芹香斗亜のこだわりに感心したり笑ったり(That’s Dandyism)

宙組大劇場公演も初日が近づいて来ました!
公式サイトでのキャストボイスも昨日芹香斗亜・遥羽ららの2人の分まで公開され、残すところトップコンビのみ。
そうなるといよいよだな〜という気になります。

6月11日

That’s Dandyism 宙組 芹香斗亜

今回が最後のThat’s Dandyismでしょうか〜?
おそらく最後のThat’s Dandyism には宙組の芹香斗亜、キキちゃんが登場です。
キキちゃんがCOSTUME・ITEM・VOICE・DANCE・ACTIONについてのこだわりを語ってくれました。

漫画や映画原作の作品のビジュアル(COSTUMEのこだわり)

COSTUMEのこだわりではまずは『天は赤い河のほとり』のラムセスを挙げました。

原作でラムセスはオッドアイということで、カラーコンタクトとアイシャドウの色を左右で変えていたそう。

あとキキちゃんはいつも役によって眉毛の形を変えているそうで、原作の漫画に近い形になるように研究していたとか。

あのラムセスのビジュアルは本当に漫画から飛び出てきたようで、素敵でしたね〜

ラムセスに関してはマントも特徴だったので、お衣装部さんと相談してこだわって作っていただいたそうです。
マントさばきもほんとカッコよかったです

もう一つは『オーシャンズ11』のラスティー・ライアンについて。

オシャレ好きなライアンの例のピンクっぽいスーツの着こなしにこだわったそうです。

テカテカしてテロンとした素材だったので、だらしなく見えないように着方などにもこだわっていたそう。

ズボンのポケットに手を入れる時の力配分にも気を使って研究したという話にへ〜と感心しちゃいました。
男役の探究心はすごいですね!

初めてのアクセサリー作りとアドリブの探求(ITEMのこだわり)

これもまた『天は赤い河のほとり』のラムセスと『オーシャンズ11』のラスティー・ライアンの時のこだわり。

ラムセスのイヤリングを初めて自分で手作りしたんだそう。

前に愛ちゃん(愛月ひかる)も『天は赤い河のほとり』の時にアクセサリーを手作りしたって言ってました。

あの作品では男役がアクセサリーを手作りするのが流行ったのかな?(笑)

映像を見ると数種類のイヤリングが映っていたので、けっこう何個も作ったんですね〜
なかなかの力作でした。すごい!

もう一つの『オーシャンズ11』のラスティー・ライアンの時のこだわりは、ジョンソン先生のアドリブの場面のこと。

あそこの場面は毎回違うカツラや小道具を使って毎回違うアドリブをやっていたようです。

Twitterなどで観に行った人がその日のアドリブについてレポしてくださるのが楽しみでもありました。

キキちゃんは10種類ほどのカツラを使って、リコーダーやタンバリンなどの楽器もいろいろ持って出たりもしてたそう。

小道具もダンボールだけを使って自分で手作りしていたそうで、あの公演で工作が得意になったとか(笑)

それは大きな収穫だったと言ってました(爆)

映像でもいくつかのパターンが映っていて、とくに私がすごいと思っていた小池先生のモノマネの回も見せてもらえて、それを見て大笑いしてしまいました。

ほんとキキちゃんは芸達者ですし、笑いに対して貪欲ですよね〜
さすが関西人です!

黒燕尾はこうあらねばというこだわり(DANCEのこだわり)

蘭寿とむさん主演の2013年花組公演『Mr. Swing!』の黒燕尾の場面で、黒燕尾に対する意識が変わったそう。

主演の蘭寿とむさんに皆が絶対について行くぞという熱い想いが伝わって、黒燕尾はこうあらねばとならないという意識になり、すごく勉強になったそうです。

まだキキちゃんが研7の頃ですね〜

その時花組の蘭寿とむさんから学んだ黒燕尾に対する想いが、今の宙組でも活かされているんですね。
奥が深い!

スーツアクターの動きのこだわり(ACTIONのこだわり)

2017年のキキちゃん主演『MY HERO』で、スーツアクターの役をやった時のこだわり。

普通のアクションと違って、殴ったり蹴ったりした後殴ったぞ蹴ったぞということが見てる方にわかるようにいちいちアクションを止めないといけなかったんだそう。

そういうヒーローショーのアクションのやり方を学んで勉強になったそうです。

あの作品は特別でした。
主演なのに顔が見えない場面も多かったですからね〜

でもあのヒーローショーの動き、すごくかっこよかったな。
そういう特別なこだわりがあったんですね。勉強になります。

私は使う時はないですがね(笑)

芹香斗亜の男役としての抱負

最後にキキちゃんの男役としての抱負を語ってくれました。

一人で舞台に立っている時はどこから見てもカッコよくというのが当たり前だけれど、娘役さんと一緒にいる時は娘役さんをいかにきれいに見せられるかということが目標だそうです。

素晴らしい!

男役は娘役がいてより輝きますからね〜
その娘役をより輝かせてこそ男役も引き立つのですね。

研15のキキちゃんの言うことはやはりさすがだなと思わせられます。

男役としてタカラジェンヌとしての数々のこだわりを聞かせてもらって楽しかったです。
これからもキキちゃんから目が離せません。

『シャーロック・ホームズ』のモリアーティ教授も楽しみです!

  

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