宙組の宝塚大劇場公演の中止だけでなく雪組も初日から11月23日が中止、そして「タカラヅカスペシャル2023」の中止も発表されてしまいました。
しばし呆然としてしまいました。
劇団は調査チームからの報告後でなければ動けないであろうことは想像していましたが、月組や星組が動いていることからどこかで再開に踏み切るのかもしれないとも考えていました。
再開がいいことなのかそうでないのかについて、私も考えはまとまりません。
亡くなられた方のことを思うと、閉じたままでいて欲しいと思う気持ちもありました。
一方で、演じること歌い踊ることがタカラジェンヌの本領です。
いろんな意味でそれができない状態であることに胸が痛みます。
博多座の初日の幕が開くのか、開いたとして行っていいのか。
観劇して笑ってもいいのかなど、あれこれ考えてしまいました。
正直に言えば、「これでいい」と思う気持ちと、「こんなことをしていていいのか」と思う気持ちが交錯しました。
なので、今回の長期の中止について、正直ほっとした気持ちがあります。
幕が開かないのは辛いことですが、どんな理由であれ幕が開かない理由の方が何倍も辛いです。
再び幕が開くことを願っていますが、それ以上に今は亡くなられた方のご冥福をお祈りし、ご家族や周りの皆さんの心に平穏が戻ることを祈っています。
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中止が発表された公演
・宙組 宝塚大劇場公演
ミュージカル・ノワール『PAGAD（パガド）』～世紀の奇術師カリオストロ～
ショー・スピリット『Sky Fantasy！』
10月1日（日）～11月5日（日）＜千秋楽＞までの公演が中止。
・雪組 宝塚大劇場公演
Happy”NEW”Musical『ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル』
Winter Spectacular『FROZEN HOLIDAY』－Snow Troupe 100th Anniversary－
11月10日（金）＜初日＞～11月23日（木）
※11月30日（木）の新人公演も中止。
・梅田芸術劇場メインホール
『タカラヅカスペシャル2023 Open the Future ～未来へ～』
12月21日（木）、12月22日（金）の全公演中止。
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