彩風咲奈の千秋楽ご挨拶と和希そらのプーさんのものまね(笑)(雪組東京公演千秋楽)

先日(2月11日)千秋楽まで無事に終えた雪組東京公演。
もうそらくん(和希そら)達はいないんですね…
なんとも不思議な感じです。

雪組 東京宝塚劇場公演『ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル』『FROZEN HOLIDAY』千秋楽

ダイジェスト映像を見て

『ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル』

千秋楽のダイジェスト映像は退団者の見せ場の場面をたくさん流してくれました。
お芝居の『ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル』では琴羽りりちゃんと沙羅アンナちゃんの見せ場もしっかり。

そして最後のそらくん(和希そら)演じるハーバートが「これから第二の夢を追いかける」と言った後にドイル(彩風咲奈)とルイーザ(夢白あや)が「どこかへ行っちゃうの?」とやってくる場面。
「このヤロー、どこへも行かねえよ!」と言いながらドイル達に思いっきり抱きつくハーバートをじっくり見せてもらえたのは嬉しかったです。

『FROZEN HOLIDAY』

ショーの『FROZEN HOLIDAY』でもそらくん(和希そら)の見せ場がたくさんでした。

プロローグのフローズン・ホテルにいろんなお客さんがやってくるシーンで、そらくん扮する神父さんのソロの歌を後ろですごく温かい眼差しで見つめている咲ちゃん(彩風咲奈)がアップになったのが印象的。
劇場で観劇した時もここの咲ちゃんをオペラグラスでのぞいたんですが、その時よりまたさらに温かい目をしていました。

SNSで話題になっていた「超越雪祭男子」の場面の銀橋に出てきたところもちゃんと見られました。
いつもと違ってメンバー全員で肩を組み始めたのを見て、ちょっとびっくりしつつ嬉しそうに笑っているそらくん。
隣のあーさ(朝美絢)がそらくんの頭をポンポンってしたのも胸熱!

フィナーレの咲ちゃんとそらくんが二人で踊る場面では、そらくんは真っ赤なバラの花を2輪並べて胸に付けていて、それがとても素敵に見えました。

和希そらの退団ご挨拶

SNSのファンの皆さんの投稿でそらくんが退団ご挨拶でくまのプーさんの言葉を引用したというのは見ていたんですが、タカラヅカニュースでようやく全文聞くことができました。
ファンの皆さんや宝塚で出会ったすべての人への感謝の気持ちを述べた後、

「私は本当に幸せ者です。あるお方のお言葉で『さよならを言うのがこんなにも辛い相手がいるなんて僕はなんて幸せなんだろう』という言葉があります」

という感じで言ったんですね〜
その後

「そんなたくさんの仲間と出会わせてくれた宝塚は、そしてこの宝塚を通して心からそう思える皆様と出会えたことは私の生涯の宝物です」

って。
こんな素敵なご挨拶が後で爆笑ネタになるなんて、この時は誰も思わなかったでしょうね(笑)

彩風咲奈の千秋楽のご挨拶

咲ちゃん(彩風咲奈)の千秋楽のご挨拶は千秋楽を迎えられたことへの感謝の言葉の後

「皆んな物語の中で生きている日々の舞台の中で一人で紡ぐ物語も素敵ですが、大切な誰かと、仲間と紡ぐ物語は何倍も何百倍も楽しいものなんだと感じました」

「そしてその作り上げた物語はお客さんと出会って、観ていただいて、感じていただいて初めて、私達は誰かの何かになれると感じる日々でございました」

とお芝居のテーマに沿ったとても素敵なご挨拶でした。
それから

「この宝塚110周年、雪組100周年のひとときを、お客様とこの公演で一緒に過ごせましたこと、本当に幸せです」
「今日でこの公演は終わってしまいますが、これからも心に美しい雪の花を咲かせ続け、また次に進んでまいりたいと思います」

とショーで登場したSNOW FLOWERにちなんだ言葉で最初のご挨拶を締めました。

退団者一言コーナーでのものまね大会(笑)

間に一度カーテンコールを挟んで3回目のカーテンコールで咲ちゃんと退団者3名だけが舞台上に並んで、恒例の退団者からのもう一言コーナー。
りりちゃん(琴羽りり)、ナナちゃん(沙羅アンナ)ときて最後のそらくんの番で

「わたくし、ちょっと一つ言いたいことがあるんですけど」

と思わせぶりに言い始め

「ご挨拶の中であるお方のお言葉を引用させていただいたんですけど…あれは…くまのプーさん!」

って(笑)
これには隣の咲ちゃんも客席も「えっ、プーさん?!」とびっくりして大笑い。
プーさんがいいこと言ってるのでそらくんはその言葉に大変共感したそうです(笑)

なのに咲ちゃんから「映画?」って訊かれて「ちょっとわかんないです」って(爆)
そういうところがまったくそらくんらしいです。

何で言っていたかはわからないけどくまのプーさんで調べたらあの言葉が出てくると思うので、調べてみてくださいって(笑)
その後雪組の仲間を呼び込んでから、咲ちゃんも

「皆様、お帰りになった後はくまのプーさんを見るか読んでいただいて、ぜひ余韻に浸っていただけたらと思います」

と首を傾げて笑いながら言ってました。

なんと次のカーテンコールでも咲ちゃんと退団者3名だけでした。
トップさんの退団の時くらいしかこういうことはないですよね〜
特別感満載です。
スタンディングオベーションの客席を見て

「素晴らしい景色ですね、プーさん」

とそらくんに問いかける咲ちゃん(笑)
言われたそらくん

「プーさんのものまねやっていいですか〜?」

って言って

「ハチミツ食べた〜い」

とプーさんのものまねをやってくれました!
これがなかなかそっくり。
自分でも上手くできたと感動したみたいで「けっこう似てる」って喜んでました。

そらくんのプーさんのものまねを受けて咲ちゃんたら他の二人にも無茶振りする始末(笑)
りりちゃんはスティッチのものまねをやってくれたんだけど、ナナちゃんは「持ちネタない」って焦ってました。
そんな風に無茶振りしちゃったもんだから当然咲ちゃんにも期待の目が向いてしまって

「どうしようどうしようどうしよう」

と言いつつ

「ええ」

となんか変な声でやってみようとしたけど結局思いつかず(笑)
なので

「じゃあ次回までに考えておきましょう。はいはい、お楽しみで!」

ということになっちゃいました。
咲ちゃん次の公演で何かものまねをやってくれるみたいです。これは楽しみ〜
焦ってグダグダになってしまったので

「この素晴らしい景色を、お客様の愛をいっぱい受けて、ありがとうございます!」

と無理やり締めて雪組の仲間を呼んだ咲ちゃん。

「お客様のおかげで今日まで元気に駆け抜けることができました。本日は本当にありがとうございました!」

とカーテンコールが終わりました。
途中ナナちゃんの涙で少し湿っぽくもなりましたが、そらくんのプーさんのものまねのおかげで最後まで笑いに包まれた千秋楽でした。

これほどの愛すべきキャラのそらくんがいなくなってしまったのは本当に残念でなりません。
退団してからも舞台や映像など何かの形で活躍してくれるといいのにな〜と、千秋楽の映像を見てあらためて思いました。

  

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