タカラヅカニュースでは各組のスカイ・ナビゲーターズが自分の組の組子をゲストに招いてトークするコーナーがあります。
今週は花組のスカイ・ナビゲーターズが二人の下級生をゲストに、トークとゲームを楽しむ『はなちゃんねる』のコーナーが放送されました。
花組スカイ・ナビゲーターズのコーナー『はなちゃんねる』
今回の『はなちゃんねる』はスカイ・ナビゲーターズのとわくん（峰果とわ）と糸ちゃん（糸月雪羽）が歌が大好きということで、花組の歌が上手な二人の下級生が別々にゲストに呼ばれました。
Part1は娘役の詩希すみれちゃん、Part2では男役の南音あきらくん。
この二人と歌についてのトークをした後、ゲームのコーナーでは即興ハモリチャレンジに挑戦しました。
詩希すみれ
すみれちゃん（詩希すみれ）は103期生で、昨年10月の『殉情』帆純まひろ主演バージョンでとっても色っぽいお蘭役を好演していました。
ところでスカイ・ナビゲーターズの二人は、とわくんがお蘭と縁の深い利太郎役、そして糸ちゃんが一之瀬航季主演バージョンのお蘭役でしたので、『殉情』メンバーが揃いましたね。
スカイ・ナビゲーターズの二人との関係
まずはすみれちゃんから見た二人の印象などから。
すみれちゃんが花組に配属されて最初の公演が2017年の初演の『はいからさんが通る』で、その時やくざの有明役を演じていたとわくんが怖く見えたそうです（笑）
「中身もやくざだと思ってた？」
ととわくんに訊かれて
「ちょっと怖かった」
って（笑）
でも話してみたら優しい人だったので、今では仲良しだそうです。
一方、すみれちゃんは糸ちゃんとはどうやら受験スクールが同じだったみたいです。
昔からご縁があったとか。
「実は私たち高卒4回目（で受かった）でございまして…」
となぜか小声で言う糸ちゃん（笑）
糸ちゃんが先に入団して、すみれちゃんが4回目の受験だということで「ガンバッテ～！！通るのよ～！！」と必死で応援したんだそう。
それで無事に合格し、同じ花組に配属されて今に至るということですね。
その後もすみれちゃんは新人公演で何度も糸ちゃんの役をやって、ずっとご縁が続いているという間柄だそうです。
影コーラスについて
すみれちゃんは歌が上手いということでよく影コーラスに選ばれるようです。
今回の公演でも『うたかたの恋』の最後に影コーラスをしていて、それがとても楽しいと話していました。
とわくんも共感して「影コーラスっていいよね～」って。
とわくんも糸ちゃんも影コーラスをすることが多いんですね。
影コーラスボックスで4本くらいのマイクの前にパートごとに並んで（おそらくモニターに映る）指揮者の先生に合わせて歌うというのがいいなと思うそうです。
舞台と離れているけれど、指揮者の先生を通して舞台と繋がっているという感覚になれるんだそう。
他にはダビングコーラスというのも楽しいそうです。
別箱公演などで事前にコーラスを録音することみたいですが、それに選ばれると何時間もかかって録音するそうで、歌とずっと向き合っていられるのが嬉しいんだそう。
歌が好きな3人ならではのお話でした。
普段あまり聞かれない影コーラスやダビングコーラスについてのお話が楽しかったです。
南音あきら
南音あきらくんは102期生で、『うたかたの恋』の新人公演では航琉ひびきさんのロシェック役をやっています。
歌が上手というところからか、新人公演では歌うまなベテラン男役の役を演じることが割と多いみたいです。
スカイ・ナビゲーターズの二人からの呼び名
公式のプロフィールでは『かっとうー』『かつあき』が愛称ですが、とわくん（峰果とわ）からは”あきちゃん”と呼ばれているそうです。
そして糸ちゃんからはなぜか”ナオキ”と呼ばれています（笑）
なぜ糸ちゃんだけ”ナオキ”と呼んでいるかというと、もうかなり仲良くなっていた『はいからさんが通る』の東京公演の時に早替わり室で単に”なおと”を”ナオキ”と呼び間違えたらしいです。
それ以来”ナオキ”で通しているんだとか（笑）
ちょっと天然な糸ちゃんらしいエピソードでした。
ピアノの名手
南音あきらくんは歌と同様ピアノも得意だそうで、どちらも大好きなんだとか。
お父さんがギター、お母さんがバイオリンと音楽一家で、小さい頃からピアノを習っていてピアノを弾くことがストレス発散になるそう。
コロナ禍になって自粛期間の間は、とわくんや糸ちゃんたち花組生何人かで南音くんのピアノに合わせてリモートで歌って動画を撮るということをしていたそうです。
そして現在、花組生全員の自主稽古の時は、南音くんが音取りのピアノを担当するそうで、
二人から「すごいよね～」と言われてました。
確かにそれは本当にすごいです。
組長さん以下花組生全員がいる前で、男役娘役関係なくみんなの音取りをするそうで、毎回間違えないようにとものすごく緊張するそうですが、そりゃそうですよね～
その光景ちょっと想像してみましたが、私には絶対無理です（笑）
そんなピアノの名手の南音くん、歌の方はこのコーナーで披露してくれましたが、ピアノの方もいつか何かで披露してもらいたいです。
なかなか興味深いコーナーでした
トークの後はすみれちゃん（詩希すみれ）はとわくん（峰果とわ）と、南音あきらくんは糸ちゃん（糸月雪羽）とそれぞれが3曲ずつ即興でハモリで歌うということに挑戦しました。
4人ともさすがに綺麗な澄んだ歌声で、ハモリもばっちり！
詩希すみれちゃんの方は前から顔も歌が上手なことも知っていましたが、南音あきらくんの方はあまり認識していませんでした。
このコーナーで知ることができたので、これから注目して観たいと思います。
こういうコーナーで組の下級生の子たちを紹介してくれるのは嬉しいです。
これからの観劇がますます楽しみになりました。
読んで頂き、ありがとうございました。
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