今日は公式サイトで大きな発表がありました。
宙組の次期トップスターに芹香斗亜、次期トップ娘役に春乃さくらが決定したということです。
発表がなかなかされず、やきもきしていた人が多いと思いますが、無事に発表されてよかったです。
さて、先週から雪組KAAT神奈川芸術劇場公演『海辺のストルーエンセ』、月組宝塚大劇場公演、雪組御園座公演『BONNIE & CLYDE』と初日ラッシュでした。
どの公演も無事に幕が開いて本当によかったです。
タカラヅカニュースで月組宝塚大劇場公演に続いて朝美絢主演『海辺のストルーエンセ』の初日(2023年2月3日)の様子が放送されました。
雪組 KAAT神奈川芸術劇場公演『海辺のストルーエンセ』初日
『海辺のストルーエンセ』で主演のあーさ(朝美絢)が演じるヨハン・ストルーエンセは実在の人物です。
少し調べてみたら、かなりの野心家であると同時にとても魅力的な人だったようで、その魅力で国王などに取り入ってのし上がっていった人物なようです。
ですが、最後は逮捕されて処刑されるという壮絶な最期を迎えたようです。
ダイジェスト映像を見るとこの作品でもその人生が描かれているようです。
途中コミカルなシーンや楽しげな場面もあるようですが。
うっかりTwitterでネタバレ的な感想を目にしてしまったので、どんな風に終わるのかもなんとなくわかってしまったのがちょっと残念。
史実を見ると想像はできるのですが。
でも、あーさ演じるストルーエンセはとっても魅力的で、作品自体もすごく評判がいいので、できればライブ配信を観たいと思っています。
朝美絢の初日のご挨拶
組長のにわさん(奏乃はると)から紹介されて、あーさが初日のご挨拶をしました。
まずは初日の幕が無事に開いたことへの感謝の言葉から。
演出の指田珠子先生、スタッフの皆さん、そして出演者全員で一丸となって作り上げた作品にお客様の力で血が通ったという話をした後、急に男前な声になって、
「横浜の海辺で千秋楽の朝焼けに向かって全身全霊心を込めて務めてまいりたいと思います」
と力強く言ったあーさでした。
次に幕が開いた時には、初日の幕が開いてここにいることが奇跡のようだと話し始めたあーさ。
コロナのことを言うのかなと思ったら、どうもお稽古が相当大変だったようで、そんな話になったようです。
「本当に怒涛のお稽古でした」
と言った後笑ったあーさを見て、後ろであがちん(縣千)も吹き出してました。
「今こうして皆様にお見せすることができて正直よかったなと、はい、思います」
と笑いながら言うあーさの言葉にあがちんもはばまいちゃん(音彩唯)もうなずいていたところを見るとよっぽどハードなお稽古だったんだと思われます。
もしかしたら稽古期間が思いの外短かったんでしょうか?
指田先生のこだわりが強すぎて時間が足りないほどのお稽古になったんでしょうかね~
いずれにしても、これだけ評判のよい作品になったんですから、出演者みんなすごく頑張ったんでしょうね。
副題の『フォレルスケット』について
ここであーさからタイトルの前に付いている『ミュージカル・フォレルスケット』という副題の「フォレルスケット」について説明がありました。
デンマーク語で「誰かを好きになった時のなんとも言えない幸せな気持ち」という意味だそうで、日本語ではうまく表現ができない言葉なんだそうです。
この公演を観て(悲劇で終わるので)最後は幸せな気持ちにはなれないかもしれないけれどw、ちょっと「フォレルスケット」な気持ちになっていただけたら嬉しいと言ってました。
「日傘持って踊りたくなったゎとか、テニスしたくなったゎとか、そういうことを感じていただけたら嬉しいな~と思っております」
だそうです。
あーさ演じるストルーエンセ先生には壮絶な最期が待っているようですが、物語の途中には明るく楽しい場面や恋に向かっていくような場面もあるみたいなので、そのことを言ってるのかな~と思いました。
『海辺のストルーエンセ』バージョンの豆まき
3回目のカーテンコールで、2月3日の当日は節分だということで特別な『海辺のストルーエンセ』バージョンの豆まきをすることになりました。
あ、もちろんエアでです(笑)
お客さんは出演者達の掛け声に合わせて、周りの方にぶつからないようにちっちゃく豆をまくふりをしてくださいとのことでした。
で、声は出さずに心の中で”フォレルスケット”で盛り上がってくださいって。
ここでも”フォレルスケット”を推してきます(笑)
練習なしでぶっつけ本番でということでしたが、出演者たちはどうやら練習済みだったようです。
あ、でもあーさは途中言い間違ったりとちょっとあやしかったかな(笑)
舞台上のみんなでエアの豆を持って投げる仕草をしながら、
あーさ「鬼と一緒に!」
全員「フォレルスケット!」
あーさ「福は海辺に!」
全員「来てルーエンセ!」
あーさ「千秋楽まで!」
全員「駆け抜けルーエンセ!!」
と、豆まき(のふり)をしました。
その続きで
あーさ「そして、ランツァウ伯爵、お誕生日おめでとうーエンセ!!」
とランツァウ伯爵役のまなはる(真那春人)に向かって叫び、みんなで拍手してはやしたので、最初びっくりしたまなはるも片手を挙げて貴族風のお辞儀をし、その後くるっと回ったり喜びのダンスをしてくれました。
まなはるにとってはサプライズだったんですね~
まなはる~お誕生日おめでとう!
あーさの「福がいっぱい来ます」で、楽しい雰囲気のまま一旦幕が下りました。
最後は「横浜ただいま!」
なんともう一度幕が上がったら、
「私情をはさませて頂きまして…横浜ただいま~!!」
と両手を挙げながらあーさが叫びました。
これにはお客さんも大喜びで大拍手。
出演者のみんなもヒューヒューって(笑)
「神奈川県出身の朝美絢でございます~」
「またここに帰ってくることができて本当に嬉しく思います」
とあーさ。
2年前の『ほんものの魔法使』もKAAT神奈川芸術劇場で公演でしたので、主演として凱旋するのは2回目ですね。
あーさは鎌倉市出身です。
地元の神奈川県で主演できるのはことのほか嬉しいでしょうね~
本当におめでとう、あーさ。
こうして、大盛り上がりのうちにカーテンコールが終わりました。
お話自体は悲劇で終わる作品のようですが、あーさの人柄、そして後ろで盛り上げてくれているあがちんたち共演者のおかげで明るく楽しいカーテンコールでした。
この公演は2月11日にライブ配信があります
この公演は2月12日までKAAT神奈川芸術劇場で上演した後、2月24日~3月2日にシアター・ドラマシティでも上演されます。
千秋楽まで止まることなく全員で完走できることを願っています。
そして、ライブ配信は2月11日の15:30公演で行われるということです。
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雪組 KAAT神奈川芸術劇場公演
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ここのところ公演中止になった時のことを考えてか千秋楽よりだいぶ前に日程が設定されていますね。
いいことです。
読んで頂き、ありがとうございました。
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