瀬央ゆりあ主演『ザ・ジェントル・ライアー』涙あり笑いありの初日ご挨拶

2月17日に星組御園座公演『王家に捧ぐ歌』(礼真琴+舞空瞳)が初日を迎えたのに続いて、2月19日に瀬央ゆりあ主演のKAAT神奈川芸術劇場公演『ザ・ジェントル・ライアー 』も初日を迎えました。

今日のタカラヅカニュースではその両公演の初日の模様が放送されました。

『王家に捧ぐ歌』の方はTwitterで観劇された方のレポートを片っ端から読んである程度把握していましたが、『ザ・ジェントル・ライアー 』の方はできるだけ評判を見ないようにしておいて、タカラヅカニュースの初日の映像を楽しみにしていました。

星組 KAAT神奈川芸術劇場公演『ザ・ジェントル・ライアー 』初日

キャストは原作のイメージ通りでした

原作のオスカー・ワイルド作『理想の夫』は今半分くらい読み進めていまして、ちょうど今日タカラヅカニュースで流れたより少し前あたりくらいまでかな〜

せおっち(瀬央ゆりあ)のアーサー・ゴーリング卿は原作のイメージにピッタリでした。

軽妙洒脱なシャレものでプレイボーイだけど頼りになって、でも恋には不器用な感じが絶妙です。
せおっちの持ち味がいかんなく活かされている感じでした。
せおっち以外のキャストも原作のイメージ通りでよかったです。

今回残念ながらチーヴリー夫人役のはるこさん(音波みのり)とメイスン役の天路そらくんが休演となってしまいました。

チーヴリー夫人は紫りらちゃんが代役で頑張っていて、素晴らしくいやらしくw悪女を演じていました。
りらちゃんはバズルドン卿夫人と二役なんですよね〜
大変だと思いますが頑張っていただきたい。

瀬央ゆりあ、涙あり笑いありの初日のご挨拶

カーテンコールでは、組長のちぐさん(美稀千種)から

「コサージュの花なんて何だっていい、年齢をいくつサバ読んでも関係ないほど素敵なアーサー・ゴーリング卿を演じました主演の瀬央ゆりあ

と紹介されて、せおっちが初日のご挨拶をしました。
本来なら2月1日にバウホールで初日を迎えるはずだったのが全日程中止になってしまったことへのお詫びを述べ、そしてその期間中たくさんの激励の言葉などをもらったことへの感謝の気持ちも述べました。

「私たちはこうして今日という日が来ることを信じ、前を向き進むことができました」

「皆様、今日この日を信じ、ひたすら待ち続けてくださいまして、本当に本当にありがとうございます」

と話すせおっちの目に涙が光ってました。
そしてもう一回、二人の休演者について触れた時にもグッときて涙声になっていました。

「この初日を全員で迎えることはかないませんでしたが、心は、魂は一緒です!」

と力強く気持ちを込めて言ったせおっちが頼もしい。
その後は

「田渕先生、スタッフの皆様、私たちの愛情が、情熱が、こだわりがいっぱい詰まったこの作品、噛めば噛むほど味が出ます。いいえ、出します!

と笑いに持っていくところはさすがせおっちです(笑)
ついさっき涙ぐんでいたのに、もう笑いを誘っていました。

礼真琴からのエールを受けて

次に幕が上がって、御園座の『王家に捧ぐ歌』のことにも触れたせおっち。

「我らがトップスター礼真琴さんが初日の舞台挨拶で私たちにエールをくださっていたそうです」

と言ったあと

「こっちゃ〜ん!」

と客席の後ろの方に向かって思いっきり手を振っておりました。

今日のタカラヅカニュースでそのこっちゃん(礼真琴)が初日のカーテンコールで

「間もなく幕が開くKAATチームにパワーを送りたいと思います。なおちゃん(瀬央ゆりあ)頑張れ!」

と同期のせおっちに向けてエールを送っていたのが見られました。
この同期二人の絆の強さを目にできて嬉しかったです。
やっぱり同期のこういう様子って見ていてグッとくるしほっこりしますね〜

カーテンコール中にライブ配信決定のお知らせ

もう一度幕が上がった時にせおっち

「皆様、ここで朗報がございます!」

ときたので、あ、きたきた〜!と思って聞いていましたら

「なんと!この公演、23日の15時半公演、なんと!なんと!」

とめちゃ引っ張りましてw

「ライブ配信が決定いたしました!」

と発表してくれました。
隣のあかちゃん(綺城ひか理)は『え〜!』という感じで両手で口元を押さえておりましたが、反対側のちぐさんはあまりせおっちが引っ張るので苦笑いしていました。
他の組子たちは知ってるふうな感じだったので、あかちゃんの演技でしょうね(笑)

公式サイトの発表は公演時間中にあったんですね〜、お客さんは知らない方が多かったようです。

「皆さんすごい驚いてくださって嬉しいです」

って(笑)
そして

「ソーシャルディスタンスの時代ではございますが、皆様と私たちの心はノーソーシャルディスタンスでいきたいと思います!

最後は

「皆様からいただいたたくさんのお心を私たちは舞台上からお届けしていきたいと思いますので、どうぞお持ち帰り忘れのないようにお帰りくださいませ!」

と何度も笑わせてくれて(泣かせてくれて)、せおっちの可愛さを堪能できた本当に楽しいカーテンコールでした。

ライブ配信はせおっちが言っていた通り23日の15時半公演で実施されます。

これはぜひ観なければ。
その前に原作本を読み終えてしまいた〜い。

  

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