礼真琴主演『BIG FISH』観劇がますます楽しみになった星組 『BIG FISH』 稽古場レポート

礼真琴主演の東急シアターオーブ公演 『BIG FISH』も5月30日の初日がいよいよ近づいてきました。

先日公式サイトにて、著作権上の理由によりライブ中継、ライブ配信、ブルーレイ発売、タカラヅカ・スカイ・ステージでの全編放送が無いというお知らせがあったことでかなり物議を呼んでおりましたね。

初日や千秋楽の映像は見られるということなのかなと思いますが、全編の映像が残らないというのはすごく残念だなと思います。
観劇の際にはしっかりと目と耳と心に焼き付けて来ようと思っています。

今日のタカラヅカニュースでこの『BIG FISH』 の稽古場レポートが放送され、見どころなどについて語られました。

また先日、BSで放送された映画版『BIG FISH』を見ました。
映画版とミュージカル版では違うところもあるとは思いますが、ストーリーや登場人物について稽古場レポートで話されたことと合わせて観劇の参考にしたいと思います。

星組 東急シアターオーブ公演 『BIG FISH』 稽古場レポート

出演メンバー

稽古場レポートの出演メンバーはベネット医師を演じるスカイ・レポーターズのひーろー(ひろ香祐)をMCに、希沙薫夕陽真輝星咲希の3人でした。

希沙薫:人魚

きさちん(希沙薫)が今回演じるのは人魚です。

前回の『RRR』ではWATERRR役で水の精を演じていたので、今回の人魚役はまたしても水に関する役です。
ひーろーから「水の支配人」なんて言われてました(笑)

映画版でははっきりと出てくるわけではないんですが、主人公のエドワードに影響を与える存在でした。
今回のミュージカル版では幕開きから登場して、エドワード役のこっちゃん(礼真琴)ともいろんな関わりがあるそうです。

「人は愛によって自分の姿や心を変えられる」ということを人魚を通してエドワードが知り、それを息子や周りに伝えていく元になるのが人魚だということです。
そのために人魚の自分がどれだけ幸せかということを表現することが大事になってくるので頑張りたいと話していました。

元々男役のきさちんですが、『ロミオとジュリエット』では愛役を演じたこともあり、中性的な魅力があるので、今回の人魚役はぴったりだと思います。
楽しみです。

夕陽真輝:ザッキー・プライス

まっきー(夕陽真輝)はエドワードの幼馴染のプライス兄弟の弟の方、ザッキーを演じます。
さきっぽ(蒼舞咲歩)が演じるドンがお兄ちゃんで、エドワードと比べるとかなりポンコツな兄弟です(笑)

ザッキーとしてはお兄ちゃんのドンに対してもっとこうしたらいいんじゃないかとか、それじゃサンドラ(詩ちづる)が好きになってくれないよとか思うことはいろいろあるらしいです。
それでもお兄ちゃんのことは大好きなんですって。

さきっぽとまっきーの芸達者な2人が演じるプライス兄弟もかなり楽しみにしています。

星咲希:ジョセフィーン

のぞみん(星咲希)が演じるのはエドワードの息子のウィル(極美慎)の妻のジョセフィーン役。
映画ではマリオン・コティヤールが演じていて、日本版ミュージカルでは夢咲ねねさんが演じていました。

配役が発表される前は、このジョセフィーンはうたち(詩ちづる)だろうなと思っていたほどとても大きな役です。

のぞみん本人もこっちゃんのエドワードやほのかちゃん(小桜ほのか)のサンドラ、しんくん(極美慎)のウィルといったブルーム家に嫁ぐのはいろんな意味で相当な覚悟がいったと話していました。
こんな錚々たるメンバーとお芝居できるチャンスを活かして頑張ってもらいたいです。

見どころの場面

サーカスの場面

見どころの場面としてきさちん(希沙薫)が挙げたのはエドワードとサンドラが出会うきっかけになるサーカスの場面。
サーカスには12人の団員がいて、きさちんもひーろー(ひろ香祐)も役とは別に団員として出ているそうです。

サーカスでジャグリングをやるということで、団員役の全員がジャグリング指導の先生の元全部の道具を一回はやってみて、その中から向いていそうなものをやることになったんだとか。

この場面は星組生としての士気が上がる場面としてぜひ注目してほしいということでした。
体育会系の星組なのでね、きっと相当気合を入れて練習したんだろうなと思うので、そのジャグリングも注目して観たいと思います。

エドワードのプロポーズの場面

まっきー(夕陽真輝)のおすすめは、ポスターにもなっている一面の水仙の中でのエドワードのプロポーズの場面でした。
映画版でもミュージカル版でも一面の水仙がポスターになっていましたが、お話の中でもものすごく印象に残るシーンです。

先日改めて映画を見るまでは、水仙畑の中でプロポーズするんだと思っていたんですが、違っていました。

サンドラの好きな花が水仙だとサーカスの団長から聞いたエドワードが、広場に一面の水仙を敷き詰めたんでした。

まっきーのザッキーとしてはお兄ちゃんのドン(蒼舞咲歩)に「そりゃ、これじゃエドワードに負けるよ。このプロポーズじゃないとサンドラは振り向かないよ」って言っちゃったくらいこの場面は素敵だそうです。
お稽古場でみんなが号泣したほどだそうで、自分も礼さんのあの歌でプロポーズしてほしいと思うほどだったとか。

その場面の楽曲も素晴らしいそうなので、元々このプロポーズの場面は楽しみだったんですが、その話を聞いてますます楽しみが増しました。

その他にも茉莉那ふみちゃんが演じるヤングウィルとお父さんのエドワードとのやり取りや、大人になったウィル(極美慎)がエドワードと必死に対峙するところなど胸に迫るお芝居も見どころだそうです。

映画で見たあの素敵なお話がどんな楽曲でどんなミュージカルになっているのかがすごく気になります。
観劇の日が待ち遠しいです。

  

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