柚香光のテンション高めの東京宝塚劇場、初日ご挨拶(花組東京宝塚劇場公演『鴛鴦歌合戦』『GRAND MIRAGE!』)

花組の東京公演が9月2日に始まりました。
宝塚大劇場公演は休演者はいたものの無事に全公演完走することができて本当によかったです。

花組はれいちゃん(柚香光)がトップになってからまだ東西両方で完走したことがないので、今回こそはぜひとも完走してもらいたいです。

休演者については希波らいとくんはやはり全日程休演の予定で、あらたに常和紅葉ちゃんも休演となってしまいました。
ですが、泉まいらくんはお芝居の『鴛鴦歌合戦』には出演するということなので、それはよかったです。
少しほっとしました。

花組 東京宝塚劇場公演『鴛鴦歌合戦』 『GRAND MIRAGE!』初日の様子

ダイジェスト映像を見ると『鴛鴦歌合戦』はやっぱりすごく楽しそうです。

原作の映画にはない場面があったり登場人物も増えていて、あの映画がどんな風になっているのかすごく興味が湧きます。
私もあと少しで観劇できるので心待ちにしています。

ショーもプロローグから華やかで本当に宝塚らしいですね。
6月に急逝された羽山紀代美先生振り付けの「ボレロ」のシーンが少しだけ流れましたが、とても重厚な雰囲気の振り付けで、これは心して観なければという気持ちになりました。

柚香光の初日のご挨拶

れいちゃん(柚香光)の初日のご挨拶は最初からかなりテンションが高めで、早口で喋るのがすごく印象に残りました。

まず8月が過ぎたのにまだ日差しが刺さるように強い酷暑の中、お客様が足を運んでくださったことへの感謝の言葉から始まり

「そんな熱い熱い東京公演が始まりましたが、お楽しみいただけましたでしょうか〜?」

と満面の笑顔で客席に訊いていました。
れいちゃんはパレードの最後に手を振っていておそらく緞帳が降りた後もずっと振っていたんでしょうね、そんなずっと手を振っている自分にふと気が付いたそうです。
それほどお客様に会えたのが嬉しかったそうです。

『鴛鴦歌合戦』は悪戦苦闘しつつ楽しく取り組んできて、お客様が笑顔や温かい笑い声で包み込んでくださったのが嬉しくて、初日からたくさんの幸せをいただいたと話していました。

『GRAND MIRAGE!』については、作・演出の岡田敬二先生が
「3歳から100歳のお客様まで幅広い方に楽しんでいただけるレビューを作りたい。そのためにみんなで一緒に頑張ってください」
と何度も仰っていたと教えてくれました。
そのために東京公演の初日から「また改めて襟を正して没頭してまいりたい」と思っていると話しました。
最後は

「出演者一同舞台の隅々まで自分自身で光り輝き、匂い立つようなこの花組の世界をゆっくり広げてまいりますので、千秋楽の日まで応援の程よろしくお願いいたします」

と初日のご挨拶を締めました。

礼三郎の粋な台詞と客席降り

次のカーテンコールではいきなり

「とかく浮世はままならぬ、日傘さす人、作る人ってね」

というお芝居の中の礼三郎の台詞を披露したれいちゃん。
礼三郎の懐の深さや愛情深さ、謙虚さ、賢さがにじみ出ているこの台詞がれいちゃんは大好きなんだそう。
そんな礼三郎のように愛情を持って生きていきたいとたくさんのことを学んだと語りました。

その次には礼の客席降りのことについても語ったれいちゃん。

宝塚ではお客様の前を横切ってスタンバイしたので、舞台上のひとこちゃん(永久輝せあ)のお芝居の邪魔をしていたんだそう。
東京ではまっすぐ歩いてくるので、お客様の視界にあまり入らずにすむそうです。
なので殿のお芝居を楽しんでいただけるのではないかということで

「皆様、集中して(殿のお芝居か自分のどちらか)ご覧になりたいところをご覧くださいませ」

なんて言ってました(笑)
客席も大笑いです。

大劇場ではどうしてもれいちゃんが客席を歩いてくるのに気を取られて、舞台上のひとこちゃんの殿が一生懸命お芝居しているのに集中できないという事態になっていたようですからね。

そういえば大劇場の千秋楽にもそんなことを言ってましたね。
でもれいちゃんがせっかく客席を歩いてやってくるのでそっちにも注目したいですし、悩ましい問題です(笑)

花組ポーズ

最後のカーテンコールには暑さに負けずに千秋楽まで走り抜くために“花組ポーズ”をしたいということになりました。
今回は前置きがすご〜く長くてですね、

「10月8日の千秋楽まで出演者一同の健康を願い、支えてくださっている(スタッフの)皆様方の健康を願い、そして愛するお客様方の健康と笑顔を願いまして」

「花組〜!」

「最高〜!!」

とめちゃくちゃテンション高く花組ポーズをやりました。
れいちゃんの前置きを聞いている花組生たちが大笑いしてたのも面白かったです。
最後は

「外はまだ灼熱の日差しが降り注いでいると思いますので、どうか皆様お気をつけてお帰りください。またお目にかかれる日を心から楽しみにしております」

と締めて初日のカーテンコールが終わりました。
汗だくになりながらも終始満面の笑顔でテンションの高いれいちゃんを見ているのはとっても楽しかったです。

柚香光はじめての初日前囲み取材

今回は東京公演の初日ということで、初日前の舞台稽古後にトップコンビの囲み取材も行われました。
れいちゃんにとっては初めてのことです。
トップになってすぐにコロナ禍になって、ずっと東京公演の囲み取材が行われていませんでしたのでね。

タカラヅカニュースではカットされていましたが、ネット記事ではれいちゃんがはじめてのこの囲み取材を受けるのが嬉しいと言っていたそうです。
それに対してまどかちゃんは宙組で経験があるので、そのこともちらっと言っていたようです。

二人はプロローグの華やかで豪華な衣装で記者の前に登場し、終始にこやかに楽しそうに質問に応えていたのが印象的でした。

そしてまどかちゃんがれいちゃんのことをあまりに褒めるので、れいちゃんが照れていたのも微笑ましかったです。

私が観劇できる日までもう少しです。
初日の映像を見てますます楽しみになりました。

  

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