新型コロナウイルスが5類になってから、エンタメ界でもだいぶ元の状態に戻ってきた感じです。
宝塚でも規制が緩和されて営業体制が元通りに近くなったり、私設のファンクラブで入り待ち出待ちやお茶会が復活しているという話も聞かれるようになりました。
ですが、やはり関係者がコロナに感染してしまうとまだ舞台を中止にせざるを得ないようです。
外部の舞台では最近でも中止になってしまった公演がありました。
そんな中、宝塚の舞台は順調に公演できていて、5月は宝塚大劇場で雪組の東京宝塚劇場で宙組の新人公演も行うことができました。
今週のタカラヅカニュースでその宙組の新人公演の様子を見ることができました。
今週のタカラヅカニュース(5月22日から5月26日)
日別・新着ニュース
5月22日(月)の新着ニュース
宙組 東京宝塚劇場 新人公演 『カジノ・ロワイヤル ~我が名はボンド~』
花組 東京建物 Brillia HALL公演 千秋楽 『二人だけの戦場』
Playback宝塚 <5月> Part4
Challenge20 星組 天華えま
5月23日(火)の新着ニュース
宝塚音楽学校 すみれ募金
IF 雪組 夢白あや
フレッシュ☆たからじぇんぬ 月組 彩姫みみ
5月24日(水)の新着ニュース
SKY REPORT 星組 宝塚大劇場公演 『1789 -バスティーユの恋人たち-』 稽古場レポート(A)
Playback宝塚 <5月> Part5
スペシャルMC TALK 月組
フレッシュ☆たからじぇんぬ 月組 美渦せいか
5月25日(木)の新着ニュース
SKY REPORT 月組 宝塚バウホール公演 『月の燈影』 稽古場情報
スペシャルMC QUIZ 月組
フレッシュ☆たからじぇんぬ 月組 穂波舞咲
5月26日(金)の新着ニュース
タイムマシンにのって!? 雪組 咲城けい
スカナビTALK 星組(天希ほまれ・二條華)
Challenge20 星組 天華えま
宙組『カジノ・ロワイヤル ~我が名はボンド~』東京宝塚劇場 新人公演
ダイジェスト映像を見て
5月18日に宙組『カジノ・ロワイヤル』の東京での新人公演が行われました。
タカラヅカニュースでのダイジェスト映像を見て、新人公演メンバーが大劇場の新人公演から目に見えて進化しているのがすばらしいなと思いました。
とくに今回初主演のりりくん(大路りせ)は、大劇場では緊張しているのがこちらにも伝わってきて、動きが少しぎこちなくて歌も安定感がないなという印象でした。
それが東京では貫禄が出て歌もだいぶ安定していたように思います。
それからヒロインのデルフィーヌ役のちっち(美星帆那)は、気になっていたお化粧がすごく良くなっていました。
二人ともきっと本役さんからのアドバイスなどさらに研究を重ねたんでしょうね~
退団するトップコンビから学べる最後のチャンスでしたし、存分に学んでたくさん吸収して今後に活かしていってくれたらいいなと思います。
そして、キキちゃん(芹香斗亜)のル・シッフルを演じたキョロちゃん(亜音有星)も進化を感じました。
元々他の新人公演メンバーより頭一つ抜けていましたが、東京でまたさらに凄味が増していたように思います。
歌声も声量がアップしてロングトーンも素晴らしかった。
キョロちゃんも次期トップスターのキキちゃんからたくさんのことを吸収して成長できたのではないでしょうか。
大路りせの堂々としたカーテンコールのご挨拶
主演のりりくんのカーテンコールでのご挨拶も大劇場ではかなり緊張した様子でしたが、東京では実に堂々としたものでした。
ご挨拶でも大劇場からの成長を感じました。
「上級生の方々や先生方からご指導いただき自分と向き合った時間は大変貴重な時間となりました」
「上手くいかず遠回りをすることもありましたが、それでも何度も挑戦することを恐れず立ち向かうことをジェームズ・ボンドという役から学びました」
と語った後、おそらくそこにゆりかちゃん(真風涼帆)が座っているんでしょうね、客席の一点を見つめながら
「真風さんの最後のお役をさせていただきましたことは大変嬉しく、真風さんから学ばせていただける時間はかけがえのない幸せな時間でした」
と語りかけました。
そして
「真風さんからは言葉で言い表せないたくさんのことを教えていただき、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました」
