昨日12月1日の雪組の宝塚大劇場公演が初日の幕を開けました。
本来11月10日に始まる予定が、大幅に遅れての初日となりました。
いざ幕が上がると、初日を観劇された方たちのレポートがとても温かくてほっとしました。
今日のタカラヅカニュース総集編で早くもその様子を見ることができました。
雪組宝塚大劇場公演初日の様子
ダイジェスト映像を見て
お芝居の『ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル』もショーの『FROZEN HOLIDAY』も本当に華やかで明るい作品ですね。
お芝居の方は私の大好きなシャーロック・ホームズの世界で、ファンタジー色の強いコミカルな作品のようで、観劇するのが待ち遠しいです。
ショーはこれでもかというくらいクリスマスクリスマスしていてw、できれば宝塚大劇場で観たかったな〜と思いました。
サンタ帽を被った雪組生たちが客席に降りてきてくれるのも嬉しいです。
あ、でもお正月の場面もあるので東京で1月に観るのもよさそう(笑)
そしてお芝居でもショーでも、退団するそらくん(和希そら)の感動の見せ場があるのが楽しみです。
タカラヅカニュースでも少しその場面を観ることができました。
パレードでの3番手羽根にも感激しました。
彩風咲奈の初日のご挨拶
咲ちゃんの初日のご挨拶、
「今日の日までお客様が待ってくださっていたこと、そしてこうして初日にたくさんのお客様が劇場にいらしてくださったこと、心から感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます」
と言って深々とお辞儀をして、しばらく頭を上げられなくなりました。
ようやく顔を上げた後も映像ではカットされていましたが、かなり長い時間言葉に詰まってしまっていたようです。
その後は
「皆様に感謝の気持ちを一日一日大切にお返しできますよう、お客様一人一人のために、大切なあなたのために、愛する雪組の仲間と共に千秋楽まで元気に駆け抜けてまいりたいと思います」
と笑顔に戻って言い切りました。
「大切なあなたのために」は少し遠くを見るような目で言ったのが心に刺さりました。
この「大切なあなた」にいろんな思いを込めたんでしょうね。
亡くなった宙組生のこと、休演している一禾あおくんのこと、そして今辛い思いをしている同期のキキちゃん(芹香斗亜)率いる宙組生達のことも含まれているのかなと想像しました。
涙のカーテンコール
次のカーテンコールで
「皆様の笑顔と拍手が本当に温かくて、もう本当に感謝の気持ちしかございません」
と声を震わせて言う咲ちゃん。
「この気持ちをお返しできるように精一杯務めてまいりたいと思います」
と笑顔でした。
その次のカーテンコールでは客席がスタンディングオベーションになったので、それを見ながら
「皆様の温かいお気持ち、たくさんたくさん舞台上に伝わってきております。本当にありがとうございます」
と言う咲ちゃんの目から涙がこぼれ落ちました。
そして、
「お客様の笑顔、そしてお客様と共に過ごせるこの時間が何よりの宝物だと心から実感しております」
「この大切な時間が明日も明後日も続いていくよう心を込めて毎日舞台に立たせていただきたいと思います」
という咲ちゃんの言葉と涙で思いはしっかり伝わってきました。
最後のカーテンコールでも、
「お客様はいつも一緒にいてくださったんだなと、心から今感じています」
と涙を流しながら言う咲ちゃんを見て、こちらも涙が出てきました。
ここで客席から「がんばれ〜」という声が上がったのに少しほっこりしましたが、その後の
「今日の一回の舞台ではまだまだお返しできませんので、明日からの舞台でこの感謝の気持ちと愛をたくさんたくさんお客様にお届けできるよう心を込めて務めてまいります」
と話す咲ちゃんの思いのこもったご挨拶に涙腺が崩壊しました。
きっと今の状況を思うと、たくさんの不安な気持ちがあったんだと思います。
初日の客席の温かい空気にほっとして涙が溢れてきたんでしょうね〜
咲ちゃんだけでなく他の組子たちの目にも涙が見えました。
まだご遺族側との話し合いも進んでいない中、初日の幕が上がったことを手放しでは喜べないなという気持ちはありますが、12月13日の千秋楽まで退団者の3人をはじめ雪組のみんなが幸せに公演できることを願っています。
読んで頂き、ありがとうございました。
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