東京公演初日の翌日から急遽中止になってしまった月組公演ですが、今日10月18日から公演が再開されました。
とはいえ、宝塚大劇場公演から引き続き休演している日向みなきくん以外に、新たに彩海せら、柊木絢斗、大楠てら、羽音みか、まのあ澪、爽悠季、毬矢ソナタ、真弘蓮、月乃だい亜、一乃凜、天つ風朱李、美渦せいかの12人が休演となってしまいました。
それに伴って10人が代役を演じることになりました。
ですが、初日の前日に休演が発表になっていた静音ほたる、七城雅、綺乃ゆずの3人は復帰となったのはよかったです。
それにしてもこんなに短い時間で再開にこぎつけたのは本当にすごい!
代役の人だけでなく周りも大変だったと思いますが、休演者が復帰するまで頑張ってほしいです。
休演者の中には新人公演メンバーも多く含まれているので、10月26日の新人公演が無事に行われるのかも心配です。
タカラヅカニュースでは昨日と今日の2回に渡ってその新人公演トークが放送されました。
新人公演トーク 月組 彩路ゆりか・七城雅・一輝翔琉・雅耀
出演メンバー
彩路ゆりか:ヘルムート・ヴォルフ(本役 鳳月杏)
あやっツィー(彩路ゆりか)は103期ですので、今回が最後の新人公演となります。
最後にして2番手役のヘルムートに抜擢されました。
本役のちなつちゃんと比べると華奢な体型なので、なかなか貫禄を見せるのは難しいかなと思いますが、大人っぽい顔立ちと眼力で強い思想を持ったヘルムートを好演していたと思います。
同期で主演のるおりあ(瑠皇りあ)との関係性やかけるん(一輝翔琉)演じるゲッツェとのお芝居をすごく大切に深く演じていきたいという思いも伝わってきて、長の期として頼もしさを感じました。
七城雅:トーマ・ランゲ(本役 礼華はる)
きどくん(七城雅)は前回の『応天の門』の新人公演で主演している期待の105期生です。
今回は4番手のぱるくん(礼華はる)のトーマ役を任されました。
トーマという役については陽の要素がある役で今までやったことがないので、新しい一面を見せられるようにと意気込んでいました。
ビジュアルでも前髪を個性的に作ってキャラを際立たせる工夫をしているんだとか。
クルンとした前髪が可愛らしいです(笑)
主役のヨナス(瑠皇りあ)とも密接に関わる役なので、ヨナスが心落ち着ける存在になれるように東京ではまたさらに深めていきたいと話していました。
一輝翔琉:ゲッツェ・バウアー(本役 彩海せら)
かけるん(一輝翔琉)は107期生にして前回の『応天の門』の新人公演ではちなつちゃん(鳳月杏)の在原業平役を任され、別箱公演でもすでに大きな役が付いている月組期待の若手男役です。
涼し気な目元が大人の男性の色気を感じさせます。
ゲッツェはかけるんが本公演で演じている学生のリーダーということで、本公演で演じていることも新人公演につなげていきたいということを話していました。
宝塚ではリーダーということで落ち着きすぎてしまったので、もっと心が揺れ動く繊細な部分を表現していきたいということなど、お芝居についてとても深く考えているのが印象的でした。
衣装については自分はパジャマのようになってしまうのでw、本役の彩海さん(彩海せら)のようにカッコよく見せたい、ネッカチーフが似合ういい男になりたいというのがなんとも下級生らしくて可愛かったです(笑)
雅耀:ルイス・ヴァグナー(本役 風間柚乃)
オディセ(雅耀)は研2にしてなんと3番手のおだちん(風間柚乃)の役に抜擢されました。
元月組の美弥るりかさんと宙組のひなこ(風色日向)に似ていて、とっても美形です。
体格的にもすごく舞台映えしますね〜
役が発表になった時は自分にできるのかと不安になったそうですが、振り切ってやるしかないと思って頑張ったそうです。
ルイスの登場の場面は本役のおだちんが毎回アドリブでいろんなことをやるのが評判になっていますが、宝塚の新人公演でオディセも苦労しながら周りと相談して工夫したそうです。
映像で見るとインパクトある面白い登場の仕方だったと思います。
本役からのアドバイス
それぞれ本役さんからアドバイスされたことについても話していましたが、中でもあみちゃん(彩海せら)がかけるん(一輝翔琉)にかけた言葉と、ちなつちゃん(鳳月杏)があやっツィー(彩路ゆりか)にかけた言葉が印象に残りました。
かけるん(一輝翔琉)は、あみちゃん(彩海せら)にお稽古を見てもらった時に「もっと違うかけるんが見たい」と言ってもらったそう。
本公演の後に新人公演のお稽古をするのって大変だけれど、一日の中で違う男役像を追求できるということだから、もっと色を変えてやってみたら自分の成長に繋がるよということを言ってもらったんだそうです。
あみちゃん、すごくいいアドバイスをしましたね〜
あやっツィー(彩路ゆりか)は、ちなつちゃん(鳳月杏)から宝塚の新人公演の当日の朝に
「新人公演というのは一人一人が舞台上でキラキラ輝いているところを見たい。この役だからこう演じなきゃということにとらわれずに、自分らしくしっかりと舞台上で輝いて」
と言ってもらったんだそう。
その言葉を握りしめて当日を乗り越えることができたと言っていました。
ちなつちゃんのアドバイスも後輩の緊張をほぐす素敵なアドバイスですね。
東京の新人公演は10月26日です
月組東京の新人公演は10月26日の18時公演です。
【宝塚歌劇 ライブ配信のお知らせ】
◆2023/10/26(木)18:30
月組 東京宝塚劇場 新人公演
『#フリューゲル-君がくれた翼-』販売期間:10/19(木)10:00~10/26(木)19:00
販売価格:2,500円(税込)#瑠皇りあ #花妃舞音 #彩路ゆりか #雅耀#宝塚歌劇 #月組#楽天TVでタカラヅカ— Rakuten TV〈 楽天TV 〉公式 (@rakutentv_japan) October 14, 2023
この新人公演トークでは、お芝居についての4人のこだわりが感じられて、さすが芝居の月組だなと感心しました。
今回新人公演初主演のるおりあ(瑠皇りあ)をはじめ、この4人もこれからさらに大きな役を任されて月組の次の時代を担っていくんだろうな〜と期待が大きくなった新人公演トークでした。
10月26日まで1週間ちょっとしかありませんが、休演しているメンバーが回復して無事に戻って来られますように。
無事に東京の新人公演も行われますように祈っています。
そして宝塚の新人公演からどれだけ進化しているか、それぞれのこだわりがどれだけ活かされているか楽しみです。
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