月城かなとと梨花ますみが語る『Eternal Voice 消え残る想い』はこんな作品(稽古場情報)

今日は月組大劇場公演『Eternal Voice 消え残る想い』の新人公演のキャスト発表がありました。
主役のユリウス役はなんと108期の雅耀くんが抜擢されました。

108期生からは初めての新人公演主演となります。(娘役は雪組の星沢ありさちゃんがヒロインに選ばれています)
そして新人公演ヒロインは109期の乃々れいあちゃん。
なんともフレッシュな新人公演コンビが誕生しますね。

今日のタカラヅカニュースでは月組公演の稽古場情報が放送されました。

れいこちゃん(月城かなと)が話していましたが、この稽古場情報の収録があるともうすぐ初日だなという感じです。
ちょっと焦りながらお稽古が進んでいると言っていました(笑)

今回は退団公演の稽古場情報なので、余計にいよいよ始まっちゃうなという思いが湧きました。
れいこちゃんと組長のみとさん(梨花ますみ)の2人で公演について見どころなどを語りました。

月組 宝塚大劇場公演『Eternal Voice 消え残る想い』稽古場情報

まずはお芝居の『Eternal Voice 消え残る想い』についての話から。
今日公式サイトで人物相関図が公開されたので、それを見ながら話を聞くとどういう作品なのか少しわかってきました。

『Eternal Voice 消え残る想い』はこんな作品

正塚晴彦先生の大劇場オリジナル作品は久しぶりということです。

調べてみたら2016年の雪組の『私立探偵ケイレブ・ハント』以来でした。
別箱公演でも2018年の『デビュタント』が最後だったのにはちょっとびっくり。

最近でも再演ものがけっこうあったので、そんなに久しぶりとは思いませんでした。
正塚先生の『マジシャンの憂鬱』で宝塚にハマったので、正塚先生の新作オリジナルは楽しみです。

2人の話によると、不可思議な世界観の中で、個性豊かな登場人物達がヴィクトリア女王統治下のイギリスで起こった一つの事件とそれを取り巻く思惑を解決していくというストーリーだそうです。

そして、超能力といった不可思議な目に見えない物をテーマにしているので、正塚先生の作品には珍しく映像を使った演出もあるんだそう。
例えば槍が降ってくるとか、炎に包まれるといったというのを映像で表現しているので、そこも見どころの一つだということです。

主な登場人物について

月城かなと:ユリウス

れいこちゃん(月城かなと)が演じるユリウスは考古学者で、さらに超能力的な不思議な力を持っているそうです。

海乃美月:アデーラ

うみちゃん(海乃美月)が演じるアデーラもユリウスと同じく特殊な能力を持っていて、超常現象研究所に務めている人。
作品解説では助手となっていますが、人物相関図では被験者となっています。

鳳月杏:ヴィクター

そしてその超常現象研究所で超常現象を研究しているのがちなつちゃん(鳳月杏)演じるヴィクター。
代々超常現象を研究している家系のようです。
そしてユリウスの友人だそう。

前々回の『応天の門』ではれいこちゃんとバディの役、そして前回の『フリューゲル』では敵対する役でしたので、今回またれいこちゃんと友人役というのはファンとしては嬉しいものがあります。
正塚先生ならではの男同士の友人のやり取りが今から楽しみです。

あと、詳しくは教えてくれませんでしたが、ヴィクターはどうやら秘密局にも関係しているらしいです。

梨花ますみ:ヴィクトリア女王

みとさん(梨花ますみ)はヴィクトリア女王を演じるということです。
そのヴィクトリア女王が夫を亡くし喪に服して、隠遁生活を送っている時代の話なんだそう。

れいこちゃんのユリウスとうみちゃんのアデーラが不思議な力を使ってある事件を解決し、そのことによってヴィクトリア女王の長い隠遁生活が終わるという流れなんだとか。

みとさんはお話の最後にれいこちゃんとうみちゃんとだけお芝居をするという話だったので、出番はあまり無いのかもしれません。

その他のキャストについて

他には専科からはさおたさん(高翔みず希)とりんきらさん(凛城きら)の二人が出演。

れいこちゃんはさおたさんとは初めて共演するんだとか。
りんきらさんとは雪組時代でご一緒していて、最近でも『ブラック・ジャック 危険な賭け』で共演しているのでお馴染みです。
今回叔父さん役で安心して全てを委ねてお芝居できると話していました。
専科のお二人の存在はやはり大きいですね。

メインの役としては特定秘密局の局長ザンダー(夢奈瑠音)、局員のダシエル(風間柚乃)とエイデン(天紫珠李)。
ダシエルとエイデンの絶妙なテンポの良い掛け合いが見どころだということです。

おだちん(風間柚乃)とじゅりちゃん(天紫珠李)の2人はコメディ担当なんでしょうか?(笑)

他には霊媒師コンビのエゼキエル(彩みちる)とマクシマス(彩海せら)の存在も面白いそう。

それと、メアリー・スチュアート役の白河りりちゃんなど下級生に至るまで重要な役がついているのもこの作品の見どころだそうで、
「下級生に至るまで責任のあるところを任されて、組がどんどん若返っていくなって思います」
と、れいこちゃんが組子の成長を頼もしく思っている様子が見えたのが印象的でした。

今回の稽古場情報では作品のストーリーや登場人物について知ることができましたが、そうやって退団公演に臨むれいこちゃんのトップスターとしての居方がうかがい知れたのもよかったなと思います。

明日はまた稽古場情報のPart2が放送されます。
いよいよ最後の稽古場情報なんだと思うとやはり寂しいですが、れいこちゃんの組子への想いがまた聞けるのが楽しみです。

  

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