鳳月杏の『出島小宇宙戦争』でのこだわり_That’s Dandyism

台風の影響が心配されますが、日中もだいぶ涼しくなって過ごしやすいですね。

今日は最近お気に入りの『That’s Dandyism 』のコーナーにちなつちゃん(鳳月杏)が登場です。

That’s Dandyism 月組 鳳月杏

タイトルコールを言う時のポーズも個性が出ますね〜
両腕をサッと上に挙げてからの右手を顎に持っていくポーズ、キマってます♡
DANCE・ACTION・COSTUME・ITEM・VOICEの各項目についてのちなつちゃんのこだわりは?

『出島小宇宙戦争』のこだわり(DANCE・ACTION)

まずは最近主演した『出島小宇宙戦争』からDANCEとACTIONについてのこだわり。

DANCEのこだわり

『出島小宇宙戦争』のフィナーレナンバーはヒロインの海乃美月ちゃんとのデュエットダンスから男役の群舞になって、段々人数が減って最後一人で踊るところまで長丁場で、パワー配分が大変だったとか。

それでも、最後の一人で踊る場面はアドレナリンが出て魂が削られる感じでそれが気持ちよかったと言っていました。

ここの映像を見てもちなつちゃんの長い手足を活かしたキレのあるダンスが素敵で、そして、すごく良い表情をして踊っていたな〜という印象です。

ACTIONのこだわり

ACTIONに関しては、普段から舞台上で何もしていない時の芝居にこだわりがあるそう。

『出島小宇宙戦争』の2幕の冒頭で、舞台上で繰り広げられる回想シーンをちなつちゃん演じるカゲヤスがセットの上から見ているだけという場面について話してくれました。

作・演出の谷貴矢先生から「ここの場面は家でテレビを見ているように自然体でいてほしい」と言われたそうで、その回想シーンを見ているカゲヤスがどう思っているかお客様に分かるように、回想シーンを演じている人のこの言葉にはちゃんと反応しなくちゃいけないとか考えて演じたそうです。

15分の結構長い回想シーンで、ちょこちょこカゲヤスの反応がアップで抜かれたりしていて、その度にその反応が面白かったり何か感じているなと思われたり、見ていて面白かった覚えがあります。

そういう細かいところのこだわりをこういうコーナーで話してくれるところが、さすがちなつちゃんだなと思いました。

『はいからさんが通る』青江冬星(COSTUME)

『はいからさんが通る』初演で演じた青江冬星のビジュアルは、漫画から出てきたかのようなビジュアルを目指して、いろいろとこだわったそうです。

普段芝居ではつけない下まつ毛のつけまつ毛をつけたり、カツラはわざとらしいくらいのカール感を出したり、衣装ではジャケットは少しAラインになるようにパンツもベルボトム風にして膝上を細くしたりと時代性が出るように考えたそうです。
そのおかげか、元々手足の長いスタイルが強調されてすらっと素敵な冬星でした。

衣装にこだわるのもちろんだと思いますが、つけまつ毛一つにしてもカツラにしても、役ごとに考えて作るんですね〜

『CASANOVA』のコンデュルメル夫人(ITEM)

That’s Dandyismという趣旨からは外れるけど、ITEMでは女役のコンデュルメル夫人を挙げていました。

ネイルに関して

顔周りに手を持ってきた時に、ライトを反射して綺麗に光るように
光を意識したデザインにしていたそう。

男役さんは滅多にネイルをすることはないけど、女役をやる時やあとはトート役などたまに男役でもネイルをする役があるので、そういう時は普段できないネイルにこだわることができて楽しいんじゃないでしょうか?
娘役さんにいろいろ尋ねたりするのかな〜?

アクセサリーでは

相手役のれいくん(柚香光)からもらった指輪の石がライトに当たって光るようにしょっちゅう磨いていたとか。

あとはジャコモ・カサノヴァ役のみりおちゃん(明日海りお)が「こんなのあったんだけど」って蜘蛛のモチーフの指輪をくれたそうで、カサノヴァに執着していたコンデュルメル夫人らしく、“ジャコモからもらった思い出の品”という設定を自分で作ってその指輪をつけていたと言ってました。

アクセサリーやアイテムにいろいろ思い入れを入れる事は、役を深めるのに大事な作業だという話にはなるほどと思いました。
そんなふうに役作りにもアイテムは深く関わってくるんですね〜

鳳月杏のダンディズム

「これからもあの場面のあそこがよかったと観終わったお客様に思い出していただけるように、歌、芝居、ダンス、ビジュアルの一つ一つにこだわって取り組んでいきたい」

と話すちなつちゃん。

こういうオフの場面ではおっとりとゆっくりと話すけど、いざ舞台上に立つとがらっと変わって存在感たっぷりの演技やパフォーマンスをしてくれるちなつちゃんから、これからも目が離せません。

 

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「りょうはまれです。愛称は『まれ』です」

サインは自分で考えたそうです。
『涼葉まれ』とそのまま書いているそうで、わかりやすいサインになっているのではと言ってますが、一瞬すごく複雑に見えました。
よ〜く見るとあ〜、ここに“涼葉”ここに“まれ”って見えるかな〜って分かるかな(笑)
今特に頑張っていることは、丁寧にダイナミックに踊ることだそうです。

「これからも、踊りだけでなくすべての芸事に一生懸命に取り組み、お客様が笑顔になれる舞台をお届け出来るよう精進してまいります」と爽やかに話してくれました。

とても美形で男役らしい生徒さんです。

 

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宝塚カレンダー追加情報

宝塚カレンダーの詳細が発表されました!
宝塚スターカレンダー&宝塚スター卓上カレンダーと宝塚卓上カレンダーと宝塚ステージカレンダーの掲載月が明らかになりました。

詳細は以下に追記しました。
2021年版『宝塚カレンダー』の詳細が発表されましたね(2020年9月22日)

『ポーの一族』全キャスト発表

もう一つのニュースは
ミュージカル・ゴシック『ポーの一族』の全キャストが発表されました。

こちらについても、以前の記事に追記しました。
明日海りおの今後のお仕事が楽しみです!(2020年9月18日)

  

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