花組公演を観るために何年ぶりかで宝塚に遠征してきました。
せっかくだから新しい宝塚ホテルに泊まってみたいなと思い宿泊してきました。
十分な時間があるわけですから、人のまばらな大劇場にも行ってみたい。宝塚の街も歩いてみたい。
観劇だけではない、いろいろやりたいことを胸に秘め、宝塚に参りました。
宝塚ホテルのお部屋で過ごそう
宝塚ホテルは宝塚大劇場のオフィシャルホテルだそうです。
もちろん、私がわざわざ宝塚ホテルに泊まったのは宝塚歌劇のファンだからです。
憧花ゆりの支配人のお仕事ぶりを拝見したいと思いましたし(笑)
もちろん宝塚大劇場はお隣です。
お部屋でタカラヅカ
テレビでタカラヅカ・スカイ・ステージとタカラヅカ・オンデマンドが見られるのは嬉しいです。
オンデマンドには宝塚ホテル限定プログラムと表示されていたものがありました。
いずれもスカイステージで見たことがあるものでしたが、宝塚大劇場オフィシャルホテルで見るのは格別です(笑)
限定プログラムには、元専科の星蘭ひとみちゃんが宝塚ホテルの歴史や新しい宝塚ホテルを紹介してくれた番組がありました。
遠い人になってしまったような気がしていた星蘭ひとみちゃんの紹介で、宝塚ホテルの歴史や新しい宝塚ホテルの開業準備の様子を見ることができて感激ひとしおでした(笑)
翌朝にはスカイステージの「タカラヅカニュース総集編」でこれから向かう花組公演の初日の模様が放送され、舞台映像とカーテンコールを見ることができました。
観劇直前に初日の映像を見て、これ以上なく昂ぶり大劇場へ向かいました。
こっちのパラダイスからすぐお隣の大劇場パラダイスへ徒歩で移動。
予想をはるかに超える幸福体験でした。
お部屋でケーキ
フロントでカレルチャペック
まずチェックインの時に、お部屋に持って上がれるようにフロントのカウンターに置いてあるカレルチャペックのティーバッグに目が釘付けになりました(笑)
さすが宝塚大劇場オフィシャルホテルです、わかってらっしゃる!
2種類を2つずつ頂いて、お部屋に持ち込みました。
と、お部屋にスプーンとともにフォークがあるのを確認。
フォークがあるなら、1階のホテルショップ「アルモニー」でケーキを買ってきてお部屋で食べられます。
あ、そういうことですね、了解です♪
ホテルショップ「アルモニー」でケーキ
ホテルのエントランスから左手奥にケーキのショーケースが見えます。
ホテルショップ「アルモニー」に並ぶケーキたちです。
もちろん、チェックインの前から気になってました。
アルモニーのケーキ、良心的な価格です。
難点はちょっと大きい…
じつは到着後アフタヌーンティーを頂いて、その上にまだケーキを食べるかって話でして(笑)
さて、その「アルモニー」には、ケーキやパンのほか大劇場内のレビューショップに売っているお土産のお菓子類やキャトルレーヴで販売されている歌劇やグラフをはじめとした書籍、BD・DVD・CDなどやグッズも取り扱われています。
また、ホテルのオリジナルグッズもありました。
店内をひと回りするだけでも十分すぎるほど楽しめます。
宝塚ファンにとっては、ここもパラダイスです。
大劇場内が混雑している時でもこちらではゆったりお買い物できます。
終演後の花のみちの喧騒とは別世界でした。
ただし…
レビューショップやキャトルレーヴでは袋は無料ですがこちらでは有料(10円だったかな…)でした(笑)
宝塚ホテルからお散歩しよう
いつも駅と大劇場を往復するだけの宝塚(大劇場界隈)を、いつかゆっくり歩いてみたいと思っていました。
ホテル到着後すぐに大劇場に行きました。
戻ってラウンジでお茶をして、またちょっと大劇場へ。
ホテルに戻るとまた行きたくなる。
お隣ですからすぐに行けるんです、大劇場が(笑)
春日野八千代さんのすみれ
花のみちにはいろんなお花が植えられています。
いつも通り過ぎるばかりでしたが、今回はお花の写真を撮りながらゆっくり歩いて大劇場へ向かいます。
桜や木蓮に目を奪われてしまいますが、少しずついろんなお花が植えられてるんですね。
