6月17日の初日以来、SNSで毎日絶賛の声が上がっている桜木みなと主演の『カルト・ワイン』。
今日のタカラヅカニュースではその突撃レポートが放送されました。
あらためて出演者が語る見どころが聞けるのが嬉しいです。
桜木みなとと瑠風輝が語る『カルト・ワイン』の見どころ
主演のずんちゃん(桜木みなと)ともえこ(瑠風輝)が登場、そしてMCはこの公演に出演している元スカイ・ナビゲーターズのなっつ(秋奈るい)です。
だいたい突撃レポートに登場するのは主演と相手役のヒロイン役の娘役という場合が多いです。
ですが今回2番手格のもえこが出演ということで、やっぱりこの作品ではもえこがずんちゃんの相手役というポジションなんですね〜
この二人が仲良く楽しく『カルト・ワイン』の見どころを語ってくれました。
「演じていて気持ちがいい」
まずはなっつ(秋奈るい)から「シエロという役を演じてどうですか?」と訊かれたずんちゃんは「気持ちがいいですね〜」と答えました。
「もう次から次へとねコロッと騙されますからね、皆さんね。本当に気持ちがいいです」
と話してました(笑)
だけどそれだけじゃなくて、人を騙しているはずが段々と様子がおかしくなっていって、最後ゴロゴロゴロっと転落していく感じも演じていて気持ちがいいそう。
その最後に向かっていくパワーもすごく必要だけれど、結末に向けて気持ちよく描かれているな〜と脚本の力をすごく感じるそうです。
そういうところが観ている人が絶賛するところなんでしょうね〜
テンポよく展開していって、最後の幕切れのキレの良さが素晴らしいという意見をよく目にしました。
演者が演じていて気持ちがいいという脚本はどんなに素晴らしいものかと観劇するのがますます楽しみになりました。
シエロ(桜木みなと)とフリオ(瑠風輝)の関係性
ホンジュラスから一緒にアメリカに逃げてきたずんちゃん演じるシエロともえこ(瑠風輝)演じるフリオは親友で腐れ縁らしいです。
迷惑欠けたりといろいろありつつも二人の男同士の友情がずっと続いていくところが青春だなと思えるんだそう。
春乃さくらちゃん演じるアマンダの登場で見事な三角関係になっちゃうらしいですが、それでも親友でいられるバディ的な関係性が見どころの一つでもあるようですよ。
一幕のラストは苦しくて苦しくてという場面になっているそうで、ずんちゃんともえこの男同士のちょっと切ない関係性も楽しみの一つですね。
ワインを作るシーン
好きな場面を訊かれてまず二人が挙げたのがワインを作るところです。
「ワイン作るところね。本当に私は本当にいつまでたっても覚えられなかったな」
と、ずんちゃん(桜木みなと)
観てみないと何のことかわかりませんが…
ずんちゃんがなかなか覚えられなかったとか、皆んなで頑張って決まったラベルのボトルを持ってとか言ってたので、何やら小道具のワインがたくさん出てきて大変な場面のようです(笑)
「うん、あの写真欲しいよね。スーパーの写真、努力の結晶本当にね」
なんてずんちゃんが言ってました。
相当苦労した場面のようですが、「スーパーの写真」って…?
ラストの裁判の場面
そして、最後の裁判の場面ではどんでん返しがあったり、皆んなの熱気がすごかったりと一番の見せ場となっているようです。
観劇された皆さんも、ラストを絶賛されています。
その最後の裁判の場面をずんちゃんは、
「お客様も傍聴人みたいな感じに見えて、けっこうなんかそういう感じに集中できる空間」
と語っていました。
観客にとっても、緊迫感があって面白い場面なのではないでしょうか。
過去の宝塚作品『逆転裁判』、『カラマーゾフの兄弟』、『赤と黒』などの裁判の場面をスカイステージで観ていて、客席も傍聴席にいるような感覚になるんじゃないかと思っていました。
『カルト・ワイン』のラストでそれが体験できるなんて楽しみ過ぎます!!
お芝居チックなフィナーレ
最後はフィナーレの話。
この作品にも短いながらフィナーレが付いているということで、初日の映像でも少し流れました。
なっつ(秋奈るい)が「ずんさんがすごい輝いていらっしゃいます」と言ってましたが、確かにずんちゃんの色気がだだ漏れな感じがよかったです。
ギラギラに輝いていました。
フィナーレにもワインボトルが出てきたりして、お芝居チックになっているとか。
シエロ(桜木みなと)とフリオ(瑠風輝)とアマンダ(春乃さくら)の関係性が表れた振りもあって、幸せに満ち溢れた感じになっているそうです。
フィナーレの振付けは百花沙里先生だそうですが、百花先生は最近いろんな組でよく話題に出てきますね。
元星組の娘役で、80期生です。
在団中からダンスに定評がありましたが、その百花先生の振付けはいつも生徒への愛が溢れているという話をよく聞きます。
最近外部の先生の振付けも多くなっていて、それはそれで素晴らしいのですが、元タカラジェンヌの先生の生徒のことがよくわかっているからこその振付けも素敵です。
フィナーレを観るのもさらに楽しみになりました。
私もシエロに騙されてワインに酔うのが楽しみです
「最後に一言」となっつ(秋奈るい)に振られて、
もえこ(瑠風輝)は、ハイテンションミュージカルなので観客にもテンションが伝わるように自分のテンションも上げていくと話してくれました。
そして、
「桜木さんの演じられるシエロと一緒に日々日々一生懸命生きて行きたいと思いますし、盛り上げていけたらいいなと思います。頑張ります」
と締めてくれました。
もえこの表情と言葉にずんちゃんとのバディ感が溢れていました。
そしてずんちゃんは
「日々日々”熟成”していけるように舞台の方も愛を込めて心をこめてしっかりやっていきたいなと思います」
「たくさんの人に騙されてもらって酔ってもらって、そんな楽しい時間になればいいなと思います」
と締めてくれました。
私もずんちゃんのシエロにしっかりと騙してもらって、『カルト・ワイン』の世界に酔えるのを心待ちにしています!!
読んで頂き、ありがとうございました。
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