愛月ひかる「ロドリゴとして情熱の赴くままに」(突撃レポート)

タカラヅカニュースがリニューアルされてから1週間経ちました。
もう新しいオープニングにも慣れてきました(笑)
前のがどんなだったかもう思い出せません…(汗)

星組 宝塚バウホール公演 『マノン』 突撃レポート

今日のタカラヅカニュースでは星組愛月ひかる主演『マノン』の突撃レポートが放送されました。

出演は主演の愛ちゃん(愛月ひかる)とマノン役のくらっち(有沙瞳)、そして元星組スカイ・レポーターズのレイラさん(漣レイラ)です。

この3人で終演後に『マノン』の魅力について語ってくれました。

プロローグから情熱的なスペインの世界に

プロローグから情熱的なスペイン調の曲で、一気にスペインの世界にいざなってくれるということです。

プロローグの曲は初演と歌詞は同じでメロディが変わっているそうです。

初日の映像でほんの少し流れましたが、あれ?と思いましたら、やっぱりメロディが新しくなったんですね〜

でもセットは初演と全く同じデザインで懐かしく思いました。

冒頭で愛ちゃん演じるロドリゴが後ろ向きから振り返って登場するところが初日映像で映りましたが、ワクワクしてカッコいい〜となりました。

そこがマタドールのお衣装でまさにスペインの世界!という感じでした。

愛月ひかる、新たな『愛ちゃんの死』に挑む

ロドリゴはものすごく真面目で、家族の愛や友達の愛に包まれているのにそれらを全部投げ捨ててマノンへの愛に突き進んじゃうんです。

台詞も仕草も情熱的で甘くて…

初日の挨拶で言ってましたが、ロドリゴという役は愛ちゃんがここ最近演じた中では一番遠い役で、こんなにもまっすぐに情熱の赴くまま一人の女性を愛し抜く役はなかったと。

物語としては悲劇だけれど、そういう役を演じられて爽快で幸せだそうです。

この作品は本当に悲劇で終わりますからね〜
マノンを愛することで最後は…

そういえば、初日のカーテンコールで副組長の白妙なつさんがうまいこと言ってました。

「少し前に『愛ちゃんの死』というワードがインターネット場で話題をかっさらったと聞いております」

「皆様、本日の愛に身を捧げた結末の『愛ちゃんの死』はいかがでしたでしょうか?」

と(笑)

話題になったロミジュリでは愛ちゃんが“死”を演じていた訳ですが、この作品では自分がその“死”に突き進んじゃうというわけです。

フィナーレも情熱的に

フィナーレは初演はデュエットだけだったのが、今回新たにあかちゃん(綺城ひか理)を中心に娘役たちが踊る情熱的なシーンが加えられたそうです。

最近では珍しいくらい『ザ・宝塚』な世界観だとか。

そして、その後は初演と同じデュエットダンスの場面になるということです。

一幕の最初の方の『マドリード』という曲を使って、最初の幸せだったところに戻るという感じが自分たちにとってもお客様にとっても救いになればいいなと思ってやっているそうです。

初日の映像ではフィナーレは丸々カットされていましたが、カーテンコールで愛ちゃんとくらっちがとっても豪華な真っ白いお衣装で出てきたので、このお衣装でデュエットダンスを踊ったんだなと分かります。

たとえ悲劇で終わっても、フィナーレで幸福感に浸れるのが宝塚のいいところですね〜

愛月ひかる「情熱の赴くままに精一杯生きたい」

NOW ON STAGEで「ロドリゴほど感情をむき出しにして子供のように全部出しちゃう役は男役としてあまりない」と話していました。

愛ちゃん自身はこれまで男役の演技は足し算じゃなくて引き算でいきたいと思っていたそう。

自然体で、カッコつけ過ぎないで、無駄はどんどん省いてシンプルでいるのがカッコいいと、そういう男役のスタイルを追求してきたそうです。

今回はそれを全て初心に戻して、プラスの役作りをしているということでした。

「ファンの皆さんにも今まで見たことのない自分を見ていただきたい」

と話していました。

突撃レポートの最後に意気込みとして、

「情熱の赴くままにロドリゴとして精一杯生きたい、一回一回大切に演じたい」

と話していました。

ロドリゴとして引き算ではなく足し算の演技で、情熱的に生きる愛ちゃんを楽しみにしています。

  

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