朝美絢が語る『ほんものの魔法使』の見どころ5選(突撃レポート)

5月21日に初日を迎えた雪組バウホール公演『ほんものの魔法使』
Twitterでも「可愛い可愛い」の声がたくさんで、どんな作品なのか興味津々です。

雪組 宝塚バウホール公演 『ほんものの魔法使』 突撃レポート

今日のタカラヅカニュースで『ほんものの魔法使』 の突撃レポートが放送されました。
出演メンバーはスカイレポーターズのありちゃん(愛すみれ)、主演のあーさ(朝美絢)、ひまりちゃん(野々花ひまり)の3人です。

ここにモプシー役のあがちん(縣千)もいたらもっと楽しかったのにな〜と思うと、コロナが憎いです。

3人が語る見どころ

3人でこの作品の見どころや好きな場面を語りました。
まとめると次のような感じです。

1.魔術の都マジェイアの素晴らしさ
2.衣装の可愛らしさ
3.ジェインの成長物語
4.バウホールならではの客席との一体感
5.大人気のしゃべる犬モプシー
6.二幕のピクニックの場面が楽しい
7.糸電話のシーンの糸電話
8.豪華なフィナーレ

この中でとくに気になったところは…

見どころ(1)「衣装の可愛らしさ」

全員の衣装がカラフルで可愛らしいのが見どころのようです。
ジェイン役のひまりちゃんもベアトリーチェ役のありちゃんもすっごく華やかで可愛いですし、初日の映像で見た各キャラクターの衣装もそれぞれ個性的でカラフルでした。

ひまりちゃんはフリフリの付いた靴下もウリのようです(笑)
NOW ON STAGEでもこんな靴下を履いたのは3歳の時以来って言ってました。

その中であーさ演じるアダムの衣装が一番地味だと。
ポスターでも着ているメインの衣装も形はオシャレだけど、色味はちょっと地味ですね。

でも、二幕で着ている衣装がすごくシンプルなんだけどカッコよくて、あーさ自身も大好きで、他の出演者や先生方にも大人気だそう。

ネットの記事で見ましたが、ネイビーのブルゾンにチノパンみたいな衣装のことだと思います。
確かにシンプルだけど、あーさのスタイルの良さが際立つ素敵な衣装でした。

見どころ(2)「大人気のしゃべる犬モプシー」

あがちん演じるしゃべる犬モプシーが本当に可愛くて、皆んなに大人気だっていうことでした。
皆んなの愛犬、皆んなのペットって言ってました。

この演目が発表された時から話題になってたモプシー。

あがちんが演るって発表された時も「やっぱり」「ぴったり」という声がたくさんで、どんなビジュアルになるのかも楽しみにされていました。

初日にスチール写真がアップされて、パイロット帽にモフモフの上着であまりにも可愛くて、Twitterでも「可愛い〜」のツイートをいっぱい目にしました。

NOW ON STAGEでずっと犬みたいな手の動きをして話すあがちんも可愛かったですし、初日映像やネット記事の舞台写真で地べたに足を投げ出して座るあがちんモプシーもめちゃくちゃ可愛かったです。

原作を読むと性格的にはけっこう皮肉屋なところがあるモプシー。

そんなキャラも人気の所以かもしれません。
観るのが楽しみです。

見どころ(3)「二幕のピクニックの場面が楽しい」

あーさが一番好きな場面は二幕のピクニックの場面だということでした。

「”牛さん”や”蜂さん”や”鶏さん”の衣装を着たキャストたちが可愛くて、牧場の澄んだ空気感に心が洗われるような気持ちになる」んだそう。
「お客様にも感じ取っていただきたい」と言ってました。

それにしても動物たちに“さん”づけするあーさが可愛いです♡

見どころ(4)「糸電話のシーンの糸電話」

ひまりちゃんが一番好きな場面はアダムとモプシーと3人で糸電話で話すシーンだそうです。

初日映像で映ってましたが、建物の上の方の窓にいるジェインが下にいるアダムとモプシーと糸電話で話してました。

その糸電話はちゃんと声が聞こえるんだとか。
糸はちょっと太めだけど多分手に入るので皆さんも作れるって言ってました。

すご〜く長い糸だったけど、あの距離でもちゃんと声が届くんですね〜
糸電話なんてもう何年もやってないけど、ちょっとやってみたくなりました(笑)

見どころ(5)「豪華なフィナーレ」

残念ながら初日映像では流れなかったのですが、フィナーレはあーさの登場で始まるそうです。
ピンスポットが当たって、お客様の固唾を飲む感じが伝わって新鮮な気持ちになるそうです。

その後の男役の場面は空気が引き締まる感じが男役冥利に尽きるそうで、「宝塚に入ってよかった、男役やってよかった」と思うんだとか。

そして、あーさとひまりちゃんのデュエットダンス。

本編から繋がっているような感じになっていて、ジェインがアダムを探していてやっぱりいないってなったら後ろからアダムが抱きしめてくれるのが幸せだそうです。

ひまりちゃんも「娘役になってよかった」って毎日思うそう。

そう話すひまりちゃんを愛しそうに見つめるあーさの笑顔が本当に素敵でしたし、ありちゃんに「リフトも素敵ですよ」と言われて見つめ合って照れている2人が本当に微笑ましかったです。

大人向けのファンタジー

プログラムの木村信司先生のコメントでずっとファンタジーをやりたかったのになかなか企画が通らず、それがやっとできたというようなことが書かれていたようです。

そしてお稽古の時には、この作品はファンタジーだからこそ芝居が難しいと話しをされたそうです。

あーさは最初はそれがわからなかったけど、お稽古を重ねるうちにその難しさを実感したとか。

言われてみれば宝塚ではそれほどファンタジー作品は多いわけではないですね。
ファンタジー要素のある作品はあるけど、ここまでガッツリファンタジーなのはそうそうありません。

だけど、原作を読んでいてもまるっきり子供向けというわけではなく、メッセージ性も強くて大人向けのファンタジーという気がします。
そのメッセージを深く伝えるのに難しさを感じたのだと思いますが、この作品を通してぐんと成長できるように思いました。

  

読んで頂き、ありがとうございました。

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