ムーラン・ルージュのスタッフが語る『ピガール狂騒曲』の裏話

本日のStage Side Watch では現在公演中の『ピガール狂騒曲』より、
ムーラン・ルージュで働くスタッフ達が公演についてトークしてくれました。

Stage Side Watch
月組公演 『ピガール狂騒曲』 ムーラン・ルージュで働く人々 -スタッフ編- Part1

メンバーはミシェル役の光月るう、フローレンス役の紫門ゆりや、セドリック役の春海ゆうの3人です。
月組公演『ピガール狂騒曲』の魅力について語ってくれました。

本日の出演者、それぞれの役作り

紫門ゆりやの役作り

まずは衣装デザイナーのフローレンス役のゆりちゃん(紫門ゆりや)

裏設定として実家はインク屋だったのにデザインの道に進み、家業を継がなかったので父親と衝突してムーラン・ルージュ支配人のシャルルに拾われたという事にしているそうです。

デザイン画はものすごい数があるそうで、舞台上でデザイン画を披露するシーンで毎回違う物を出してもまだ全部出し切れてないそう。
どうやらそのデザイン画は実際に衣装の有村淳先生が描かれたもののようです。

映像で見ると、楽屋のシーンで壁にもデザイン画が沢山貼ってありましたが、あれも全部有村先生の作品なんですね〜

有村先生といえば、ゆりちゃんが役作りするうえで先生を参考にしたそうで、たとえば首からかけているメジャーのかけ方や上着を着るかどうかなんかも訊いてみたそうです。

あとはるうさんにもオシャレなメジャーのかけ方をご指導いただきw、これからも先っぽをポケットに入れてみたりとかいろいろ試してみるそうです。
それは要注目ですね〜

そして、このコーナーで首からかけているメジャーですが、お稽古用にやすくん(佳城葵)が雑貨屋さんで見つけて来てくれたものだそう。
ブルーの綺麗な色のメジャーで、この日のゆりちゃんの服装によく合ってました。
メジャーの色に合わせて洋服を選んだのかな?
さすがオシャレさんですね〜

春海ゆうの役作り

次に音楽家のセドリック役のぐっさん(春海ゆう)

この日の衣装はムーラン・ルージュをイメージしたカンカンの絵がいっぱい描かれたブラウスでした。

セドリックの裏設定は、上流階級の出で、3歳の頃から作曲するほど才能があったとか。
それで、自分の才能にプライドがありすぎていろんな所をすぐクビになり、奥さんと娘に逃げられたそう。
そして、シャルルに見初められてスカウトされたという設定だそうです。

他の二人に「へ〜、子持ちだったんだ〜」と言われてました。
娘にデレデレだそうです(笑)

皆んなそれぞれ自分なりに設定を考えるんですね〜、面白い(笑)

光月るうの役作り

最後に振付家ミシェル役の光月るうさんも芸術性にうるさくて、いろんな所で衝突してきたそうです。

シャルルからはかなりのアプローチがあって引き抜かれたという設定だそうです。
年齢は40歳くらいと思ってるって。
ちなみにフローレンスとセドリックは32歳くらいだそうです。

ガブリエルの採用について

美園さくら演じる作家のガブリエルを、シャルルがムーラン・ルージュの踊り子として採用したいと言い出すわけですが、それについてもそれぞれの考えがあるそうです。

フローレンスは見た目重視なので、美しいガブリエルの採用には前向き。

でもミシェルとセドリックはあんな素人に自分たちの振り付けや音楽が分かるわけがないと、大反対だそうです。

それをシャルルやスタッフの皆んなで言い合うナンバーは、楽しいけど相当大変で汗だくになると話してました。

チラッと映像が映ったけど、確かに動きが激しく大変そう(笑)
でもすごく楽しそうなので、早く観た〜いと思いました。

このコーナーのセットについて

最後にこのコーナーのセットがなかなか凝っていて可愛かったです。
るうさんの後ろには結構大きなムーラン・ルージュの赤い風車の置物。

そしてゆりちゃんの後ろには鏡やスケッチブックや布地などデザイナーに関する物が、ぐっさんの後ろには小さなグランドピアノの置物が置いてあって、それぞれの役をイメージしてますね〜

さらにバックのカーテンにはロートレックっぽい絵が3枚貼ってあって、『ピガール狂騒曲』の世界観を出そうと工夫を凝らしてあります。

スカイステージのスタッフさんの宝塚愛を感じますね〜

さて、ここでPart1は終わり、Part2に続きます。

 

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「れあきみらです。愛称は『レイナ』と『おみや』です」

サインは同期と一緒に考えたそうで、“みら”という名前をベースに全体のバランスを意識したそうです。
今特に頑張っていることはお芝居だそう。上級生に「お芝居好きでしょ?」と言ってもらったのが嬉しかったので、役をもっと追求したいという気持ちが強くなったそうです。

「舞台のどこに居てもお客様の目にとまるような存在になれますよう、これからも日々努力を惜しまず頑張りますので、どうぞよろしくお願いします。」と爽やかに話してくれました。

その他宝塚ニュース

昨日、来年はじめの月組公演の出演者の振り分けが発表になりました。

『幽霊刑事(デカ)~サヨナラする、その前に~』出演者

光月るう 紫門ゆりや 白雪さち花 鳳月杏 珠城 りょう
ほか
https://kageki.hankyu.co.jp/revue/2021/yuureideka/cast.html#perform

『ダル・レークの恋』出演者

夏月都 千海華蘭 楓ゆき 月城かなと 夢奈瑠音
颯希有翔 蓮つかさ 海乃美月 佳城葵 暁千星
ほか
https://kageki.hankyu.co.jp/revue/2021/dallake/cast.html#perform

珠城りょう主演の『幽霊刑事』には光月るう組長をはじめとして実力者が多く、
月城かなと主演のの『ダル・レークの恋』には暁千星、風間柚乃といった路線男役スターや期待の若手も多く出ますね。

そして、ようやく発表されたのが、

美園 さくら ミュージック・サロン

タイトル

『未定』

出演者

美園 さくら
暁 千星、瑠皇 りあ、毬矢 ソナタ

構成・演出

齋藤 吉正

日程・会場

2021年3月15日(月)・16日(火)
第一ホテル東京

2021年3月22日(月)・23日(火)・24日(水)
宝塚ホテル

開催が決まってよかったですね。

  

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