水美舞斗が『IF』のコーナーで花組生として思い出を語る

今日3月2日は花組の新人公演が東京宝塚劇場で上演されました。
花組の新人公演が東京で行われるのは実に3年4ヶ月ぶりです。
無事に公演できて本当によかったです。

新人公演メンバーはもちろん本役の皆さんもほっとしたことでしょうね。

さて、今週のタカラヅカニュースではその花組のマイティー(水美舞斗)が『IF』のコーナーに登場しました。

4月28日付で花組から専科へ組替えしてしまうので、花組生としてこのコーナーに出てくれたのが嬉しいです。

花組 水美舞斗の『IF』

水美舞斗へのお題とその答え

マイティー(水美舞斗)へのお題と、マイティーが選んだ作品と役・場面などは…

「もしも、一緒に海外旅行に行くなら?」
『TOP HAT』(2022年花組公演)のマッジ・ハードウィック

「もしも、一緒に働くなら?」
『A Fairy Tale 』(2019年花組公演)のニック・ロックウッド

「もしも、中世のお城でのパーティーに招かれたら?」
『エリザベート』(2014年花組公演)のエリザベートの鏡の間の白いドレス

「もしも、晴れた日に外で思いっきり歌うなら?」
『ノバ・ボサ・ノバ』(1999年雪組公演)の「ソル・エ・マル」

「もしも、憧れの人とデュエットするなら?」
『ファントム』(2006年花組公演)の「お前は私のもの」

でした。

『ノバ・ボサ・ノバ』のみ雪組の公演でしたが、他はすべて花組の公演から選びました。
でも自分が演じた役は『A Fairy Tale 』のニック・ロックウッドだけでしたね。

「もしも、中世のお城でのパーティーに招かれたら?」のお題では男役の衣装でもいいと思うのに、なぜかドレスを選んだマイティー(笑)

そういえば前回のそらくん(和希そら)も同じお題でドレスを選んでましたっけ…?
男役でもやっぱりドレスを着たい願望があるんでしょうか~(笑)

水美舞斗の回答で気になったのは…

音くり寿は大切な人

「もしも、一緒に海外旅行に行くなら?」のお題では『TOP HAT』で相手役だった音くり寿ちゃんのマッジと一緒にベニスに行きたいと答えました。

『TOP HAT』でマイティーが演じたホレスとくりすちゃん(音くり寿)演じるマッジは夫婦でしたが、もう本当に何とも言えない面白い夫婦でした。
お互いのこういうところが嫌いと言いながら実は深く愛し合っているという夫婦を二人が絶妙に演じていました。

そのマッジは夫のホレスとしてではなくマイティー自身の目線で見ると、とても魅力的で一緒にいて退屈しないだろうと。
確かにホレスはマッジにかなり振り回されていたので、ホレスの目線ではなくというのがミソですね。

そして、そのマッジを演じたくりすちゃんとはこの公演のおかげでとても距離が縮まったそうで

「本当に愛おしくてですね~」
「音くり寿ちゃんは私にとってとてもご縁のある大切な方です」

と言っていました。

『TOP HAT』という作品のホレスとマッジ夫妻が大好きな私としてもマイティーのその言葉はとても嬉しかったです。
きっとくりすちゃんもこのコーナーを見たらすごく喜ぶと思います。

ファン時代に観劇した轟悠さんの『ノバ・ボサ・ノバ』

「もしも、晴れた日に外で思いっきり歌うなら?」のお題で選んだのは『ノバ・ボサ・ノバ』の中の「ソル・エ・マル」という曲。

マイティーはファン時代に雪組の轟悠さん主演の『ノバ・ボサ・ノバ』を観劇して、なんて素敵な舞台なんだろうと感銘を受けたそう。

八百屋舞台で皆さんが裸足で踊っていたり、男役さんが女性の役を演じていたなど、全てのシーンが今でも走馬灯の様によみがえってくるそうです。

轟悠さん主演の『ノバ・ボサ・ノバ』といえば1999年の公演なので、マイティーは小学校の低学年くらいですよね~
そんな頃の思い出がそれほど残っているなんて、よほど強烈だったんでしょうね。
うん、でもわかります。
『ノバ・ボサ・ノバ』はそれほどの作品です!

このショーには多くの名曲がありますが、マイティーはその中でも「ソル・エ・マル」を歌いたい、それもメロディーラインよりも後ろで「ビバ、ビバ」って歌いたいそうです(笑)
最後に

「皆さん、一緒に歌いませんか?」

と可愛くお誘いしてくれました♡
マイティーと一緒ならどの曲でも歌いますよ~(笑)

春野寿美礼さん、もしくは彩吹真央さんとデュエットしたい

「もしも、憧れの人とデュエットするなら?」のお題は今回がはじめてですね。

マイティーは

「たいへん厚かましいのですが…」

と前置きした上で選んだのが『ファントム』の二幕でエリックとキャリエールの父子が銀橋で歌う「お前は私のもの」。

マイティーは研3の時に蘭寿とむさん主演の『ファントム』に出演していますが、選んだのはファン時代に観た春野寿美礼さん主演の公演でした。

マイティーが観劇した時に、二幕が始まる前に他のお客さんがハンカチを膝の上に準備していたんだそう。
他のお客さんは二幕で号泣するのを知っていますからね。
でもマイティーははじめて観たのでそんなことは知らず。

で、その場面が来た時にやっぱりマイティーも大号泣しながら鳴り止まない拍手を周りの人たちと一緒にしたという思い出があるそうです。
ということで、その時のことを思い出しながら

「春野寿美礼さんがファントムで私がお父さんのキャリエールさんをやるパターンか、もしくは彩吹真央さんのキャリエールさんで私がファントムを歌わせていただくか」

と遠くを見るような目をして妄想するマイティーがなんとも可愛らしい。

本当にキャリエールのマイティーもファントムのマイティーも観てみたいです。
でもどちらかというとキャリエールが似合うかな~

私はれいちゃん(柚香光)のファントムとマイティーのキャリエールで妄想してしまいました。

春野さんの時は彩吹さんが下級生だったんですが、蘭寿とむさんの時はキャリエールが同期の壮一帆さんで、同期という関係性がよかったんですよね。
なので、れいまい同期コンビで観てみたいなと思っちゃいました。

さて、今公演中の東京公演の後のディナーショーを最後に専科へ異動してしまうマイティー。
そのマイティーがほとんど花組の作品を選んだのが感慨深いです。
そして、公演中の思い出やファン時代の思い出を語ってくれたのも嬉しかったです。

   

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