本来なら明日11月10日に初日を迎えるはずだった雪組宝塚大劇場公演ですが、今のところ11月23日までの中止が決まっています。
お稽古は今現在どうなっているのかなと思いますが、今日のタカラヅカニュースでお芝居の『ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル』の稽古場レポートが放送されました。
通常だと先にトップスターの咲ちゃん(彩風咲奈)と組長のにわさん(奏乃はると)の稽古場情報が放送されるはずなんですが、イレギュラーな状況になってしまっています。
雪組宝塚大劇場公演『ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル』稽古場レポート
出演メンバー
MCは雪組スカイ・レポーターズのあすくん(久城あす)とみどりちゃん(妃華ゆきの)の二人です。
そしてゲストはせいみぃ(聖海由侑)としゃんたん(壮海はるま)の103期の二人でした。
せいみぃは新人公演で2番手のあーさの役シャーロック・ホームズ000を演じることが発表されています。
新人公演は東京のみとなりますがそちらも楽しみです。
聖海由侑:アーネスト・グレイス
せいみぃ(聖海由侑)が演じるアーネスト・グレイスは、そらくん(和希そら)演じるハーバートが編集長を務める「ストランド・マガジン」の編集者の1人だということです。
他のキャストはみな実在の人物なのに対して、アーネストは唯一オリジナルキャラクターだそう。
忙しい編集部でアーネストは1人雑用をこなしているらしいです。
そらくん演じる編集長のハーバートについて少し教えてくれました。
妥協を許さない理想が高い編集長だけど、唯一笑顔を見せるのが恋人のビアトリスだそうです。
そのビアトリスははばまいちゃん(音彩唯)が演じます。
ビアトリスがハーバートの恋人だということはあすくんとみどりちゃんは知らなかったようです(笑)
史実では奥さんだというのもあるみたいで、今のところ生田大和先生は恋人だとしているという話でした。
もしかしたら変わる可能性もあるみたいなことを言っていたので、生田先生ってそういうことよくあるのかなって思っちゃいました(笑)
壮海はるま:ジョー
しゃんたん(壮海はるま)は郵便配達員のジョーを演じます。
17歳の設定だそうで、デザイン画を見たらかなり子どもっぽい感じだったらしいですが、生田先生からはよくある宝塚の子役っぽくは作らないでほしいと言われたんだとか。
しゃんたんならではのジョーを作ってほしいということだったので、おっきなしゃんたんがどんな17歳の少年を演じるのか楽しみにしたいところです。
そのジョーは咲ちゃん演じるドイルさんと掛け合いがあるそうで、そこはかなり面白い場面になっているみたいです。
作品を書くドイルと、それを世に出す編集部との架け橋となる重要な役割だそうなので、要注目ですね。
見どころの場面
せいみぃが挙げた見どころの場面は、咲ちゃん演じるドイルが乗り込んでくる編集部の場面。
ドイル自体もキャラが濃い人物なんだけど、編集部の面々も全員個性豊かで、そのやり取りがすごくパワフルで楽しいそうです。
しゃんたんが挙げた見どころは“序曲”の場面。
いわゆるプロローグのさらにその前に“序曲”の場面があるんだそうです。
華やかでこれから何が始まるのかなというワクワク感がある場面になっているんだとか。
その序曲の場面でしゃんたんは下手から上手に走っているので見つけてくださいということでした。
続くプロローグもロンドンの街並みに市民たちが大勢出てきて華やかな中に、咲ちゃんのドイルが悩み苦しみながらカッコよく登場するんだとか。
想像するとちょっとワクワクしてきました。
そのプロローグでの第一声がせいみぃの「おはようございます」で、第二声がしゃんたんの「郵便です」なんだそうで、プロローグでも二人は重要な役割を担っているようです。
Happy“NEW”Musical
この作品は名探偵シャーロック・ホームズを生み出したコナン・ドイルの半生を描く新たなミュージカル。
ナンバーが多くて、それぞれのキャストのマイナンバーもたくさんあるそう。
全部の曲に拍手をしてしまうくらいすべての場面が盛りだくさんで、見ていてハッピーな気持ちになれる作品だと話していました。
そういう面がタイトルの上に付いている「Happy“NEW”Musical」が表しているのかなとこの稽古場レポートを見ていて思いました。
観ているだけでハッピーになれる楽しい作品は今の状況に相応しいですよね。
無事に初日を迎えられてみんなに観てもらえるといいなと思います。
私もぜひとも観劇したいです!
読んで頂き、ありがとうございました。
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