バウホール公演『殉情』一之瀬航季バージョンも11月7日に無事に千秋楽の幕が下りました。
このご時世で前半の公演からずっと一度も止まることなく完走できたのは奇跡のようなことだなと、昨日の朝月希和ミュージック・サロンの中止の発表を見てあらためて思いました。
今日のタカラヅカニュースでは千秋楽の様子が放送されました。
一之瀬航季主演『殉情』も無事に千秋楽
花組のバウホール公演『殉情』は前半日程の帆純まひろ主演バージョンも無事に全公演完走できました。
10月21日の千秋楽の映像をタカラヅカニュースで見て、今回の一之瀬航季主演バージョンのダイジェスト映像も見ると、同じ作品、同じ役でも演じる人によってこうも違って見えるのかということをあらためて実感しました。
今回の『殉情』は上級生メンバーは両日程とも通しで同じ役を演じていましたが、主演コンビをはじめ下級生メンバーが違っていましたからね〜
とくに主演の佐助は、ホッティー(帆純まひろ)の佐助が少年ぽい危うさが残る佐助だったのに対して、はなこ(一之瀬航季)の佐助は落ち着いた大人っぽさのある、それでいて胸の奥に熱いものが感じられる佐助だったように思いました。
どちらの佐助も素敵でした。
一之瀬航季の千秋楽ご挨拶
組長のあおいさん(美風舞良)の千秋楽のご挨拶の最後に
「それでは一之瀬航季が皆様にご挨拶申し上げます」
と言った後
「せーの!」
と言ったので、はなこは訳がわからない感じでキョロキョロし、はなこ以外の全員で
「佐助〜!」
って呼びました。
ホッティーの時はあおいさん一人で呼んでましたが、今回はまた粋な計らいでした(笑)
その素敵なサプライズにびっくりしつつも感激したはなこ
「びっくりしてすみません。素の自分が出てしまいました」
って胸に手を当てながら言ってました。
その様子がほんわかしていて、見てるこっちも感激。
この9日間が本当に幸せだったと、無事に千秋楽をすべての皆さんのおかげで迎えることができ感謝していると語り、
「もう明日からここには来られないと思うと生霊になって出てきてしまいそうで、すごく寂しい気持ちでいっぱいです」
といかにも名残惜しそうに言いました。
そして
「天にも昇る心地っちゅうんはこんなんを言うんやろなとすごく実感する千秋楽でございました」
と佐助のセリフを使って表していたのが可愛かったです。
後の方でも幕を下ろしたくない気持ちでいっぱいとか、このままアフタートークに行ってしまいたい気持ちだとか、あまりに名残惜しい気持ちが表れていて、そんなはなこが愛しかったです。
千秋楽の当日の朝、前半日程の主演のホッティーに「今日は肩に小さい帆純さんを乗せてご挨拶させていただく気持ちで行ってまいります」と報告したという話も教えてくれました。
そんなところも可愛い♡
初めてのバウ主演公演をこの温かいカンパニーで一緒にやり遂げることができたのが本当に幸せなんだろうな〜と思わせてくれるご挨拶でした。
最後はやっぱり“花組ポーズ”で
最後にはスタンディングオベーションになったのを見て
「これは、千秋楽恒例の“花組ポーズ”を皆さんでさせていただきたいと思います」
となりました。
ホッティーの時もやりましたからね〜
当然ですよね。
残念ながら説明のくだりはカットされてましたが、はなこが真ん中でやる“花組ポーズ”素敵でした。
あ、カメラの前の人の影で時々はなこが隠れてしまったのも残念だったですけどね(笑)
中堅男役にチャンスが!
さて、昨日は星組の公演ラインナップが発表されましたが、嬉しいことにぴーちゃん(天華えま)主演でバウ・ワークショップ『Stella Voice』が公演されるということです。
ぴーちゃんといえば98期生で新人公演主演を3回も経験しているのにこれまでバウ主演がなかったでした。
2期下のしんくん(極美慎)に先を越されて、すごくいいもの持ってるのに何がいけないのかな〜と思っていたので、なんかとっても嬉しいです。
花組のバウ・ワークショップ『殉情』がホッティー(帆純まひろ)とはなこ(一之瀬航季)主演で行われるという発表があった時と同じ嬉しさがありました。
こうやって超路線ではない中堅男役に活躍の場が与えられるのはいいことだな〜と思います。
このチャンスをいい方向へ持っていけるといいですね〜
ホッティー、はなこ、ぴーちゃんのこれからに大いに期待しています。
頑張れ〜!
読んで頂き、ありがとうございました。
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