雪組宝塚大劇場公演が3月19日(土)に始まりました。
Twitterなどで初日からこれまで観劇された方の感想を見ていると、お芝居の『夢介千両みやげ』は明るくて面白くて最後はハッピーな大団円で終わる痛快娯楽時代劇だそうです。
そしてショー『Sensational!』はおしゃれでスタイリッシュなショー。
どちらの開演前の幕もものすごく色彩豊かで華やかで楽しそうです。
お芝居もショーも始まる前から楽しくなってワクワクする感じですね〜
雪組 宝塚大劇場公演『夢介千両みやげ』『Sensational!』初日
『夢介千両みやげ』
『夢介千両みやげ』は少し映像を見ただけでもすご〜く楽しそう。
誰も死なない雪組の日本物、久しぶりです(笑)
咲ちゃん(彩風咲奈)の夢介は朴訥で人情味あふれる青年で、「だべ」などの訛りがあります。
困った人を見るとつい助けてしまうようで、お父さんから道楽修行のために持たされたお金を人助けのために使ってしまったり。
そんな夢介にひらめちゃん(朝月希和)演じるお銀をはじめ女性たちがピロリ〜ンという効果音とともに惚れてしまうシーンが面白いです。
前に稽古場レポートでの話にあったように、その夢介に咲ちゃんがめちゃくちゃハマっていました。
あーさ(朝美絢)演じる「なんせこの顔、この器量、もててもててしょうがない〜」と歌う総太郎や、17歳のスリの少年三太役のそらくん(和希そら)、悪人から夢介のおかげで改心する悪七役のあやなちゃん(綾凰華)など他にも個性的過ぎる面々が。
そして、カーテンコールで咲ちゃんが話していましたが、このお芝居ではなんとラストが客席参加型になっていて、客席も含めて全員で三三七拍子をやるんだそうです。
自分が「お手を拝借」と言ったら、初日からちゃんと皆さんが手を叩いてくださってびっくりしたと咲ちゃんが言ってました。
特別な回だけでなく毎回それをやるそうなので、すごく楽しそう。
観劇する時が楽しみです。
『Sensational!』
ショー『Sensational!』は少しづつ満遍なく見せてくれましたが、どの場面も明るくスタイリッシュで楽しそうです。
衣装も色彩豊かですご〜くおしゃれ。
そらくん(和希そら)が真ん中で男役娘役を引き連れて歌い踊る場面もあり、すっかり雪組に馴染んでいるようでした。
この公演で退団するあやなちゃん(綾凰華)が作詞した曲を銀橋で歌う場面もあるとのことで、寂しいですが愛を感じますね。
彩風咲奈の初日ご挨拶
咲ちゃんの初日のご挨拶はまずは観劇されたお客様への感謝の言葉の後の
「日々様々なことが起こりめまぐるしく過ぎていく中で、一日一日の尊さや愛おしさを改めて感じております」
という言葉が素敵でした。
そして、専科の汝鳥伶さんと大切な雪組の仲間と初日の舞台のスタートが切れたことが嬉しいと。
客席の皆さんの大切な一日に宝塚を、雪組を観に来ていただいたことがありがたいと。
劇場に来た時には日常のいろいろなことを忘れて肩の力をフッと抜いて「あ〜、おもしれえ芝居を観たな〜。センセーショナルな非日常を味わったな〜。あ〜、観に来てよがった〜」と思っていただきたいと夢介のように訛りを交えて話しました。
次に幕が上がった時に咲ちゃんが
「今回より頼もしい頼もしい雪組の仲間、和希そらが宙組より組替えとなり、今回からと思えないぐらいすっかり馴染んでますね」
とそらくん(和希そら)の方を見て言ったので、そらくんは頬に手を当てちょっと照れたように笑いました。
そらくんは左肩に黒っぽい羽根の中に白い羽根の混じった3番手仕様の肩羽根を付けています。
それから、咲ちゃんはあやなちゃん(綾凰華)を見て
「そして今回で綾凰華が退団となります」
と言い、皆んながあやなちゃんを見て微笑んだのが素敵でした〜
「今のこの雪組は今しかないのだと私達も改めて感じております」
という言葉はあやなちゃんへのはなむけの言葉ですね。
「雪組どっせい!」は変形バージョンでした
次のカーテンコールでは今年初の「雪組どっせい!」をやりました。
映像ではカットされていましたが、咲ちゃんが丁寧に雪組ポーズの説明をしたそうです。
ひとこちゃん(永久輝せあ)が花組に組替えする前に置土産で考えた雪組ポーズですね。
今回のシャンシャンが雪組カラーの緑色で、雪の結晶みたいな形になっているので、両手を重ね合わせる代わりにシャンシャンで雪組ポーズをしていました。
そして咲ちゃんの
「雪組〜!」
の掛け声の後、皆んなで
「どっせいだべ〜!」
と1回目は夢介バージョンでの「雪組どっせい!」でした。
そらくんが映ったら『これが「雪組どっせい!」か〜』というような顔で嬉しそうに拍手していましたよ。
そらくん、初「雪組どっせい!」おめでとう!(笑)
次に幕が上がって、スタンディングオベーションの客席を見渡しながら
「あ〜、きれいな景色だな〜」
と大感激してる咲ちゃん。
小田原から江戸に来た時の夢介のように素晴らしい景色だな〜と感じたそうです。
その感動の中、次は
「あっぱれ雪組〜!」
と咲ちゃんが掛け声をして、皆んなで
「どっセンセーショナ〜ル!」
と今度は『Sensational!』バージョンになってました。
さすが咲ちゃんですね〜
いろいろ考えてやってくれるのが嬉しいです。
鳴り止まない拍手に咲ちゃんは
「皆様の愛が温かくて。きっと帰る頃には花のみちの桜が満開でしょう。それぐらい温かくなりました」
とさらに大感激していましたが、本当に画面で見ていても温かい光景でした。
初日ってやっぱりいいものですね〜
咲ちゃんが言っていたようにこれからどんどん進化するだろうこの公演がますます楽しみです。
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