縣千主演『FORMOSA!!』はこんな作品(稽古場レポート)

一昨日は次の月組大劇場公演が『GUYS AND DOLLS』だと発表されて大変話題になっていました。
そして今日は宙組トップスター芹香斗亜ディナショーの開催が2月に開催されるという発表がありました。

ホテル阪急インターナショナルで2月16日と17日に、そしてパレスホテル東京で2月26日、27日、28日の3日間開催されるということです。
構成・演出・振付を三井聡先生が担当されるということだけでなく、他の出演者がマイティー(水美舞斗)とまゆぽん(輝月ゆうま)の専科生2人ということにほほ〜と思いました。

マイティーとキキちゃん(芹香斗亜)は花組時代に約5年間一緒に切磋琢磨してきた仲ですし、まゆぽんは1作だけですが『プロミセス、プロミセス』で濃い絡みをしました。
共演が宙組生じゃないのが意外でしたが、きっと面白いディナーショーになるんじゃないかと思います。

今日のタカラヅカニュースでは雪組の『愛の不時着』と『FORMOSA!!』両方の稽古場映像が流れ、どちらも面白そうだな〜とワクワクしました。
『FORMOSA!!』は稽古場レポートでそれぞれの役についてや見どころについて語られました。

雪組 縣千主演公演 『FORMOSA!!』 稽古場レポート

あがちん(縣千)の東上初主演公演の『FORMOSA!!』は、12月2日〜11日にシアター・ドラマシティで、1月8日〜13日にKAAT神奈川芸術劇場で上演されます。

今週のタカラヅカニュースで稽古場レポートが放送されて、スカイ・レポーターズのあすくん(久城あす)とゆきのちゃん(妃華ゆきの)のMCで、麻花すわんちゃんと希翠那音くんが出演しました。

この作品は18世紀のロンドンを舞台に、あがちん演じるフォルモサ人を名乗る謎の男ジョルジュ・サルマナザールを中心に繰り広げられるコミカルなミュージカルということです。

“フォルモサ”というのは台湾のことで、当時のヨーロッパでは人々から関心が寄せられるも未知の国だったとか。
完璧なフォルモサ誌を書くことで詐欺を働こうとする主人公の話だということです。

そして、空想の世界と現実の世界を行ったり来たりしながらお話が進んでいくそうで、配役表に【空想上の〇〇】という説明が付いているのはそういうことなんですね。
作・演出の熊倉飛鳥先生の3作品目のこの作品、とても面白い作風の作品の予感がします。

出演メンバーの役柄について

麻花すわん:ケイト/ポルニーオ

104期の麻花すわんちゃんが演じるのは現実世界ではコーヒーハウスのバー・メイドのケイトと、空想世界ではポルニーオという妖精だそうです。

作品の幕開けが空想の世界で始まるそうなんですが、その中で麻花すわんちゃんはあがちん演じるサルマナザールの生い立ちを踊りで表現するんだとか。
お父さんに扮して踊るそうで、他の妖精役の人たちと同じドレス姿なので表現が難しいと話していました。

現実世界ではコーヒハウスのバー・メイドとしてがっつり踊る場面もあるそうで、注目してくださいということでした。

希翠那音:ラウダー

105期の希翠那音くんが演じるのは現実世界の登場人物ジョルジュ・ラウダー長官です。
これまで演じたことがない、恰幅の良いおじさんの役だそうで、「ガハガハおじさん」って言ってました(笑)

現実世界の最初に登場し、サルマナザールの人物像をお客さんに伝える重要な役割なんだそう。
かせきょー(華世京)演じる詐欺師のイネスとの芝居で物語が始まっていくので、スタートダッシュを担う役割を大切に演じたいと話していました。

その他の役の役柄について

ここではあがちん(縣千)演じるサルマナザールについてはフォルモサ人を名乗る詐欺師という以外はあまり話されなかったんですが、その他の役について少し話されました。

音彩唯:シェリル・オズワルド

はばまいちゃん(音彩唯)演じるヒロインのシェリルは、王道のヒロインと言うよりは活発系の女の子という感じだそうです。

星沢ありさちゃん演じるメイベルと姉妹で、2人のお父さんがあすくん(久城あす)演じるオリバー。
そのオリバーが歌う歌がものすごく温かくて涙なしには聴けないそうで、この親子の関係性も素敵なんだろうなという感じです。

華世京:ウィリアム・イネス

サルマナザールと一緒に人々を騙すのがかせきょー(華世京)演じるイネスです。
イネスはザ・陽気という程陽気な人なんだそう。

[イギリス国教会牧師かつ詐欺師]というのもかなり濃そうな役柄ですね。
かせきょーがどんな風にこの役を演じるのかとても楽しみです。

見どころについて

この作品はナンバーが多くて、素敵な曲調の曲がたくさんあるそうです。

とくにコーヒーハウスの場面がショー的要素があって、衣装は可愛らしいけれど気だるい感じの大人っぽい場面なんだそう。
アイドルっぽい衣装で大人っぽく踊るそのギャップも面白いということでした。

もう一つは、初めて“フォルモサ誌”を人々に配るシーンでのナンバーがすごく活気があって個性が詰まった場面なので、そこも見どころだということです。

またこの作品にはフィナーレもあって、男役のナンバーはザ・宝塚という感じのお衣装、そして娘役のナンバーはポスターのあがちんが着ているお衣装の感じのお衣装らしいです。
デュエットダンスもあるのでお楽しみにということでした。

稽古場映像を見て

稽古場映像ではここで話の出た幕開けの空想の場面から、現実世界の最初のイネスとラウダー長官とのやり取りの場面、コーヒーハウスの場面などいろいろな場面が流れました。

稽古場レポートの中では触れられなかった空想の世界の場面でのさんちゃん(咲城けい)の役がとても気になりました。
フォルモサの革命家の役のようですが、東洋風の衣装を着ていてとってもかっこいいです。
さんちゃんの役が楽しみです。

フィナーレナンバーも群舞とデュエットダンスが流れましたが、振りがあまり今までにない感じでとっても素敵ですね〜
フィナーレも楽しみです。

この公演は12月8日の16時公演でライブ配信があります。

楽しみです♪

  

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