何度も往復した花のみちだったのに、こんなふうにお花が咲いていたなんて気づいていませんでした。
そしてその一角に、春日野八千代さんのお宅のお庭で植えられていたというすみれが咲いていました。
大劇場の入り口に最も近いあたりだったと思います。
こうして今でも大劇場のそばで見守っていらっしゃるんですね。
大劇場を(ほぼ)独占しました
今回は「アウグストゥス」初日上演中の静かな大劇場内のレビューショップやキャトルレーヴなどをうろうろしました。
大劇場のエントランスにもキャトルレーヴの中にも外にも誰もいない(笑)
いつもは人が多くて座れない武庫川に面したデッキの椅子にゆっくり腰掛けることができましたし、キャトルレーヴのショーウインドウや館内の装飾も心いくまで撮影できました。
こんな素敵な場所を雑踏に紛れてただ往復していただけだったとは、もったいない。
入場しない大劇場にこんな楽しみ方があったとは…
これは予想していたよりずっとずっと楽しかったです。
あの宝塚大橋へ
大劇場をしっかり堪能した後は、劇場を出て出てホテルと反対側の右手、南口方面へ歩き始めます。
誰もいない楽屋口を通り過ぎて音楽学校の建物の横を通っていよいよ宝塚大橋へ。
そのあたりでまた記念撮影が始まります(笑)
大橋を渡ったら宝塚ホテルの跡地(工事中の囲い)の横を通ってホテル若水の前へ。
その先を宝塚駅の方へ橋を渡って戻ってきました。
すぐ近くなのに歩いたことのない道を歩き、夕方から夜の宝塚界隈を楽しみました。
そう言えば、お散歩の途中でお稽古帰りっぽいタカラジェンヌを何人か見かけました。
宝塚(歌劇)ってここにあってタカラジェンヌはこの街で暮らしてるんだなあと実感しました。
そして宝塚駅に戻ったところで、終演後のファンの皆さんの波と遭遇。
スキのありそうな方に話しかけて「アウグストゥス」初日の感想を聞きたかったのですが、さすがにできませんでした…(笑)
宝塚ホテルで待ち合わせよう
いつもは友達とは劇場内で待ち合わせして人混みの中、ウロウロしながらおしゃべりになるんです。
今回は観劇を終えた私が預けた荷物を受け取りに戻る宝塚ホテルで待ち合わせにしました。
ホテル内にも宝塚ファンのための(?)待ち合わせ場所があるんです。
2階の宝塚歌劇に関する展示
ホテル2階には宝塚歌劇についての展示があります。
最近の作品に関する写真のほかに舞台で使われた小物、紅ゆずるさんと綺咲愛里さんの衣装、そして宝塚歌劇の歴史に関する資料。
歴史コーナー以外の展示は入れ替えられるのではないでしょうか。私がお邪魔した日はつい先日まで公演していた星組のロミジュリの写真が展示されていました。
物量に物言わせた展示ではありませんが1点1点がファンの心をくすぐります。
これだけでもファンは1時間やそこらは楽しめます。
ここが宝塚ファンの宝塚ホテル内の待ち合わせ場所の第一候補ですね。
2階のソファ
そしてこれは秘密ですが、2階の展示と反対側、レストラン「アンサンブル」の側にはソファが並んでいます。
意外にもいくつか空いてる席がありしました。
武庫川側エントランス横
そしてここは教えたくないのですが…(笑)
花のみちエントランスの向かいにある武庫川側の外には中庭のような空間があります。
実際には車寄せがあって中庭ではありませんが、川のそばの花のみちの喧騒とは別世界の静かな気持ちのいい場所です。
そして、この隅に椅子がいくつか置いてあります。
今回は私達はここで待ち合わせをしました。
「次は一緒に泊まろうね」と約束して、アウグストゥスの待つ大劇場へ向かう友達を見送り、観劇を終えていた私は余韻に浸りつつ預けていた荷物を受け取って帰路につきました。
ちなみに預けていた荷物のタグの番号は花組の87!!(!!は「Cool Beast!!」にちなみました)
宝塚大劇場オフィシャルホテルといえども、これはさすがに気が利きすぎでしょう(笑)
読んで頂き、ありがとうございました。
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