月城かなと主演『DEATH TAKES A HOLIDAY』 の見どころあれこれ(稽古場レポート)

昨日は花組関係でたくさん発表がありました。
専科のゆりちゃん(紫門ゆりや)が10月9日付で花組副組長に就任すること。
そして、11月の終わりから12月の初めにかけてれいちゃん(柚香光)のコンサートとひとこちゃん(永久輝せあ)主演の全国ツアーがあるという発表でした。
今後の人事についていろいろ憶測も飛んでいましたが、今は先のことは考えずにどちらの公演も楽しみにしたいと思っています。

そして、今朝心配なニュースもありました。
星組『1789』について、複数の体調不良者が出たため調整のため初日の開演時間を遅らせるということでした。

コロナだとはっきり書かれているわけではないですが、やはりまだコロナの影響は続いているんだなと、まだまだ安心できないなという感じです。
体調不良者の一日も早い回復と、無事に幕が開くことを祈るばかりです。

そんな中、月組の別箱公演も初日が近づいてきていますが、タカラヅカニュースで『DEATH TAKES A HOLIDAY』の稽古場レポートが放送され、見どころについてたくさん語ってくれました。

月組『DEATH TAKES A HOLIDAY』 稽古場レポート

出演メンバー

今回の稽古場レポートはスカイ・ナビゲーターズの桃ちゃん(桃歌雪)をMCに、やすくん(佳城葵)とりりちゃん(白河りり)をゲストに招いて、それぞれの役や公演の見どころについて語りました。

佳城葵:フィデレ

やすくん(佳城葵)が演じるフィデレは、この作品の舞台となるランベルティ家の執事で、おだちん(風間柚乃)演じる当主のランベルティ公爵の秘書でもあるそう。

それが早とちりはするわ間がずれてたりするわで、使えるのか使えないのかよくわからない執事なんだとか。
そういう役やすくんにぴったりですよね~

おだちんとの何ともてんやわんやのやり取りの歌があるそうですよ(笑)

白河りり:アリス・ランベルティ

りりちゃん(白河りり)演じるアリスは、うみちゃん(海乃美月)演じるグラツィアの亡くなった兄の奥さんなので、うみちゃんの義理の姉になります。
6学年も下なのにお姉さんの役です!(笑)

26歳にして未亡人になってしまったという悲劇的な部分もあるけれど、パワフルで目立ちたがり屋なところもあり、恋する乙女な部分もある役ということです。

れいこちゃん(月城かなと)演じるサーキ王子に猛烈なアタックをする場面もあるそうです。

桃歌雪(MC)

桃ちゃん(桃歌雪)が演じるソフィアはランベルティ家の使用人なんだそう。
使用人みんなが個性的で、仕事はちゃんとするけど私情をはさみ過ぎなところがおかしいそうです。

見どころについて

楽曲の難しさ

宝塚でもお馴染み『ファントム』『グランドホテル』等の音楽を作曲したモーリー・イェストンさんが作詞・作曲を手掛けたこのミュージカル。
楽曲は素晴らしいけどかなり難しいそうです。

娘役の歌は高いところはものすごく高く、低いところはものすごく低い。

そして男役の歌も元々男性が歌っている曲なので、相当低い音があるそう。
音楽担当の太田健先生がキーを変えてくれてるところもあるそうですが…

とくにれいこちゃんの歌はさらに下の音を出す部分があるそうで、本当にすごいって話してました。
れいこちゃんの役が死神ということで、そんな風に低い音で歌うのでしょうか?

モーリー・イェストンさんの曲は本当にどれも素晴らしいので、楽曲の素晴らしさも楽しみの一つです。

月城かなとの二面性

れいこちゃん(月城かなと)は最初死神として登場して、その後すぐにロシアの貴族ニコライ・サーキとして出てくるそう。

ほぼ全般サーキ王子としているんだけれど、たまに垣間見える死神との二面性が面白いそうです。

同じ人物なのに空気がバリっと変わるところが見どころなんだそうで、そこはれいこちゃんの芝居力が活かせる部分でしょうね。

ランベルティ家に現れたサーキ王子があまりにも美しくて、その時の女性陣の夢中になり方が非常に面白いそうです(笑)
女性陣ばかりではなく英真なおきさんのアルビオーネ男爵まで夢中になるほどの美しさだそうですが、それはポスターを見ればなるほどという感じです。

月城かなとのタップダンス

そして、聞き逃せなかったのがアリス役のりりちゃんとれいこちゃんがタップを踊る場面があるということ!
なんとれいこちゃんは15年ぶりにやるそうです。

それでも何でも器用にこなすれいこちゃんは15年ぶりのタップとは思えないそうで、これは見逃せないポイントです。

彩みちるのおばあちゃん役

配役が発表になった時にけっこう話題になりましたが、今回みちるちゃん(彩みちる)がおばあさん役を演じるというのも見どころの一つ。

とっても可愛らしいおばあちゃんで、少し記憶が曖昧なところがあるそうなんですが、亡き夫を今でも愛しているところも素敵なんだとか。

そして、英真なおきさんのアルビオーネ男爵とのやり取りもほっこりするとかで、そんなみちるちゃんのおばあちゃん役も楽しみです。

かなりコメディ

ここまでの話を聞いていてけっこうコメディ要素のミュージカルなんだなという印象を受けましたが、実際にコメディなんだそうです。
ポスターのどこか妖しい幻想的なイメージからはコメディというのは想像できないんですが(笑)

演出の生田大和先生からも「コメディだというのを広めてください」と言われてるんですって。

そしてりりちゃんが話していましたが、すごく愛にあふれた作品だということです。
いろんな愛の形を見ることができ、観終わった後愛についてすごく考えるような作品だそう。

きっと観劇後に爽やかであったかい気持ちで帰途につけるようなそんな作品なんだろうなと思いました。
私も観劇できそうなので、すご~く楽しみにしています。

  

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