雪組『ベルサイユのばら』退団する彩風咲奈への思いと公演の見どころ(稽古場レポート)

雪組宝塚大劇場公演『ベルサイユのばら』 が今週土曜日7月6日に初日を迎えます。
いよいよ始まりますね〜

タカラヅカニュースでもまずは咲ちゃんも出演した稽古場情報が放送され、そして先週からは稽古場レポートも放送されて、いろいろな見どころなどが語られました。

話を聞いているとワクワクするのですが、咲ちゃん(彩風咲奈)の退団公演でもあるので、始まってしまうと咲ちゃんの卒業の日が近付いてくるな〜と寂しい気持ちが湧いてくるのも正直なところです。

雪組 宝塚大劇場公演 『ベルサイユのばら』 稽古場レポート

『ベルサイユのばら』 稽古場レポートは(A)と(B)の2回に渡ってゲストを変えて放送されました。

出演メンバー

スカイ・レポーターズのあすくん(久城あす)とゆきのちゃん(妃華ゆきの)の他に2人ずつゲストが来ました。

(A)のゲストはシッシーナ夫人役のあんこちゃん(杏野このみ)と近衛隊のジャン役の蒼波黎也くん。
(B)のゲストは小公子役の紀城ゆりやくんと王子役の星沢ありさちゃんでした。

蒼波黎也くんは近衛隊だけでなく衛兵隊としても出ているそうです。
紀城ゆりやくんと星沢ありさちゃんも民衆などいろんな役でいろんな場面に出るんだそうです。

そして、このメンバーの内あすくんとあんこちゃんとゆきのちゃんの3人は前回雪組で上演された2013年の『ベルサイユのばら』にも出演していました。

退団する彩風咲奈への思い

出演者それぞれがこの公演で退団する咲ちゃん(彩風咲奈)への思いも話しました。

杏野このみ

あんこちゃん(杏野このみ)はシッシーナ夫人役で例のフェルゼン派とオスカル派の貴婦人達がバチバチバトルする場面に出ます。
シッシーナ夫人は咲ちゃん演じるフェルゼンが大好きで大好きで、頭の中の80%がフェルゼン様だというような貴婦人です。

でもその場面で咲ちゃんを見つめながら「咲さん最後なのか〜」としんみりしてしまったりするそうです。

蒼波黎也

蒼波黎也くんも今公演で最後なのが寂しいけれど、普段もお稽古場でも学べるところは何でも一生懸命学びたいと思って咲ちゃんと接しているそうです。

ここでは話が出ませんでしたが、今回新人公演初主演で初めて咲ちゃんの役をやりますよね。
トップスターの咲ちゃんから男役や舞台人について直接学べる最初で最後の機会でしょうから、きっと意気込みも特別なんじゃないかと思います。

紀城ゆりや

のりぴー(紀城ゆりや)は

「彩風さんと一緒にお稽古させていただくのが最後なので、一秒一秒絶対に見逃さずに目に焼き付けたいと思って日々過ごしております」

と話していました。

のりぴーは昨年の『Lilacの夢路』の新人公演で初主演し、咲ちゃんの役を演じました。
咲ちゃんから直接学ぶ機会を得られたというのは大きなことだったんじゃないかと思います。
この公演でもたくさん学んでほしいです。

星沢ありさ

星沢ありさちゃんものりぴーと同じく一瞬も見逃したくないという気持ちで日々お稽古しているそうです。

今回ならではの場面

2013年に雪組で上演されたのもフェルゼン編でしたが、今回はまた前回とは違った場面もいくつかあるそうで、その話もしていました。

プロローグ

先日あった稽古場情報でも話が出ていましたが、今回は一幕も二幕もかなり長めのプロローグがあるそうです。

小公子役でその場面に出ているのりぴー(紀城ゆりや)の話では、バラの少年やバラの少女たちが過去最多人数で出ているんだそうです。

今までのベルばらになかった感じで、途中でお芝居が組み込まれていたりもするんだとか。
華やかなベルばらの世界にいざなう見どころたっぷりの場面になるようなので、このプロローグは大注目ですね。

革命の場面

いろんな見どころの場面が語られた中でとくに印象に残ったのが、二幕で新しく加えられた“革命のダンス”の場面の話です。
この話は今回初めて出てきたと思います。

尚すみれ先生が新しく振付を考えてくれた場面で、新しすぎてどうやったらいいんだろうというぐらいの場面だと蒼波黎也くんが言っていましたが、いったいどんな振付なんでしょう!?

そこのお衣装は赤と白と青のトリコロールカラーが使われているそうです。
まさに“革命”といった場面なんでしょうね。

情熱と宝塚への愛が詰まった場面となっているという話をちょっと興奮気味にする蒼波黎也くんを見ていて、めちゃくちゃ楽しみになりました。

フィナーレ

フィナーレもこれまでとは変わっているということでした。
まずロケットが新しい振付と新しい衣装になるんだそうです。
人数もかなり多いんだとか。

また、なんでもアカペラでみんなで歌う場面があるという話もありました。
フィナーレのお衣装も新調されているんだそうです。

『ベルサイユのばら』といえば、伝統的な決まったフィナーレといった印象ですが、これまでとは違う場面があって、新鮮な気持ちで観られるらしいというのがすごく楽しみです。

 

初演から50年となる『ベルサイユのばら』。
その50年の間にいろいろな変化がありましたが、今回もまた新しい場面が追加になり、「セラヴィ・アデュー」という新曲もあって、過去最大人数での「バスティーユの場面」もありとまた新しい『ベルサイユのばら』が観られるようです。

私が観られるのは東京公演なのでまだだいぶ先ではあるのですが、タカラヅカニュースで初日の模様を見るのが待ち遠しいなとワクワクしています。
無事に初日の幕が上がることを願っています。

  

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