と感謝の気持ちを伝えていました。
これにはきっと客席のゆりかちゃんも嬉しかったんじゃないかと思います。
その場で一緒に観劇していたお客さんたちも感動されたでしょうね~
2回目のカーテンコールでも
「明日からの本公演もさらなる高みを目指し、たくさんのことを学び吸収して精進してまいります」
と落ち着いてしっかりとした口調でご挨拶を締めていました。
後ろで時々目をうるませながらもりりくんをじっと見つめていたちっち(美星帆那)も、よくやったという感じで少し微笑んだキョロちゃんも印象的でした。
大路りせへの期待
今回トップスター真風涼帆の退団公演で新人公演初主演を務めた大路りせくん。
同じようにゆりかちゃんが安蘭けいさんの退団公演で新人公演初主演を務めたことを思い出します。
もちろんどの公演でも新人公演での主演を任されるのは将来を期待されている男役だからですが、とくに退団公演となると意味合いがもっと大きくなるのではないでしょうか。
それも長期でトップを務めたゆりかちゃんの退団公演です。
りりくん(大路りせ)には劇団からの大きな期待がかかっているんでしょうね。
宝塚大劇場から東京に来て進化した姿を見せられたのは大きかったと思います。
これからのりりくんの活躍に大いに期待しています。
スカナビTALK 星組(天希ほまれ・二條華)
今週のスカイ・ナビゲーターズは星組の天希ほまれと二條華です。
星組は前回の3チームに分かれての公演から一つになって今は『1789』のお稽古中です。
初演の月組公演に出ていた専科のまゆぽん(輝月ゆうま)と組替えして来たありちゃん(暁千星)はやはり頼りになる存在のようです。
小池修一郎先生も何かと二人に「どうだった?覚えてる?」と訊いているとか(笑)
再演って初演に出ていたメンバーがいると演出家からもやっぱり重宝されるんですね~
小池先生のその様子をちょっと想像してしまいました(笑)
ほまれくんは(天希ほまれ)はミシェルという印刷工の役で、ロナン(礼真琴)と一緒に「自由と平等」のナンバーで体で表現するのが難しくて日々勉強だと話していました。
にじょはなちゃん(二條華)はベルサイユ宮殿のトランプの場面や民衆の場面などいろんな場面に出ているそう。
「夜のプリンセス」の場面では娼婦として椅子を使ったダンスをしていて、上手にいるそうなので観劇の際はにじょはなちゃんに注目したいです。
にじょはなちゃんのダンスはキレがあってカッコいいですからね。
『1789』は歌のナンバーが多いけれど、その中にいかに芝居心を入れるのかが課題だと二人とも話していました。
いよいよ6月2日の初日まで1週間を切りました。
先日放送された稽古場レポートでも、初演と東宝版をミックスしてより分かりやすい展開になっているという話でしたので、そこもすごく楽しみにしています。
まずは初日の映像が待ち遠しいです。
フレッシュ☆たからじぇんぬ
月組108期 彩姫みみ
「月組のあやひめみみです。愛称は『ゆづき』『ゆっき』です。広島県広島市出身です」
芸名は尊敬する方と恩師からお名前をいただいて考えたそうです。
「お客様に明日からも頑張ろうと思っていただける舞台をお届けできるような舞台人になれますよう一生懸命頑張ります。これからもよろしくお願いします」
と爽やかに話してくれました。
月組108期 美渦せいか
「月組のみうずせいかです。愛称は『みゅー』と『ねー』です。大阪府八尾市出身です」
芸名は恩師から知恵をいただいて家族と考えたそうです。
「素晴らしい上級生の皆様よりたくさんのことを学び、何事にも心を込めてお届けできますよう頑張ります。これからもどうぞよろしくお願いいたします」
とフレッシュに話してくれました。
月組108期 穂波舞咲
「月組のほなみまさきです。愛称は『ほなみん』です。愛知県額田郡出身です」
芸名は「実るほど頭を垂れる稲穂かな」という大切にしたい思いと、舞台上で大輪の花を咲かせたいという願いがこもっているそうです。
「月組の上級生の方々からたくさん学び、お客様に幸せやときめきをお届けできるよう、自分の強みや個性を活かして精進してまいります」
としっかりと話してくれました。
読んで頂き、ありがとうございました。
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