き様が、彼に関わった人々の生き様と共に描かれる作品のようです。

最後はタイタニック号の沈没のところで終わるのかな〜と想像するのですが、あの有名なタイタニック号の沈没事故の裏側にあったたくさんの人間模様がどんな風に描かれるのか楽しみになりました。

  

読んで頂き、ありがとうございました。

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