11月14日に雪組東京宝塚劇場公演が千秋楽を迎えました。
当日はライブ中継・ライブ配信もされましたね。
私はタカラヅカニュースの千秋楽の模様を見ながら、宝塚と東京の両劇場のフィーバーwを思い出していました。
雪組 東京宝塚劇場公演 『CITY HUNTER』『Fire Fever!』千秋楽
千秋楽のダイジェスト映像では『CITY HUNTER』はプロローグの後はそれぞれのキャラクターの見せ場と、後半のクライマックスから最後まで見せてくれていました。
『Fire Fever!』の方は少しずつですがほぼ全場面見せてくれましたね〜
ありがたい。
私はこの公演は宝塚大劇場で1回、東京で1回観劇しましたが、改めて千秋楽の映像を観るとお芝居もショーも熱い作品だったな〜とさらに実感しました。
”さききわ”だけでなく”さきあーさ”コンビも目を引きました
この公演は彩風咲奈・朝月希和新トップコンビのお披露目公演ですが、2番手男役朝美絢のお披露目でもあるな〜と観劇した時も思いましたが、千秋楽の映像を観ていて改めて思いました。
それだけあーさ(朝美絢)はトップコンビに負けず出ずっぱりでした〜
『CITY HUNTER』ではベストコンビ
咲ちゃん(彩風咲奈)演じる冴羽獠とひらめちゃん(朝月希和)演じる槇村香は、「俺たち二人でシティ・ハンターなんだよ」と決めポーズをするシーンがありますが、まさに対等な関係のトップコンビという感じです。
それともう一組冴羽獠とあーさ演じるミック・エンジェルもベストコンビでしたね。
途中までは味方なのか敵なのかわからない感じだったのが、結局は元相棒の獠としっかりタッグを組んでいたミック。
そのミックのミステリアスながらひょうひょうとした感じが咲ちゃんの獠と絶妙な関係性で、観ていてワクワクさせられました。
香に言い寄りながら、本当は獠と香の二人の仲を応援している感じもすごくよかったです。
以前に観劇した時の記事にも書きましたが、獠と香、ミックの3人の場面はビジュアルも良く関係性も素敵で、新しい雪組トリデンテだな〜と思って見ていました。
彩風咲奈・朝月希和・朝美絢の新雪組トリデンテを東京宝塚劇場で観ました!
『Fire Fever!』ではもう一人の相手役、朝美絢
ショー『Fire Fever!』でもあーさは出ずっぱりでしたね。
男役娘役を引き連れて真ん中で踊る場面もありましたし、『ドン・ジョヴァンニ』の場面ではものすごいインパクトを残しました。
毎回のアドリブも話題になっていましたが、千秋楽ではくるくる回って踊りながら「あ、ファイナル、あ、フィーバー」と連発していましたし、オチのところでは「ビッグラブ」と言った後、特大の投げキッスを客席に投げて大きな拍手をもらってました。
この場面のあーさのカツラは4パターンあったそうで、イラストに描いてくださっている方のツイートを見つけました。
どの髪型もアホ可愛くて大好きだったな~というメモリアル…③と④は記憶にたよって描いてるので細部違うと思いますがご容赦くだされ~! pic.twitter.com/Xl6ZSFS4Wu
— かあね (@cane_zuka) November 14, 2021
千秋楽は4つ目のパターンでしたね。
そして、79人ロケットの場面では、ダルマ姿のあーさが咲ちゃんと色っぽく絡むところであーさの「ラブフォーエバー♡」に「イエス、ミートゥー」と咲ちゃんが返し、ついこの二人がトップコンビなのかなと錯覚しちゃうほどでした(笑)
彩風咲奈の千秋楽ご挨拶
この公演は6名の退団者がいましたが、皆さん涙は無く笑顔で、退団のご挨拶の場面も明るく熱いままの公演でした。
一人たっちー(橘幸)だけは途中感極まった様子で言葉に詰まってしまいましたが、そのたっちーも恒例の退団者からの一言では「わしももうひとハッスル咲かせてみようかの〜」と『CITY HUNTER』の教授役のセリフを叫び、客席を湧かせていました。
相変わらず完璧な素晴らしいご挨拶
咲ちゃんの千秋楽のご挨拶は、咲ちゃん独特のワンフレーズごとに言葉を切る話し方で、素晴らしい言葉のチョイスでした。
まずは客席への感謝の言葉を述べたあと
「たくさんの方々に愛され続けている『CITY HUNTER』という作品で、私は冴羽獠というキャラクターを演じさせていただき、私も冴羽獠のファンになりました。冴羽獠を通してたくさんの心震える瞬間との出会いがありました」
と『CITY HUNTER』について語りました。
そして
「ショー『Fire Fever!』でも心が燃え上がるような熱い熱い瞬間をたくさんたくさん感じました」
「『炎の翼』の場面の歌詞にあるように私たちは手と手を取り合い思いを重ね合わせればどんな荒波もどんな障害も越えていける、そう信じてこれからも強く強く生きていきたいと思います」
という言葉に聞いているこちらも胸が熱くなりました。
最後も「ハッスルフィーバー!」
退団者からの一言の後は
「これからも雪組生も、もうひとハッスルもふたハッスルも、三ハッスルも咲かせていきたいと思います!」
と咲ちゃんらしい言い方で。
そしてそして最後には
「皆様が良いハッスルイブ、ハッスルクリスマス、そしてハッスルニューイヤーを迎えられますように、せーの!」
と言い出し、客席からは笑い声が…
雪組生全員で例の
「ハッスルフィーバー!ほのお〜〜」
をやって大きな拍手のうちにカーテンコールが終わりました。
初日に咲ちゃんが突然始めた時はあーさをはじめみんな戸惑っていましたが(笑)、千秋楽にはみんなも慣れて一体感が増していたのがよかったです。
間に退団者をはさんではいましたが、ひらめちゃんもあーさも楽しそうに咲ちゃんと一緒に「ほのお〜〜」と両手をひらひらさせていた図がなんとも微笑ましかった♡
これからの雪組トリデンテに期待です
次の雪組は年明けに2つのチームに分かれての公演となります。
一つは縣千主演のバウホール公演。
そして彩風咲奈・朝月希和・朝美絢の3人は東京国際フォーラム ホールCで『ODYSSEY-The Age of Discovery-』というショー作品に出演です。
ポスターも3人で写っていましたが、この3人を中心にどのような世界観が繰り広げられるのか楽しみです。
さききわコンビにあーさも加わったこの新しい雪組トリデンテのこれからに期待の気持ちでいっぱいです。
読んで頂き、ありがとうございました。
ブログランキングに参加しています。ポチして頂けるとうれしいです。
ポチの先はブログランキングなので、他の宝塚歌劇のブログをご覧になれます。