天城れいん、初の新公主演の一生懸命なご挨拶(花組『鴛鴦歌合戦』新人公演)

7月22日に花組『鴛鴦歌合戦』の新人公演が行われました。

コロナ禍以降花組はまだ宝塚、東京の両方での新人公演ができていません。
今回は宝塚ではできたので、東京でも無事にできることを祈るばかりです。

今日のタカラヅカニュースで、その新人公演の様子が放送されました。

花組 宝塚大劇場『鴛鴦歌合戦』新人公演

今回の新人公演で主演の浅井礼三郎役を演じたのは104期の天城れいんくん。
104期から初の新人公演主演です。やったね!

ヒロインは103期の朝葉ことのちゃんです。
朝葉ことのちゃん、初めての新人公演ヒロインです。おめでとう♪

天城れいん:浅井礼三郎(本役 柚香光)

天城れいんくんは前回の『うたかたの恋』新人公演(主演:希波らいと 103期)で2番手役(本役:水美舞斗)のジャン・サルヴァドルを演じていました。

その前の別箱公演でも『TOP HAT』のウェイター役や『殉情』の千吉役で存在感を表して評判になっていたので、今回の新人公演主演で順調にステップを上がっている感じです。

そのれいんくん、今回の浅井礼三郎役を余裕のあるお芝居で色気たっぷりに演じていました。
顔の形は丸顔で本役のれいちゃん(柚香光)とは元のタイプは違うのですが、目元のお化粧をかなり研究したのが見えて、れいちゃんのような涼しげで凛々しい顔になっています。
むしりのカツラも着流し姿もすごく似合っています。

相手役のお春(本役:星風まどか)は一期上の朝葉ことのちゃん。

ことのちゃんは『殉情』でヒロインの春琴を演じ、この前の『二人だけの戦場』で演じたエルサも素晴らしいお芝居で、実に芝居巧者。

今回のお春役も余裕のあるお芝居で新人公演離れしていますが、れいんくんもことのちゃんに圧倒されることなく包容力も感じられたのがすごいなと思いました。
銀橋で颯爽と和傘を広げる仕草も様になっていてカッコよかったです。

歌に少し緊張しているのが感じられたので、東京の新人公演ではもっと堂々として進化したところを見せてくれるかなと期待しています。

天城れいんの一生懸命なご挨拶

まずは新人公演の長として朝葉ことのちゃんがご挨拶しました。

そういえば新人公演ヒロインの子が長のご挨拶をするというのも珍しいことですね。
ことのちゃんはご挨拶も堂々としていてすごく立派なご挨拶でした。
ご挨拶から新人公演離れしています。

そして主演のれいんくん(天城れいん)のご挨拶。

まずは無事に新人公演ができたことへの感謝の言葉を述べました。
そしてお稽古中は浅井礼三郎という役をどのように作品の中に存在させるか模索していたけれど、先生方や上級生の方々からの温かい愛のこもった言葉のおかげで日々稽古に邁進することができたと語りました。
それから

「明るくコミカルなこの作品から私たち自身もたくさんのパワーをもらい、新人公演メンバー皆がいただいた役割に精一杯取り組む機会をいただき、大変貴重な経験となりました」

と語り、最後は諸先生方、スタッフの皆様、上級生の方々、お客様への感謝の言葉で最初のご挨拶を締めました。

もう一度幕が上がると

「今日まで学び得たこと、そして手に取るべき多くの課題がまだまだ山積みではございますが、東京の新人公演に向けて明日からの本公演も真摯に全力でまっすぐと務めてまいります」

と、やや緊張した面持ちでしたが、考え抜かれた言葉がとても立派です。

少し声が上ずったりしたけれど、一生懸命に話す姿に好感しかありません。
東京の新人公演でも立派に主演を務める姿が見られるよう願っています。

  

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