月城かなとの最後の稽古場情報でした(涙)(『Grande TAKARAZUKA 110!』稽古場情報)

月組大劇場公演も3月30日の初日まであと半月ほどとなってきました。
ということでタカラヅカニュースではトップスターのれいこちゃん(月城かなと)と組長のみとさん(梨花ますみ)の2人による稽古場情報が放送されています。

今回の稽古場情報はトップさんの退団公演なので、Part1とPart2の2回に分けての放送となっています。
いよいよ最後の稽古場情報なんだと思うと寂しい気持ちが込み上げます。

Part1は主にお芝居の『Eternal Voice 消え残る想い』について語っていましたが、Part2ではショーの『Grande TAKARAZUKA 110!』についてと、れいこちゃんの公演にかける想いが語られました。

月組 宝塚大劇場公演『Grande TAKARAZUKA 110!』稽古場情報

ショーの『Grande TAKARAZUKA 110!』は月組では久しぶりの中村一徳先生の作・演出です。
『レビュー・アニバーサリー』ということで、宝塚110周年をお祝いするショーという感じなんだそうです。

月城かなとが挙げた見どころの場面

まずプロローグは110周年のお祝いらしく華やかで衣装も宝塚らしい感じなんだそうですが、とにかく振付が難しいんだそうです。とてもエネルギッシュなんだとか。

れいこちゃん曰く「たくさんの下級生達にも目が行く構成になっている」そうで、「スピーディーだけどどの下級生もお見逃しなく」と言っていました。
組子思いのれいこちゃんらしいコメントです。

過去の作品をリスペクトするような場面があって、そこから各国を回っていくような構成だそう。

ベネチアの場面ではおだちん(風間柚乃)とみちるちゃん(彩みちる)が道化の役でとても可愛らしいので、そこはれいこちゃん的なツボなんだとか。
かなりおすすめしていました。

ちなつちゃん(鳳月杏)が中心の場面をはさんで中詰がスパニッシュ。
衣装も全員真っ赤でスペイン帽を被り、とても熱い場面となりそう。

客席降りについては言及がありませんでした。
無いのでしょうか… う〜ん、無いのは残念です。

そこから初舞台生ロケットになるらしいですが、初舞台生について2人で「初々しくて可愛い」とひとしきり盛り上がっていました(笑)

退団する月城かなとのための場面

初舞台生ロケットの後には、中村先生がれいこちゃんのためにと作ってくれた「雪月」という場面があるんだそうです。
雪組と月組に在籍したということで、雪で過ごした時が月に繋がるということを歌と踊りで表現するそう。

この場面でれいこちゃんは狩衣を着て踊るそうなんですが、れいこちゃんにとっては初めての狩衣姿。
自分は一生狩衣を着ないんだと思っていたのに、退団公演にして初めて着ることになったと言ってました(笑)

そしてその場面の最後にはなんと4mもある掛けも着るんだそうで、その掛けにはぜひ注目してくださいって。

きっとびっくりするほど美しいれいこちゃんが見られるんでしょうね〜
話を聞くだけで想像が膨らみましたが、早く見てみたくなりました。

フィナーレについて

フィナーレは月をテーマにした曲のメドレーを男役は黒燕尾で踊るそうです。
やはり男役にとって黒燕尾は特別なものなので、最後に月組のメンバーで黒燕尾で踊れることがれいこちゃんにとっては嬉しいことのようです。

そこかられいこちゃん、うみちゃん(海乃美月)はじめ退団者たちを全員の大合唱で送るという場面もあるんだとか。

うわ〜、そこはきっと涙なしでは見られないんじゃないでしょうか〜
ちょっと覚悟しとかないといけないでしょうね。

そこからトップコンビのデュエットダンスに入るそうなんですが、デュエットダンスの始まりも皆んなに見守られながらになるんですって。

そのデュエットダンスは羽山紀代美先生の助手を長くやっていた百花沙里先生が振付をするそうなんですが、これまでれいこちゃんとうみちゃんがやってきた羽山先生の振りを少しづつ入れてあるそうで。
それもファンにとっては涙腺崩壊のデュエットダンスになるのではと思っちゃいます。

こうやってショーの構成や見どころについて聞いていると、中村先生やスタッフの先生方のれいこちゃんとうみちゃんへの愛情がたっぷり詰まったショーになってる予感がします。

月城かなとの公演にかける意気込み

最後に今の気持ちを語ったれいこちゃん。

「辞めるまで月組の一員ということは変わらないので、最後までいつも通りに皆さんと楽しんで公演できるように頑張りたい」

と話していました。
みとさんから

「今はいつもの自然な感じでお稽古しているけど、きっと公演が始まったら少しずつ感情的になるのかな」

って言われて、

「いや〜、いいですいいです!大丈夫。もういつも通りに」

と慌てて手を振りながら言うれいこちゃんが印象的でした。
公演にかける意気込みを訊かれ

「初舞台生を迎えて、専科のお二人にもご尽力いただいて、いつもより大所帯でお届けする公演で、退団者もいますし、新しいものが始まっていくタイミングでもあります

「そのいろんな人のいろんな気持ちが一つにまとまって、お客様に明るい温かい気持ちになっていただいて、これが宝塚のいい所だなと感じていただけるような二作品になるよう皆んなで頑張りたい」

と語ったれいこちゃん。

「新しいものが始まっていくタイミング」という言葉にやっぱりこの先の月組のことも考えているのが伝わって、れいこちゃんの人柄が滲み出る稽古場情報でした。

始まるとあっという間に終わってしまうんですよね〜
それを思うと寂しいのですが、お芝居もショーも見どころたくさんで楽しみでいっぱいです。
観劇する日を心待ちにしたいと思います。

  

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