星組『RRR』新人公演無事に上演で大希颯の感極まったご挨拶

星組『RRR』の新人公演は公演日程見直しによって宝塚大劇場の方が中止になってしまい、東京だけになってしまってました。

その1回だけの新人公演がなんと主演の大希颯くんの体調不良のために中止になってしまい、え〜、なんてこと〜!と思っていたら、3月20日に振替公演が決まって。
本当に本当によかったなと思いました!

そしてその振替の新人公演が3月20日に無事に実施され、今日のタカラヅカニュースでその模様が放送されました。

星組東京宝塚劇場『RRR』新人公演

ダイジェスト映像を見て

タカラヅカニュースが30分番組になったからでしょうか、なんかこれまでの新人公演のダイジェストより短い気がしました。
どの場面ももうちょっと長く見せてほしかったんですが。

主演のビーム役は105期のあいみちゃん(大希颯)です。

同期のつんつん(稀惺かずと)が下級生の頃から抜擢されていて、先に新人公演主演を越されてしまったんですが、あいみちゃんもずっといい役を任されてきたんですよね。

あいみちゃんが今回満を持してという感じで主演を任されたのは本当によかったなと思いました。
ほんの短い時間しか流れなかったんですが、それでもビームとしていいお芝居をしているなと感じました。

2番手のラーマ役は104期の御剣海くん。
まだ主演をしたことはないんですが、『1789』新人公演のデムーラン役がすごくよくて注目していました。

ラーマもとてもいいなと思いました。
お髭姿がカッコいいです。

ヒロインのジェニーは106期の乙華菜乃ちゃん。
せおっち(瀬央ゆりあ)の番組『CAST』で見た時の面白い子という印象が強かったんですがw、娘役としては正統派で澄んだ歌声で清楚なイメージがジェニーにぴったりでした。
これから星組娘役の中心メンバーとして活躍する予感がします。

そしていいな〜と思ったのがやっぱりつんつん(稀惺かずと)でした。
本役のしんくん(極美慎)のジェイクと比べると誠実さが出過ぎてるかなと思いましたが、ジェニーを思う気持ちがよく表れているジェイクでした。

ナートゥダンスの場面は本公演でもやってるメンバーもいるからか、かなり素晴らしかったです。
これだけレベルの高い新人公演なら、ライブ配信を観たかったな〜と後悔しました。

大希颯の新人公演主演ご挨拶

終演後のご挨拶はまずは新人公演長の瑠璃花夏ちゃんから。

「3月7日の新人公演が中止延期になってご迷惑とご心配をおかけしましたが、嬉しいことに新人公演メンバー誰一人欠けることなく無事に本番を迎えることができました」

「芸事の道は決して物差しで計ることのできない自分自身の努力と成果に真摯に向き合う厳しいものであるということをあらためて痛感いたしました」

となんとも素晴らしいご挨拶で、非常に感心しました。
そして主演のあいみちゃん(大希颯)のご挨拶。

「この日を迎えるまで日々不安とプレッシャーとの戦いでしたが、礼さんをはじめとするすべての方々のご尽力のおかげで今こうしてここに立てているんだと、本当に感謝の気持ちでいっぱいです」

と感極まった表情で語りました。
「礼さん」と名前を口にした時には、こっちゃん(礼真琴)がいる方なんでしょうね、客席の一点を見つめながら目をうるませて話していました。

「この新人公演で学んだことを胸に明日からの本公演も日々精進してまいります。本日はまことにありがとうございました」

と力強く話して深々とお辞儀していました。
次のカーテンコールでは

「この感謝の気持ちを忘れず一人一人が明日からも成長していけるよう精進してまいります」

と新人公演メンバーを代表しての言葉が頼もしいな〜と思わせるしっかりとしたご挨拶でした。

今回1回だけの新人公演でしたが、その分お稽古が充実していたんだろうと思えるとてもやりきった感のある表情でした。
新人公演の舞台をつくるのはとても大変なことなんでしょうが、あいみちゃん(大希颯)はじめ公演メンバーの表情を見て、やはりとても大事な機会なんだろうと思いました。
ともかく無事に公演できて、ほんとによかったです。

  

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